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~建機DXでグローバルNo.1サービスを目指す~『SORABITO株式会社 遠藤様』お客様インタビュー

2023.02.06

y-saeki

企業インタビュー

目次

    2兆円規模の建機レンタル業界のDX化を進めるパイオニアとして業界を牽引しているSORABITO社。レガシー業務のデジタル化を進めるべく、「RENTAL APP」、現在開発している新規サービス(業務管理クラウド(仮称))の全プロダクトの開発責任者をしている遠藤さんにインタビューを行いました!

     

    【遠藤さんについて】
    NTTデータでエンジニアとしてキャリアをスタートし、PMとして経験を積む。その後、リクルートに転職し自社サービスのプロダクトマネージャーや事業開発などの経験を経て、SORABITO社へジョイン。

     

    ミッションについて

    Q:ミッションについて教えてください。
    A:建機というと街中の建設現場で見かけることはあるかもしれませんが、日常生活の中では身近ではない存在かと思います。ただ、建設現場で稼働する建機の6割以上はレンタルで調達されており、2兆円を超える市場規模を日本だけでも有しています。皆さんにとって身近なレンタカー市場が、8000億円程度であることを考慮すると非常に大きな存在である事が分かるかと思います。

     

    一方、建設機械を取り巻く建設現場は、非常にアナログな業務が数多く残っており、社会的なマクロ観点では、職人高齢化やバブル期入社組の定年に伴う100万人規模の離職予測に伴う生産性向上が喫緊課題となっているのが現状です。また、現場で働く方のミクロな観点でも、建設会社が建機をレンタル注文する場合は電話注文がほぼ100%、注文を受けた建機レンタル会社の受注や商品配送管理は紙やホワイトボードでの記録が大半といった大きな業務負担を抱えているのが実態です。

     

    私達SORABITOは、このような社会課題を解決するため、建機レンタル業務をもっとシンプルに、正確に、スピーディーに変え、無数の建設機械と工事現場をスマートに繋ぐ仕組みづくりを通じて、世界中の明日をつくること(CONSTRUCT TOMORROW)がミッションです。

     

    「レンタルアプリ」について

     

    Q:主力サービスについて教えてください。
    A:建機レンタル会社が管理画面上で簡単にUIや機能をカスタマイズでき、自社専用として作成したアプリを建設会社に配布し利用して貰うSaaS型の建機レンタル注文アプリです。

     

    本アプリを利用すれば、建設会社は24時間365日オンラインで建機レンタル品の注文・返却・管理ができるようになります。現場監督はスマホ画面を職人と一緒に見ながらミスやモレがなく発注でき、担当者や現場ごとに機械の注文・返却状況も把握できるため調達管理が非常にスムーズになるメリットがあります。

     

    また、建機レンタル会社としても、オンラインでの専用注文窓口ができるため、顧客とのコミュニケーションが効率化され、劇的に営業の方の業務負担を減らせます。さらに、よく注文する商品のリコメンドやイベントPRなどもアプリ内で完結してできるため、売上促進のためのマーケティング機能としても利活用できます。

     

    SORABITO社だけの強みについて

    Q:貴社だけの強みや特徴を教えてください。

    A:本業界は他産業と比較しデジタル化がそもそも遅れている現状や、建機レンタル会社様自身からもIT分野で相談できる相手が少ないとコメント頂けるように、現時点で競合と位置付けている企業は存在しません。

     

    強いていえば、業界横断の汎用的DXパッケージを展開する企業や、レンタル会社様自身が横展開としてサービス開発に取り組んでいますが、本業界に特化したバーティカルなプロダクト、かつ建機レンタル会社様と建設会社様の中立的な立場でサービス展開している弊社は独特のポジショニングを形成できています。

     

    また今後、仮に外部から競合が参入してきた場合も、本業界はある意味一筋縄でいかない参入障壁があります。当然といえば当然かもしれませんが、建機レンタル業務を熟知している人間でないとお客様は相手にしてくれませんし、この業界の人間と認めて頂く事は困難です。既存事業を通じて、我々も本業界に長くいるので、SORABITOを全く知らないというレンタル会社様も少なくなり「SORABITOに言えば裏切らない、真剣に捉えてくれる」という認知が設立から7年かけて出来つつあります。

    これは、大きなアドバンテージと捉えていますし、だからこそレンタルアプリも、新参者がいきなりサービス開発しても業界に受け入れて貰えないと認識していたので、まずはお客様の絶対的な信頼を獲得するために既存のサービスに着手した背景もあります。

     

    SORABITO社、サービスの展望について

    Q:貴社やサービスの今後の展望を教えてください。

    A:今回、レンタルアプリを通じて、建設会社とレンタル会社との調達マッチング領域に参入できたと考えています。今後の広がりとして、レンタル会社様側は、レンタルアプリで注文できる時代になるからこそ、レンタル会社様の業務と密接に結びつくようになり、レンタルアプリの活用と合わせて、現在新規開発中のレンタル会社様が利用する業務クラウドと連携していく事で、より業務が楽になる世界が見えてきたと思っています。

     

    また、レンタルアプリの発表に伴い、ゼネコン様や大手建設会社様といった建設業界からも多くのコンタクトを頂けるようになりました。例えば、建設現場では調達と合わせて調達後の資機材管理に苦労している声を頂いています。

