フリーランスエンジニアの年収は? 言語や年齢別に調査!

 torritomm | 2020/01/24 - 10:08

フリーランスエンジニアは、一般的に企業に勤めるエンジニアよりも高い年収を受け取っているとされています。社会保険料や住民税・所得税といった税金は自分で支払わなければなりませんが、それを差し引いても手取りの報酬額は高いというイメージが普通です。

では、本当にフリーランスエンジニアは高い年収を得ているのでしょうか?この記事では、職種や言語、年齢といった属性別に、フリーランスエンジニアの年収を紹介していきます。

フリーランスエンジニアの年収は?

それでは早速、フリーランスエンジニアの年収についてみていきましょう。具体的なフリーランスの年収の値については、「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が公表している「IT人材白書2016」が参考になります。

引用:https://www.ipa.go.jp/files/000052198.pdf

このグラフによれば、フリーランスの年収でもっとも多い割合を占めるのは「300万円未満」の層であることがわかります。IT企業に勤めるIT技術者と比べて、低年収の層が厚いことが目立ちますが、一方で高年収の層も厚くなっていることがわかります。

たとえば30代以下の数値を比べてみると、「700万円以上〜1,000万円未満」「1,000万円以上」の層は、フリーランスで8.8%+8.8%=17.6%なのに対して、IT企業IT技術者は5.5%+1.2%=6.7%しかありません。

フリーランスは低年収と高年収、両極端にわかれる傾向があるということですね。

また、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表した「フリーランス白書 2019」には、エンジニアに限らずフリーランス全体の年収を調べたデータがあります。

引用:https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf

その結果は上のグラフの通りで、「200〜400万未満」の層が最多となっています。次に「200万未満」「400〜600万未満」と続きます。中には「2000万以上」と回答している人も0.7%の割合で存在しており、やはりフリーランスは貧富の差が激しい職業であることがうかがえます。

職種別のフリーランスエンジニアの年収は?

続いて、システムエンジニア(SE)やプログラマーといった職種別の平均年収についてもみていきましょう。

職種 フリーランスの平均年収 会社員の平均年収 システムエンジニア(SE) 約700万円〜1000万円 約600万円 プログラマー 約600万円 約500万円 Webエンジニア 約500万円〜700万円 約500万円 フロントエンドエンジニア 約500万円 約400万円 ネットワークエンジニア 約600万円〜700万円 約600万円 テストエンジニア 約400万円〜500万円 約500万円 データベースエンジニア 約500万円〜600万円 約400万円〜500万円 制御・組み込み系エンジニア 約600万円 約500万円〜600万円 プロジェクトマネージャー(PM) 約600万円〜700万円 約600万円〜700万円

全体的にみて、会社員のエンジニアよりもフリーランスエンジニアのほうが年収は高めになる傾向にあります。一般的に会社に勤めるエンジニアは、その会社で働いている営業・事務といった職種の代わりに働く存在となります。

営業や事務がエンジニアの仕事をサポートする役目で、売上を出すのは基本的にエンジニアの力です。エンジニアが稼いだ成果で営業や事務スタッフの給料も払っていると考えれば、どうしても年収が低めになってしまうのは当然でしょう。

ただし、こちらはあくまでも平均の数字です。フリーランスエンジニアは、低年収帯と高年収帯で極端にわかれる傾向がありますので、駆け出しのフリーランスエンジニアの大半は平均を下回る報酬しか手にできない可能性が高いことも知っておきましょう。

言語別のフリーランスエンジニアの年収は?

次に、JavaやPHP、Pythonなどのプログラミング言語別にフリーランスエンジニアの年収をみていきましょう。

求人検索エンジン「スタンバイ」のレポート「プログラミング言語別年収ランキング2018」では、プログラミング言語別の「提示年収の中央値ベスト10」が紹介されています。

順位 言語 年収中央値(万円) 最大提示年収(万円) 求人数(件) 1 Go 600 1,600 2,202 2 Scala 600 1,300 1,489 3 Python 575.1 1,499 9,344 4 Kotlin 575 1,200 961 5 TypeScript 575 1,200 667 6 R 574.8 1,000 220 7 Ruby 550 1,200 11,676 8 Swift 550 1,200 3,353 9 Perl 525 1,200 4,509 10 C 525 1,000 9,347

引用:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html

第1位の「Go」言語は、Googleによって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。構文のシンプルさや動作の軽量さから、社内言語として採用する企業も増えています。最大提示年収はダントツの1,600万円となっており、「稼げる」言語の定番といえます。

他にも注目したいのは、「Python」「Ruby」「C」の各言語です。これらはGo言語と比べると年収は落ちますが、その反面求人数がトップクラスとなっています。求人数が多いということは需要が高く仕事に困らないということなので、安定して稼ぎ続けたい人に向く言語となります。

これから新たなプログラミング言語を習得したいと考えた場合には、ここで取り上げた言語を優先してみると、フリーランスとしてのスキルアップにつながることでしょう。

年齢別のフリーランスエンジニアの年収は?

