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フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットを徹底解説!

2021.06.21

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フロントエンドエンジニア

目次

    この記事の読者の方には、未経験からエンジニアを目指しているという方や、既にエンジニアとして働いているけれど、職種を変えてエンジニアとしてチャレンジしようか悩んでいるという方が多いと思います。

    一概にエンジニアといっても、ユーザーが触れる部分を設計・開発するフロントエンドエンジニアや、システムの裏側にあるロジックを設計・開発するバックエンドエンジニア、開発したシステムを正常に動かすための環境づくりをするインフラエンジニア、システムの運用や保守をサポートするカスタマーサポートなど、エンジニア内で様々な職種があります。

    というのも、システムの開発にあたっては、ユーザーが使う画面やユーザーが画面上で行った行動に対する処理などシステム全体を動かすために、それぞれのシステムが複合的に絡み合っており、またシステムの機能を維持するためのメンテンスが必要になるため、このようにエンジニアの中でも職種が分かれています。

    その職種の中でも、年収に差があったり、独立のしやすさに差があるので、エンジニアとして働くにあたってどの職種で働くのかという観点は非常に重要になってきます。

    今回はその中でもフロントエンドエンジニアという職種に重点を置いて見ていきます。

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    フロントエンドエンジニアとは?

    フロントエンドエンジニアとは、「フロント」という文字が正面・前方という意味を表すように、Webサイトにおける見た目の部分の実装を担当するエンジニアとなります。

    皆さんが見ているこのWebサイトも、サイト全体のデザイン、文字をクリックしたときの仕様、画像や文字の配置など、皆さんが見ている・操作している部分の実装はフロントエンドエンジニアによって、行われています。

    フロントエンドエンジニアと対照的に比較されるのが、バックエンドエンジニアです。バックエンドエンジニアは、「バック」が後ろという意味を表すように、Webサイトの裏側の部分の実装を担当するエンジニアとなります。

    例えば、当サイトで運営しているフリーランスエンジニアのための求人情報サイト「テックキャリアフリーランス」では、会員登録をする部分がありますが、会員登録の入力フォームの見た目はフロントエンドエンジニアが、入力フォームに入力された内容をデータベースに保存し、ログインの際に入力内容とデータベースの情報を照合するといった実装はバックエンドエンジニアが行います。

    このように、フロントエンドエンジニアはユーザーから見える部分の実装を行いますが、バックエンドエンジニアはユーザーから見えない部分の実装を行うことになります。フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアとの違いはそこです。

    フロントエンドエンジニアの仕事内容

    フロントエンドエンジニアが手掛ける具体的な仕事内容としては、HTML、CSS、JavaScriptといった言語を活用してブラウザで表示するWEBサイトを構築している作業があげられます。デザイナーが設計した仕様書をもとに、最前線でコードを書く役割を担います。

    フロントエンドエンジニアの平均年収

    弊社調べのフリーランス・フロントエンドエンジニアの平均月額単価は73万円です。単価の幅は下限で40万円、上限が110万円となっています。共に案件数が5以下です。一方、案件数が最多で230件の単価は80万円です。
    単純計算で、単価に12をかけた場合、平均年収の推移は約480〜1320万円で、全体の平均は約880万円です。

    フロントエンドエンジニアの将来性

    フロントエンドエンジニアは、安定して大量の案件が出されていることから、今後も高い将来性が期待できると考えられます。

    IT業界ではフロントエンドエンジニアは含めた人材不足が続いているため、フロントエンドエンジニアに対する需要はこれからも高いといえます。

    ただしフロントエンドエンジニアは、未経験からでも比較的始めやすい職種でもあります。そのため、ライバルが多く、激しい競争にさらされると予想されます。

    競争から一歩抜け出すためには、WEBデザインについての高度な知識を身につけたり、普通のフロントエンドエンジニアが学ばないようなプログラミング言語にも精通していることが求められます。

    フロントエンドエンジニアに必要なスキルセットは?

    ここでは、フロントエンドエンジニアが必要とするスキルセットについてお伝えしていきます。

    エンジニアの場合は当然ですが、プログラミング言語を用いて実装を行っていきます。そこで、フロントエンドエンジニアとして必要となるプログラミング言語をご紹介します。

    HTML&CSS

    まずは、HTML&CSSです。Webサイトの見た目の骨組みを作るプログラミング言語です。

    HTMLはHyperText Markup Languageという文字の略で、こちらでWebサイトの構造・要素を作っていきます。例えば、Web上でのブログに見出し、写真、他サイトへのリンクを挿入する場合には、HTMLの記述が必要となります。メニューの配置、ロゴの配置にもHTMLの記述が必要です。

    一方で、CSSはHTMLによって記述した要素に装飾をするためのプログラミング言語です。例えば、HTMLによって記述した見出しの部分の色を赤色にする・太字にするといったことが可能です。

    これらHTML&CSSはWebサイトを作る上で必要不可欠な土台となり、Webサイト全体・詳細なデザインに大きな影響を及ぼします。

    JavaScript

    続いて、JavaScriptです。先程紹介したHTML&CSSだけでもWebサイトは構築できますが、JavaScriptを利用することで動きのあるWebサイトを構築することができます。