     

    このような声に真剣に向き合い、建設会社様のDXにも今後進出していく予定です。
    レンタル会社様と建設会社様をどんどん便利にしていく。その結果、業務が効率化され建設現場がこれまで以上にスマートに動いていく世界を実現することが私達の夢です。2021年5月に資金調達をプレスさせて頂きましたが、本資金でより体制を強化し、これまで以上にスピード感を持って邁進していきます。

     

    開発の魅力について

    Q:ITエンジニアにとって、貴社サービスに携わる魅力を教えてください。

    A:弊社は、社員及び業務委託の皆様合わせて、まだ60名程度のスタートアップですが、その内の6割がエンジニアで構成されるエンジニア中心の会社です。IPAが認定する未踏スーパークリエータなども在籍する非常に優秀なエンジニアが揃っています。

    さらに、Vue.jsやReactなどのSPA開発、AWSやGCPなどのマルチクラウドといったモダンな技術を利用している事は勿論ですが、一部の事業ではSmalltalkといったレア言語をあえて選定し開発しているといった実務だけでなく研究開発側面も持ち合わせ非常に心を擽られる環境ではないかと思います。

     

    マッチするエンジニアについて

    Q:貴社にマッチするエンジニア像を教えてください。(人柄、バックグラウンド、思考など)

    A:弊社エンジニアの共通要素として、建機レンタルビジネス・業務を理解しようというマインドが非常に強いため、エンジニアリングだけでなく企画から多くの声が出る所が特徴的な部分かと思います。

    特に、私が絶大な信頼を置いており参謀役でもあるエンジニアリング部長の高野は、エンジニアとして技術は当然一流ですが「ユーザーに愛されるプロダクトを作ろう」という言葉をよく使っていて、まさに弊社にとっては理想的な人材だと思っています。建機レンタル業界、建設業界、強いてはそこで働く「現場の業務」を支えるプロダクトを作りたいと思える人は、弊社で非常にマッチするのではないかと思います。

     

    Q:更に事業成長を加速させる上で、どういうスキルを持った人材が必要だとお考えでしょうか?

    A:弊社はこれまで限りあるリソースの中で推進してきたため、より幅広く開発できるいわゆるフルスタックエンジニア中心に採用してきました。今後はフルスタックエンジニアと合わせて、より高度な専門能力を持つスペシャリストな人材も必要だと考えています。例えば、品質保証やインフラエンジニア、セキュリティ脆弱性対策、性能チューニングの専門家など。

     

    企業規模はお陰様で非常に拡大している中で、各プロダクトもそれに合わせてスケールできるような耐久性、さらに個別最適から横断最適なアーキテクチャーに変革していく必要があると思っています。専門的な個の知を集結し、より複雑な技術課題に向き合えるそんな人材の方と出会えたらと思います。

     

    アイデンティティーを使い続けている理由について

    Q:アイデンティティーのIT人材支援サービスをご利用いただいていて、貴社のIT人材不足は幾分か解消され、事業成長につながっておりますでしょうか?

    A:まず、心からアイデンティティーさん、田村さんには感謝しています。現在、レンタルアプリに加えて、レンタル会社様が利用する業務クラウドを新規開発していますが、本プロジェクトにアイデンティティーさんからご紹介を受けたエンジニアさんが在籍しています。今では、本プロジェクトのコアメンバーとなっており、彼がいなければ本プロジェクトは頓挫するといっても過言ではありません。

     

    アイデンティティーさんは人材の品質が圧倒的に他社と異なるのが大きな強みだと思いますし、私自身、非常に信頼を置いています。今後も是非、弊社をご支援頂けると助かります。

     

    Q:IT人材不足の昨今、業務委託を活用するメリットについて教えてください。

    A:弊社のようなスタートアップは共通的な課題かもしれませんが、大企業と比較するとどうしても知名度が低く、高スキルな優秀なエンジニアを採用する事に苦労しているのではないかと思います。また、こちらは顧客引き合いが多いという意味では嬉しい反面、急遽エンジニアを急ぎで集め、開発体制を作らなければならない事もあるのが実態です。

     

    このような状況下において、優秀なエンジニアを迅速に紹介して頂けるアイデンティティーさんは欠かせない存在ですし、業務委託さんだからこそ上記課題解決できる事だと考えています。

     

    Q:アイデンティティーに期待することがあれば教えてください。

    A:引き続き質の高い人材の提案をお願いできればと存じます。これ以上は望みません、120%満足しています(笑)
    強いていえば、一度でいいから田村さんと飲み行きたいぐらいですかね(笑)

     

    まとめ

    無数の建設機械と現場とをスマートにつなぐ仕組みづくりを通じて、「世界中の明日をつくる」というミッションを実現すべく2つのプロジェクトを牽引している遠藤さん。
    SORABITO社が建機レンタル業界へもたらすインパクトと2つのサービスの展望に心踊らされました。今後のSORABITO社の活躍に大注目です。

     

    語り手:
    SORABITO株式会社
    プロダクト本部長
    遠藤 俊太朗

     

    取材者:
    株式会社アイデンティティー
    副主任 田村 聡

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