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Kotlinフレームワークおすすめ4選と選び方【2022最新版】

2022.10.27

oinari

Kotlin

目次

    Kotlinは、「Javaをもっと簡潔・安全に」という想いから開発されたプログラミング言語の一つです。

    Javaを改良して作られた言語ということもあり、Javaとの親和性が非常に高く、Kotlinを使用している大手企業も少なくありません。

    Javaは歴史が古く、多くの企業で採用されている言語ですが、流行りの言語と組み合わせづらいという欠点があります。

    そのため、より簡潔なKotlinを新たに学習しようと考えるエンジニアの方がいると思いますが、

    「Kotlinのフレームワークって何があるの?」

    「いくつかあってどのフレームワークを使えばいいかわからない…」

    といった疑問をお持ちかもしれません。

    そこで、この記事ではKotlinのフレームワークについて解説していきます。最後まで読んでいただければ、どのフレームワークを学習すれば良いかわかります!

    Kotlinについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

    Kotlinの歴史とこれからを解説

    Kotlinフレームワークとは?

    Kotlinフレームワークとは、Kotlinを利用して開発をする際に必要な基本機能をまとめたソフトウェアのことです。

    フレームワークには、ある程度決まったルールが存在しています。そのため、誰が書いても理解がしやすいという特徴があります。

    また、自分で1から書くと数百行必要なコードが、フレームワークを使うと数十行で解決するのも魅力です。

    フレームワークと似た言葉としてライブラリがありますが、両者の違いは「制御の反転があるかどうか」によります。

    ライブラリの場合、プログラムを動かす主導権はプログラマーが書いたコードにあります。一方で、フレームワークの場合、プログラマーが書いたコードはフレームワークによって制御されるのです。

    つまり、ライブラリは主導権がエンジニア側にあり、フレームワークは主導権がフレームワーク側にあると言えます。

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    Kotlinフレームワークを利用するメリット

    Kotlinを使う上で、フレームワークを利用することにはいろいろなメリットがあります。ここでは、

    ・開発スピードが上がる

    ・コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる)

    ・バグの減少

    ・フリーランスとして仕事が取りやすくなる

    という4点のメリットについて紹介していきます。

    開発スピードが上がる

    MVP開発やリーンスタートアップという言葉が注目されているように、IT/Web業界では特に、サービスを高速で市場に投下することが重要です。Kotlinのフレームワークを利用するのとしないのでは、開発スピードにかなりの差が生じます。

    例えばKotlinのフレームワークには、Androidアプリや、サーバーの開発機能などが備わっているのですが、それらをフレームワークなしでエラー無く完成させるには、かなりの時間を要してしまうのです。

    コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる)

    プログラミングに限らず全ての仕事にいえますが、コードの書き方にはその人の個性やクセがでます。

    経験、スキル、年齢、性格、キャリアなど様々な要因によって差が生じるのですが、人が書いたコードを修正するのは、かなり大変な作業です。

    フレームワークを利用すれば、コードの統一性を保持させることができます。

    統一性を保持することにより、多人数開発にも対応しやすくなります。

    バグの減少

    Kotlinのフレームワークは基本的に大人数のエンジニアに利用されています。そのため、バグはすでに解決されていることが多いです。

    それらのバグが少ないフレームワークを利用して開発を進めると、開発をしたプログラムもバグが少なくなる可能性が高まるといえます。

    フリーランスとして仕事が取りやすくなる

    Kotlinの中規模、大規模以上案件では、フレームワークが利用されていることがほとんどです。

    特にSpring Bootは人気のフレームワークとなっているため、Kotlinエンジニアとして仕事を獲得したい場合、習得しておくといいかもしれません。

    Kotlinのフリーランス案件一覧をチェックする

    Kotlinフレームワークを使用するデメリット

    一方で、Kotlinフレームワークを使用することのデメリットは次の2点が挙げられます。

    ・学習期間が必要

    ・イレギュラーに対応できないことがある

    詳しく見ていきましょう。

    学習期間が必要

    フレームワークを使いこなすにはKotlinの理解がある前提で、最低でも数週間は学習をする必要があります。

    概要を抑えられても、細かい要望を実現しようとすると調査に更に時間がかかることはよくあります。使用者が多くないフレームワークになると、情報量が少なく、調査が難しいこともあるでしょう。

    また、ドキュメントは基本的に英語で書かれていることが多いです。

    イレギュラーに対応できないことがある

    フレームワークはいわゆる「よくある機能」を開発する際には有用です。

    しかし、前例が少ない機能を開発したい場合、対応できないことが多々あります。

    フレームワークは決められたルールに則ってサービスを開発していかなければならないため、イレギュラーが多発するようなサービスではフレームワークを利用しないほうが作りやすいことがあるのです。

    おすすめKotlinフレームワーク4選

    ここからは、人気のフレームワークや、目的によって有用なKotlinフレームワークについて解説していきます。

    1.Spring Boot

    Spring Bootは、JavaのフレームワークであるSpringを改良して開発されたフレームワークです。

    Javaのフレームワークとして開発されたものですが、KotlinがJavaを改良して作られた言語であるため、Kotlinでも使用できるようになっています。

    Springでは、多機能ゆえの複雑さが課題でしたが、Spring Bootではシンプルな設計が実現されています。

    XMLファイルの設定を自動で行うことができる機能なども実装されています。

    Spring Boot公式サイト

    Spring BootはJavaのフレームワークであるため、こちらの記事も是非参考にしてみてください!

