フリーランスエンジニアの相場 エージェント利用で単価をあげる

 torritomm | 2019/11/19 - 16:18

フリーランスエンジニアは、会社に勤めるエンジニアとは異なり、基本的に一人だけで事業に取り組む存在です。するとどうしても周囲との比較が難しくなり、「今の単価が割安なのか、妥当なのか」を判断するのが困難になるものです。

そこで今回は、フリーランスエンジニアの単価相場と、単価をアップするために必要なことをリストアップしてご紹介します。

フリーランスエンジニアの単価相場

フリーランスエンジニアにとっての単価相場や平均年収は、さまざまな要素によって決まります。エンジニア自身のスキル・実績に、クライアント企業の規模、そのときのトレンドや運によっても単価は上下するものです。

ですので、エンジニアの単価相場は一概にこのくらいと示すことが難しく、人や環境に依存してしまう側面が大きくあります。それでもフリーランスエンジニア向けの平均単価の目安を示すと、レバレジーズ株式会社が2016年に公表した「フリーランスエンジニア市場動向レポート」が参考になります。

このレポートによると、フリーランスエンジニア向けの1ヶ月あたり契約単価は、60〜69万円の割合がもっとも多くなっています。次の多いのが40〜59万円、その次が70〜79万円ですね。80万円以上の単価を得ているのは6.1%に過ぎず、逆に20〜39万円の単価で働いているエンジニアも2.7%存在します。

この調査をもとに考えれば、およそ9割のエンジニアが40〜79万円の月収を得ていると予想できます。最低でも年収480万円以上が手にできると考えれば、非常に稼げる業界であることが再確認できますね。

参考:https://leverages.jp/images/news/_up/1475716940sb7h1.pdf?1475716976

これだけ多く稼げる理由には、IT業界が慢性的に人手不足であることもあげられますが、社会保険料や雑務が考慮されていない点も忘れてはいけません。

会社員として働くエンジニアは、毎月の給料から社会保険料が天引きされます。一方でフリーランスは、報酬がまるまる自分に手元に振り込まれますが、後から健康保険や国民年金を支払わなければいけません。所得税や住民税も、天引きではなく後から支払うことになります。

また、IT企業では営業を担当する社員や事務を担当する社員も在籍しているはずです。彼らに支払う給料も、会社の利益から捻出されます。この利益をあげているのは、大部分は実際に開発を行うエンジニアと考えてよいでしょう。

フリーランスになって自分の報酬が全部手元に残るということは、つまり営業や事務に関する作業の込みの単価になっていると考えることができます。

こうした社会保険料や営業・事務などの仕事が上乗せされているために、フリーランスエンジニアの単価は高めに推移していることを覚えておきましょう。

単価相場の高い業種・職種は?

では、単価相場の高い業種や職種の傾向はどのようになっているのでしょうか?

具体的な数字を見てみると、。システムエンジニアは、月あたりの単価が70〜80万円、プログラマーは60〜70万円、Webデザイナーは50〜60万円というデータがあります。より幅広い分野の仕事を担当する職種であればあるほど、単価が伸びて年収がアップするというわけです。

なお、職種は同じでもエンジニアが携わる工程によっても、単価に大きな差が生まれます。それほどスキルを必要としない運用保守・テストの仕事を手がける場合には、平均単価は40万円程度に落ち着きます。一方で、PMやコンサルタントなど豊富な知識・経験が求められる上流工程に携わることができると、単価90万円を上回ることも出てきます。

希少性が高い仕事には高い報酬が支払われ、誰にでもできる仕事は低単価で回されることになるのは、フリーランスでも会社員でも同じです。したがって仕事の単価をアップさせるためには、まずは自分のスキルを磨いて希少性を高めることが重要といえるのです。

単価相場の高いスキル

単価相場の高いスキルは?

案件の単価を高めるためには、プログラミングスキルを磨くことが最短の道です。

1つのプログラミング言語しか扱えないエンジニアよりも、複数の言語を習得しているエンジニアのほうが報酬が高くなります。独学で勉強していたレベルよりも、2〜3年の実務経験があるエンジニアのほうが優遇されるのも当然です。

フリーランスになると、どうしても毎日のタスクを消化することに一生懸命になってしまいがちですが、単価を上げて仕事の生産性を高めるためにも、勉強時間を確保してプログラミング言語を習得する余裕を持っておくべきなのです。

また、担当できる工程が広ければそれだけ単価がアップする傾向もあります。特にプロジェクトマネジメントやコンサルティングなど、豊富な知識や経験がなければできないような工程に携わることができるなら、それだけで高い評価が得られます。

そのほかにも、コミュニケーション力があるとさまざまな面で利点があります。毎日の仕事を進める上でも、クライアントと円滑にやりとりできれば相手の評価も上がり、生産性も高まるはずです。

単価交渉する際にも、コミュニケーション力を駆使してうまく自分の実績をアピールすることで、希望通りの単価で仕事ができる可能性が高まります。「自分はコミュニケーションには自信がなくて…」というエンジニアも少なくありませんが、磨いておいて損はないスキルなのです。

フリーランスエンジニアの単価を上げるには

ほかにもフリーランスエンジニアの単価を手っ取り早く上げる方法があります。それはフリーランス向けのエージェントを活用することです。

エージェントというのは、エンジニアとして働きたいあなたと、人材を求めている企業とをマッチングしてくれる存在です。エンジニアのスキルや希望単価をヒアリングして、その条件にマッチする企業や案件を紹介してもらえるというわけです。

エージェントを利用する際には、当然手数料(マージン)を支払わなければいけません。手数料が取られてしまうことに抵抗を覚える方は当然多いのですが、エンジニアにとって不得意な営業活動をエージェントに外注すると考えれば、それほど割高な出費にはなりません。

むしろ、苦手な営業活動に割く時間をゼロにして、全力で開発の仕事に打ち込めるようになれば、生産性が上がって単価がアップすることも十分考えられます。ですので、エージェントを利用するという選択肢は、デメリットよりもメリットが上回ることが多いのです。

信頼できるエージェントを一人でも見つけることができれば、フリーランスエンジニアとしての働き方がかなり楽になってくるはずです。これまで使ったことがなかったという方も、ぜひ利用してみることをおすすめします。

まとめ:エージェント利用で単価UP

フリーランスエンジニアの単価相場としては、40〜79万円の幅に9割のエンジニアが属していると考えることができます。ここまで単価相場が高いのは、社会保険料を天引きしていないことや、営業・事務などの雑務の報酬も上乗せされているからと考えることができます。

ここからさらに単価をアップさせていきたいなら、新たなプログラミング言語を学んだり、コミュニケーション力を磨くのが堅実です。もっと手っ取り早く報酬をあげたいなら、フリーランス向けのエージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

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