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JavaScriptフレームワークのおすすめ10選を比較【2022】

2022.02.02

suzuruka

Javascript

目次

    JavaScriptのフレームワークには数多くの種類があり、サーバーサイドでの利用やスマホアプリの開発もできるようになっています。
    そんなJavaScriptフレームワークの特徴やトレンドを元におすすめ10選を紹介します。

    JavaScriptフレームワークとは

    JavaScriptのフレームワークとは、JavaScriptを利用して開発をする際に必要な機能を、ある法則に則ってつかえるよう標準化したものです。
    例えばJavaScriptを1から書く場合には200行必要な機能が、JavaScriptのフレームワークを利用すると20行だけで済むことがあります。

    フレームワークと似た言葉としてライブラリがありますが、両者の違いは「制御の反転があるかどうか」によります。

    ライブラリの場合、プログラムを動かす主導権はプログラマーが書いたコードにあります。一方でフレームワークの場合、プログラマーが書いたコードはフレームワークによって制御されるのです。

    つまり、ライブラリは主導権がエンジニア側にあり、フレームワークは主導権がフレームワーク側にあると言えます。
    JavaScriptフレームワーク案件はこちら

    JavaScriptフレームワークを利用するメリット

    開発スピードが上がる

    MVP開発やリーンスタートアップという言葉が注目されているように、IT/Web業界では特にサービスを高速で市場に投下することが重要です。JavaScriptのフレームワークを利用するのとしないのでは、開発スピードにかなりの差が生じます。

    例えばJavaScriptのフレームワークには、データベースアクセスの機能やログイン機能などが備わっているのですが、それらをフレームワークなしでエラー無く完成させるには、かなりの時間を要してしまうのです。

    コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる)

    プログラミングに限らず全ての仕事にいえますが、コードの書き方にはその人の個性やクセがでます。
    経験、スキル、年齢、性格、キャリアなど様々な要因によって差が生じるのですが、人が書いたコードを修正するのは、かなり大変な作業です。

    フレームワークを利用すれば、コードの統一性を保持させることができます。
    統一性を保持することにより、多人数開発にも対応しやすくなります。

    バグの減少

    JavaScriptのフレームワークは基本的に大人数のエンジニアに利用されています。そのため、バグはすでに解決されていることが多いです。
    それらのバグが少ないフレームワークを利用して開発を進めると、開発をしたプログラムもバグが少なくなる可能性が高まるといえます。

    フリーランスとして仕事が取りやすくなる

    JavaScriptの中規模、大規模以上案件では、フレームワークが利用されていることがほとんどです。

    特にLaravelは年々ニーズが上昇しているため、JavaScriptエンジニアのフリーランスとして仕事を安定的に獲得するにはキャッチアップは必須といえるでしょう。

    JavaScriptフレームワークを利用するデメリット

    学習期間が必要

    フレームワークを使いこなすにはJavaScriptの理解がある前提で、最低でも数週間は学習をする必要があります。概要を抑えることができても、細かい要望を実現しようとすると調査に更に時間がかかることはよくあります。

    また、ドキュメントは基本的に英語で書かれていることが多いです。

    イレギュラーに対応できないことがある

    フレームワークはいわゆる「よくある機能」を開発する際には有用です。
    しかし、前例が少ない機能を開発したい場合、対応できないことが多々あります。

    フレームワークは決められたルールに則ってサービスを開発していかなければならないため、イレギュラーが多発するようなサービスではフレームワークを利用しないほうが作りやすいことがあるのです。

    おすすめのJavaScriptフレームワーク10選

    jQuery

    jQueryはブラウザのJavaScript用につくられたライブラリです。
    厳密にはフレームワークではないのですが、他フレームワークと比較されることが多いため、今回は対象としました。

    jQueryの学習コストは低く、ファイルを読み込むにはHTMLにコードを一行追加するだけでOKです。また、非常に人気が高く、webサイトのうち7割強に利用されているといわれています。

    React

    React.jsはマーク・ザッカーバーグ率いるFacebookによって開発されている、JavaScriptライブラリです。
    Webサイトよりもボタンやテキストボックスを多様するWebアプリと相性が良く、HTMLでつかうようなタグを埋め込んで実装をします。

    扱いやすさは他のJavaScriptフレームワークと比較すると、やや劣ることはありますが、処理スピードが早く(仮想DOMを設計してからDOMを作成するため)、いろいろな機能をつけることも可能です。

    日本ではVueのライバル的なポジションですが、海外ではReactの人気が圧倒的でFacebookだけでなく、Yahoo、Instagram、Netflixに利用されています。

    Angular

    AngularはGoogleをメインに開発されている、オープンソースのフレームワークです。2016年9月初版がリリースされました。
    JavaScriptではなく、TypeScriptを使用することが推奨されており、HTMLとTypeScript(JavaScript)は分けて書きます。