    Javaフレームワークとは?おすすめの10選と選び方【2022年最新版】

    2.Ktor

    Ktorは、Kotlinの開発元が公開しているフレームワークです。

    Kotlin自体は2011年に発表された言語ですが、Ktorはリリースが2018年と新しく、現在もなおアップデートされています。

    Ktorは非同期クライアントとサーバーアプリケーションを作成するためのフレームワークで、拡張性が高いのが特徴です。

    Ktor公式サイト

    3.Javalin

    Javalinは、その名の通り、JavaとKotlinで使用可能なフレームワークです。

    シンプルで、軽量である点が特徴です。

    設定次第では、非同期で動かすことができるのも大きなポイントとなっています。

    基礎的な知識さえあれば、すぐに使えるほどシンプルなので、使いやすいフレームワークと言えるでしょう。

    Javalin公式サイト

    4.Jooby

    Joobyは、Java/Kotlin/JavaScriptで使用可能な、マイクロフレームワークです。

    機能を最小限にするために、Java8以降を標準としているので、環境が古いバージョンの場合注意が必要です。(Kotlinの場合は別です)

    マイクロフレームワークと謳っているだけあって、軽量さがウリとなっています。また、拡張性が高いのも特徴です。

    Jooby公式サイト

    Kotlinの単価や記事数は?

    ここまでフレームワークの解説をしてきました。

    では実際の単価や記事数はどのようになっているのでしょうか?

    テクフリに掲載されている案件を参考に以下にまとめました。

    Kotlinの単価

    弊社調べによると、Kotlinの平均単価は78万円です。

    テクフリ調べ 2022/10/13付

    Javaの単価相場と比較してみたい!という方はこちらの記事をご参考にどうぞ!

    Javaフレームワークとは?おすすめの10選と選び方【2022年最新版】

    Kotlinフレームワークの記事数比較

    Kotlinフレームワークの記事数を下記のようにまとめました。

    2022年9月時点では、学びやすさの観点から見ると、選ぶべきKotlinフレームワークはSpring Bootであるといえます。

    フレームワーク Qiitaの記事数 stackoverflowでの質問数
    Spring Boot 4150 173
    Ktor 180 0
    Javalin 11 0
    Jooby 18 0

    Kotlinを使用する案件紹介

    案件名 Kotlin/アプリUI改修
    月額単価 〜770,000円/月
    最寄駅
    業務内容

    ・リリース済みのアプリに対する新規フィーチャ開発、および、品質向上

    ・メイン業務としては、UIの改修や、そのUIにつながるビジネスロジックの実装

    ・業務連絡はすべて英語であり資料なども英語になっているため、英語での会話は必須。日本語は意思疎通できればよい

    基本スキル

    ・OS:Android

    ・言語:Kotlin、経験2年以上

    ・アーキテクチャに関する知識(MVVMなど)

    ・Kotlinでのサーバ通信経験

    ・英語でのコミュニケーション

    ・単体試験に関する知識

    案件名 Kotlin/日本最大級のグルメアプリのAndroid開発
    月額単価 〜990,000円/月
    最寄駅 恵比寿駅
    業務内容

    月間アクセス数1億以上を誇る、日本最大のグルメアプリの開発案件です。

    今回の募集では、Androidエンジニアとしてご活躍いただくことを期待しております。

    【案件詳細】

    ・Kotlinを用いたアプリの設計/開発

    ・企画担当と連携したシステム要件定義

    ・APIのインタフェース設計、API開発を担当するサーバサイドチームとの連携

    ・サービス改善提案

    Java/Kotlin/Clean Architecture/MVP/Rx/Realm/Bitrise/Danger

    基本スキル

    ・エンジニアの経験5年以上

    ・ネイティブアプリの開発経験3年以上

    ・Androidアプリの開発経験2年以上

    ・Kotlinでの開発経験

    ・オブジェクト指向プログラミングの基礎知識

    Kotlin案件について相談する

    まとめ

    この記事では、Kotlinのフレームワークについて解説してきました。

    Kotlinがトレンドになって、利用者が増えていくと、フレームワークの必要性も同時にあがってきます。

    適切なフレームワークを採用することで、作業効率を上げて、良い開発ライフを送りましょう!

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