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フリーエンジニアとは? 年収から保証まで徹底解剖

2019.03.05

mazaichan

年収(フリーランス)

目次

    フリーエンジニアとは

    フリーランスエンジニアとは企業に属すること無く、自分一人で企業の開発チームに入り、成果物を納品していくエンジニアの事です。実際に自分で案件を取ってくる場合もあれば、エージェントを利用して案件を紹介してもらい、そこにアサインされる場合もあります。

    会社員のエンジニアとの違いは契約形態や勤務に関する保証という面にあります。

    まず、契約形態ですが、会社員エンジニアの場合は中間管理職や営業担当者がクライアントとの話し合いによって月間の単価を決めるため、自分が所属している会社と雇用形態を結びます。一方で、フリーランスエンジニアの場合は直接クライアント企業と契約の交渉を行うため、月の稼働時間や単価、業務内容、契約期間などの契約関わる取り決めは全てクライアント企業との話し合いになります。

    続いて勤務に関する保証ですが、会社員エンジニアの場合は急に病気になって出勤できないとなっても所属している会社から手当が出たり、有給を使って休むという事ができますが、フリーランスエンジニアの場合はそれらができず、休んだ分は給与から差し引かれることになります。この面で会社員エンジニアに比べてリスクが高くなっています。

    契約形態や勤務に関する保証を見て分かる通り、会社員よりも自己責任を問われます。自分にかかる責任が大きいですが、その分会社員よりも給与の高い案件を受けれる可能性が高く、そこに魅力を感じてフリーランスエンジニアとして活躍している方が多いです。

    実際にフリーランスエンジニアは自分自身の技術を商品として企業に売っていくため、自身で持っているスキルが非常に重要になります。

    そんなフリーランスエンジニアについて見てきましたが、果たして年収は高いのかどうかということが一番気になると思います。実際にフリーランスエンジニアは年収が高いのかどうなのか正社員と比較してみていきます。

    正社員と比べて年収を考察

    フリーランスエンジニアは正社員に比べて年収は良いのか?というテーマです。結論から言うと、スキル・経験があるフリーランスエンジニアの方は正社員として働くよりも年収が高い場合は多いです。

    フリーランスエンジニアとして働く場合は自分で案件を取ってくる場合もあれば、エージェントを利用して案件を紹介してもらい、そこにアサインされる場合もありますが、月収が100万円超える案件も数多くあります。特にエージェントに頼らずに自分で案件を取ってくる営業力のある方は取引先と交渉して案件の料金を決めるため、月収は青天井です。

    一方で、フリーランスエンジニアとして働く場合は継続的に案件を受注していないと、収入が入ってこないという状況もありえます。そのため、案件を受注できるだけのスキル・経験がないという方は正社員の方が稼げる場合が多いです。

    手取り金額も異なる

    また、フリーランスエンジニアと正社員では手取り金額も異なってきます。なぜなら、フリーランスエンジニアは個人事業主として働くため、正社員と税制が異なってくるからです。

    フリーランスエンジニアと正社員で、税金はどちらのほうが高いのかということに関して結論を述べると、ある程度節税対策を行っていれば、フリーランスエンジニアの税金の方が安く済みます。これは節税対策をすることによって、納める所得税が変わってくるからです。

    例えば、何の節税対策もしていない年収1000万円のフリーランスと会社員がいた場合、手取り額はフリーランスの方が71万円ほど低くなります。これはフリーランスの場合の所得税が大きいためです。ここで、節税対策をすることで納める所得税を減らし、その分の手取りを増やすことができます。

    フリーランスエンジニアは確定申告という所得税を確定させ、確定させた所得税を国に申告し、収める行為が必要なりますが、その際に経費額と所得控除額の2つを上げることで、納める所得税を減らすことが出来ます。

    このように節税意識を持ち続けることで、正社員に比べて手取りを増やすことが出来るということがフリーランスエンジニアの一つのメリットです。


    社会保障はどうなる?

    フリーランスエンジニアの年収について見てきました。年収は正社員と比べて変動しやすく、正社員の時と比べて自分自身の工夫次第で手取りの金額もコントロールできるということがわかりました。

    正社員の場合は給与という報酬以外に、福利厚生や保険があります。これらの社会保障はフリーランスではどうなっているのか見ていきます。

    まず、正社員の場合は社会保険というものに入っています。労災保険という言葉を聞いたことはないでしょうか。労働中に発生した怪我や病気に対して医療費が出るという保険であり、この保険は会社員であれば自動的に加入されることになります。

    ただ、フリーランスの場合はこの保険は任意加入となってしまいます。しかも、フリーランスとしての任意加入であると、会社員時代に出ていた業務中での怪我や病気に対しての医療費負担である傷病手当金はもらえません。フリーランスとしての業務中の怪我や病気での医療費負担を減らすには民間の保険に入るしかありません。

    また、保険料に関しては今まで会社と個人で折半して払っていたものを、今度は個人のみで支払わなければなりません。そのため、保険料は今までの2倍になってしまいます。

    福利厚生に関してもフリーランスの場合は当然ないので、自分自身でフリーランスのための福利厚生サービスに加入する必要があります。このようなサービスの代表例としてフリーランス協会のベネフィットプランがあります。

    このベネフィットプランにおいては保険・福利厚生・コミュニケーションツール・会計ツール・金融サービス・法務税務相談・バーチャルオフィス・デザインツール・カウンセリング・コンサルティング・ジョブマッチング・ヘルスケア・家事代行サービスなどが加入によって特典を享受できるようになります。

    今見てきたようにフリーランスの社会保障に関しては自分から加入する必要があり、正社員とは異なり、加入するのに費用がかかってきます。

    その他メリット&デメリットを考察

    続いて正社員とフリーランスを比較したメリットとデメリットを考察していきます。

    フリーランスとして働く上で大きなメリットとしては、参加するプロジェクトやお客さんを自分で選べるという点です。正社員ですと、自分が参加したくないプロジェクトへの参加や相手にしたくないお客さんへの対応がどうしてもある可能性があります。

    ただ、フリーランスは自分自身で仕事を選ぶことができるため、ここは大きなメリットとなります。

    その他大きなデメリットとしては、正社員時代にはあった有給休暇が無くなってしまうことです。有給休暇が取れる日数は会社によって異なりますが、2週間ほど給与が発生しながら休暇を取れる状態が続く会社も多いです。

    フリーランスは有給休暇がないため、休んだ日は収入が入らないのが基本です。そこはデメリットと言えるでしょう。

    まとめ:実力がある方はフリーランスでいる方がメリットがある

    フリーエンジニアとは? 年収から保証まで徹底解剖 というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

    1. フリーランスエンジニアとは企業に属すること無く、自分一人で企業の開発チームに入り、成果物を納品していくエンジニア
    2. スキル・経験があるフリーランスエンジニアの方は正社員として働くよりも年収が高く、ある程度節税対策を行っていれば、フリーランスエンジニアの税金の方が安く済む
    3. フリーランスは社会保障が手薄く、自分で社会保障に加入する必要がある

    フリーランスに関して年収や保証を徹底解剖してきましたが、正社員でいるメリット・デメリット、フリーランスでいるメリット・デメリットは山程あります。それぞれ比較検討する必要がありますが、年収に関しては実力がある方はフリーランスでいる方がメリットがあることがわかったと思います。

    フリーランスとして活動していくにあたって年収や保証の面で不安な方は是非今回の記事を読んで、検討してみてください。

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