    特徴は下記です。

    ・MVW(Model View Whatever)フレームワークとよばれている
    ・依存性の注入(Dependency Injection)を利用するため、モジュール間に関数やメソッドを利用可能
    ・データバインドをすることでモデルとコンポーネント双方を自動的に同期可能
    ・スピード重視のアプリや変化量の多いもの、SPAとは相性が良くない

    覚えることは少ないとは言えないのですが、ルールが固まっているので、割とすぐに書き始めることができますし、必要な機能はほとんど揃っています。

    AngularJS

    後身にAngularがあります。
    2021年6月30日にはサポートが終了する予定ですが、現状AngularJSで開発を行っている企業も一定数存在します。

    Vue

    VueはReactと同様にHTMLへJavaScriptを書きます。
    シンプルで学習コストは低く、日本語ドキュメントが充実しているため始めやすいフレームワークです。

    2014年2月、GoogleでAngularJSの開発に関わったエンジニアによって初版がリリースされました。SPAをつくるならVue一択といわれています。

    Backbone.js

    Backbone.jsは名前の通りMVCの骨組みを提供するJavaScriptのフレームワークです。
    実際に実装するにはjQuery、Underscore.jsなどの併用が必須となります。

    Riot.js

    Riot.jsは、非常にシンプルで学習コストが低いJavaScriptのフレームワークです。
    カスタムタグを作成することができて、HTML、CSS、JSを1つのタグにまとめることができ、見通しがよいのが特徴ですね。

    小規模開発にむいているのですが、CoC(設定より規約)のようなルールがないので、当人でルール決めが必要なことに注意です。

    Knockout.js

    Knockout.jsは大規模開発にも簡潔なプログラムを組めます。
    機能はBackbone.js以上、AngularJS以下といったイメージです。

    Vue.jsと同じMVVMを採用しているのでHTMLとJavaScriptの分離が簡単に行えるのが特徴となります。

    Ember.js

    Ember.jsは複雑なwebアプリを管理するための機能と、生産性の高く高速化が可能なツールキットが特徴的なフレームワークです。
    データバインディングやコンポーネントなどの機能もあります。

    Hyperapp

    わずか1KBの超軽量フレームワークといえば、Hyperappです。
    TypeScriptにも対応をしておりReactやVueをもっと効率よくプログラミングできるように設定されています。

    学習コストは並なのですが、情報がネットにあまりないので、そちらは注意が必要です。

    JavaScriptおすすめフレームワークの単価や案件数一覧比較

    JavaScriptフレームワーク案件の単価や案件数はどのくらいなのでしょうか。
    テクフリに掲載されている案件を参考に以下にまとめました。

    JavaScriptフレームワークの単価比較

    弊社調べによるとJavaScriptフレームワークの平均単価は67万円です。単価の幅は下限で62万円、上限が74万円となっています。

    テクフリ調べ 2022/01/28付

    JavaScriptフレームワークの案件数比較

    JavaScriptフレームワークを下記のように比較をしてみました。
    JavaScriptのフリーランスエンジニアとして案件を受注したいのであれば、現状、選ぶべきはReactもしくはVueといえそうです。

    フレームワーク テクフリ案件数 Qiitaの記事数 stackoverflowでの質問数 学習コスト
    jQuery 130 16427 619
    React 371 20989 291
    Angular 114 6659 261
    Vue 490 17468 273
    Backbone.js 3 668 17
    Riot.js 4 496 2
    Knockout.js 4 255 25
    Ember.js 0 219 0
    Hyperapp 103 60 0

    JavaScriptを使用する案件紹介

    フレームワーク Vue.js
    案件名 JavaScript/Vue.js/ESG/SDGs特化したSaaS型データバンクのフロントエンド開発/フルリモート
    月額単価 〜830,000円/月
    最寄駅 東京駅
    業務内容 ESG/SDGs特化のSaaS型データバンクを含む各種プロダクトのフロントエンドエンジニアとして、バックエンドエンジニア等と協力し、
    プロダクトの画面全体を設計・実装を行っていただきます。
    基本スキル

    ・フロントエンドの開発経験3年以上
    ・Vue.jsでの開発経験1年以上

    フレームワーク Angular
    案件名 【 Angular / TypeScriipt 】サービスポータル Webアプリケーション開発
    月額単価 〜880,000円/月
    最寄駅 基本リモート
    業務内容 サービスポータル Webアプリケーション開発でフロントエンドの開発(Angular/TypeScriipt)をお願いします。
    基本スキル ・TypeScript, Angularで一人称で開発できる
    フレームワーク jQuery
    案件名 Java/JavaScript/jQuery/既存製品の不具合修正業務
    月額単価 〜720,000円/月
    最寄駅 都内を予定しております
    業務内容 既存製品の不具合修正業務でございます。
    【案件詳細】
    既存製品の不具合修正
    ※社内からの製品トラブル、仕様に対する問い合わせ対応
    基本スキル ・Webアプリケーションの開発経験(5年以上)
    【言語】Java、JavaScript、jQuery
    ※ 利用言語の経験がなくともすぐキャッチアップできる自信がある方は歓迎
    ・レガシーコードへの機能追加・不具合修正経験

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