年齢別のフリーランスエンジニアの年収は?

次に、20代、30代、40代と年齢別でフリーランスエンジニアの平均年収をご紹介します。

年齢 フリーランス平均年収 正社員平均年収 25〜29歳 約700万円 約400万円 30〜34歳 約800万円 約500万円 35〜39歳 約800万円 約600万円 40〜44歳 約850万円 約650万円 45〜49歳 約900万円 約700万円 50〜54歳 約650万円 約700万円 55〜59歳 約600万円 約700万円

おおまかな傾向として、フリーランスの方が平均年収は高く出ています。ただし50歳をボーダーラインとして会社員のエンジニアの年収が上回り、フリーランスよりも稼げていることがわかります。

若いうちはフリーランスの方が有利ですが、年を重ねると会社員として働くエンジニアに軍配があがるという状況がみてとれます。

若いうちからしっかりと稼ぎたいならフリーランス、年をとっても安定して稼ぎたいなら会社員を選ぶ…というように、自分がどんなふうに稼ぎたいかを思い浮かべながらキャリアビジョンを描くのがポイントになりそうです。

対応案件数別のフリーランスエンジニアの年収は?

最後に、対応案件数別にフリーランスエンジニアの年収をみていきます。

先ほども紹介した「フリーランス白書 2019」には、月の平均勤務時間別の年収が報告されています。勤務時間が多くなればなるほど複数の案件を同時並行で進めていると考えられますので、これをもとに年収をみていきましょう。

引用https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf

「フリーランス白書 2019」では、勤務時間が少ない順に「すきまワーカー」「時短ワーカー」「フルタイムワーカー」「ハードワーカー」の4つのカテゴリを設定しています。勤務時間が多くなればなるほど、高年収帯の割合が増え、低年収帯の割合が減少していることがわかります。

ただし、「すきまワーカー」でも年収1000万円以上稼いでいる人が3.8%存在し、「ハードワーカー」でも年収200万未満のフリーランスが8.8%存在しています。

対応案件数が増えて勤務時間が多くなれば稼ぎやすくなることは当然ですが、働きすぎてプライベートな時間がまったく取れないというのも、人生の満足度を下げてしまいます。現在「ハードワーカー」として働いているフリーランスエンジニアの方は、「すきまワーカー」として年収1000万円以上稼げることを目指して、単価アップや時給アップ、生産性向上を目指してみることをおすすめします。

テクフリを活用しよう

フリーランスエンジニアが年収アップを狙うためには、プログラミング言語を習得する方法や単価アップを交渉する方法、より多くの案件を同時並行する方法などが考えられます。しかし、いずれの方法でも自分自身で勉強・交渉・営業などを行わなければなりません。

開発業務が専門のエンジニアからすると、余計な雑務はできるだけ減らしたいところですよね。そんなときに役立つのが、「エージェント」を活用するという方法です。エージェントはあなたの代わりに案件を探し、あなたの希望にマッチした仕事を紹介してくれるサービスです。

techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テクフリ」を運営しています。

テックキャリアフリーランスでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニア一人ひとりをご支援しています。

現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスエンジニアになりたいと考えている方、フリーランスエンジニアから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。

もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテックキャリアフリーランスをチェックしてみてください。

まとめ

フリーランスエンジニアの年収は、職種や言語、年齢などによって変化します。対応案件数や勤務時間を増やせばそれだけ年収が伸びる傾向にありますが、ゆくゆくは単価アップや時給アップで短い時間で高年収を得られるように努力したいところです。

フリーランスエンジニアが年収をアップさせるためには、単価の高い案件を見つけることが一番の近道。「テックキャリアフリーランス」では、フリーランスエンジニア向けの高単価なお仕事を保有していますので、お気軽にご相談ください。

今すぐシェアしよう!

B!


上部へ戻る