    例えば、ユーザーがある文字をクリックした際に、その文字が赤色で表示される、画像にカーソルを当てると画像が薄くなって表示されるといったように、ユーザーのアクションに対して変化を追加できるというのがJavaScriptの魅力です。

    HTML&CSSだけでは静的な処理しか実装出来ませんが、JavaScriptを利用することで動的な処理を実装し、動きのあるWebサイトを構築できます。近年では、ほとんどのWebサイトでJavaScriptが実装されているので、JavaScriptを扱えることはフロントエンドエンジニアとして必須だと言えます。

    UI・UX

    UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)と知見があると市場価値の高いフロントエンドエンジニアになれます。

    UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーが視覚として触れる情報のことです。ひと目で見やすい、伝わりやすいといった見た目を指します。UI(ユーザーインターフェース)が優れていると、ユーザーはサービスを使ってみようという気になってくれます。

    UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、サービスの使い心地のことです。実際にユーザーがサービスを使っていく中で、スムーズに使えるということが理想です。もしそうであれば、ユーザーはサービスを継続的に使ってくれるでしょう。

    より使ってもらえるサービスにするには、このUI・UXの知見が大事となり、フロントエンドエンジニアに求められている知見となるでしょう。

    CMS構築

    CMSというのは、WordPressやMovableTypeなどの、WEBサイトを構築するためのベースとなるツールのこと。私たちがWEBサイトを新たに作ろうと考えたときには、必ずと言っていいほどCMSを利用します。

    したがって、CMSをイチから構築してエンジニアやクライアントが使いやすいWEBサイトを作れるよう、基礎知識を身につけておくことがポイントです。主要なCMSの機能や特徴、必要な言語などは一通り学んでおくといいですね。

    デジタルフレームワーク

    プログラミングだけではなく、デザインの世界でもフレームワークは存在します。具体的には、BootstrapやBulmaといったCSSのフレームワークです。最近ではこれらのフレームワークを使ってCSSを扱うのが主流で、フロントエンドエンジニアの求人や案件の募集では必須スキルとなっているほど。こちらもプログラミング学習と一緒に学ぶことをおすすめします。

    サーバーサイド

    ユーザーから見えるWEBサイトを構築するのがフロントエンドエンジニアですが、ユーザーから見えない部分のシステムを構築するのがサーバーサイドエンジニアと呼ばれます。単にフロントエンドの知識しか持たない人よりも、サーバーサイドの知識も持っている人の方が効率的に開発を進めることができるはず。市場からの評価も高まりやすいため、フロントエンド開発に慣れてきたらぜひサーバーサイドの経験も積んでみましょう。

    フロントエンドエンジニアに資格は必要?

    続いて、フロントエンドエンジニアに資格は必要か?という疑問です。結論から言うと、ほぼ必要がないと言えます。

    HTML5プロフェッショナル認定試験というHTMLのマークアップに特化した資格や、Webクリエイター能力認定試験というHTML&CSSを用いたマークアップのスキル、Webデザインのスキルを試す資格試験があります。

    自分のスキルを試すためには有用であると言えますが、実務経験の方が転職時に重要となります。

    転職時には、現場で考えて工夫したことや、ユーザーの行動を意識して設計した経験などの方が資格に比べて有用であると言えます。

    また、未経験者がフロントエンドエンジニアとして転職する場合には、実務経験ゼロの方も多いと思いますが、そのような方はポートフォリオを持参すると良いでしょう。

    つまりは、自分自身で制作したWebサイト・作品になります。これを持参することで実務経験は無くともどのくらいのスキルがあるのか相手に理解してもらえます。

    フロントエンドエンジニアは習得スキルから他の職種に転向はできる?

    フロントエンドエンジニアのスキルを用いて他の職種に転向は可能か?という疑問ですが、Webデザイナー、UI・UXエンジニアとして転向しやすいといえます。

    まず、Webデザイナーですが、よりデザイン寄りの職種となります。

    HTML&CSSをこちらも扱うので、求められるスキルは類似する部分があります。Webデザイナーでは、Webサイトの構成とレイアウトを決め、ロゴやアイコンなどのデザイン、それらの配置を決め、実際にコーディングを担当します。

    また、UI・UXエンジニアですが、UI・UXの設計を主に行う職種となります。

    こちらも見た目の部分に関する仕事なので、HTML&CSSやJavaScriptを扱い、UI・UXを設計する、ユーザーの行動を分析し、それをUI・UXにフィードバックするといったことが仕事となります。

    まとめ

    「フロントエンドエンジニアのスキルセット」というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

    1. フロントエンドエンジニアとは、Webサイトにおける見た目の部分の実装を担当するエンジニア
    2. フロントエンドエンジニアは、HTML&CSS、JavaScript、UI・UXの知見が必要となる
    3. フロントエンドエンジニアはWebデザイナー、UI・UXエンジニアに転向しやすい

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