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スポーツで培った経験がフリーランスエンジニアの原点に。バックエンドエンジニアと起業を目指す32歳M.Mさん

2023.02.06

y-saeki

フリーランスエンジニア

目次

    テクフリ ユーザーインタビューVol.5

    フロントエンドエンジニア:M.Mさん

    現在、フリーランスでフロントエンドエンジニアとして活動中のM.Mさん。学生時代に打ち込んだスポーツの経験から年功序列の会社員時代に疑問を持ち、フリーランスへキャリアチェンジした経緯、そして今後の展望などを伺いました。

     

    フリーランスエンジニアという職種を選んだ理由とは?

    ―フリーランスになる前はどのようなお仕事をされていましたか?

     

    まず、学生時代にさかのぼりますが長距離マラソンに打ち込んでいて、推薦で箱根駅伝強豪校に入学しました。卒業後はwebメディアの制作会社へ新卒で入社し、コンテンツ記事の作成などを主に行っていました。その後コンテンツディレクターとして働いていく中で、グロースハックとしてメディア改善のためエンジニアに外注を繰り返すうちに「自分で改善した方が早いのでは?」と思い始め、プログラミングスクールに通い始めたことがエンジニアのキャリアスタートのきっかけです。

     

    その後はWordPressのテーマ開発やHTMLのコーディングからスタートし、その後フロントエンドエンジニアへとジョブチェンジしました。もともとはバックエンド志望なので、将来的にはサーバーサイドエンジニアなどを経験しフルスタックエンジニアを目指しています。

     

    ―フリーランスとして働こうと思ったきっかけは何でしょうか?

     

    前職が年功序列など日本の古い慣習が残る職場で、前々からその環境に疑問を抱いていました。正社員時代の会社では特に何も仕事で成果を上げていないのにもかかわらず文句を言う人や、上司に媚を売る人などが多く「自分はこうなりたくない」という気持ちが強くなっていました。

     

    特に私は長年のスポーツの経験から、技術や実力が上がればステップアップできる環境を求めていたので、時間の使い方も自由なフリーランスはとても合っていると実感しています。

     

    ―フリーランスになるにあたり不安な点はありましたか?

     

    フリーランスになるにあたり、ポジティブなので特に不安はありませんでした。唯一挙げるとしたら、自分の技術レベルがわからないので「すぐクビになるのでは?」という不安はありました。でもポジティブなのでダメだったら次に行けばいっかという前向きなモチベーションではいましたね。

     

    ―フリーランスになる前と後ではどのような変化がありましたか?

     

    フリーランスになった直後に働いた会社が、正社員と業務委託の垣根がなく、コミットメントさえすればいいというとても働きやすい環境でした。作業をすれば認めてくれる仕組みで、正社員にはない自ら動くというフリーランスならではのスタンスが身につきました。

     

    M.Mさんが案件を選定する際に重視しているポイントとは?

    ―今回稼働している案件の選定ポイントはなんだったのでしょうか?

     

    仕事選びの際に重視しているポイントですが、お金のことはあまり考えていません。私が重視するのは「チームの雰囲気」です。新卒で入った会社が悪口が横行する職場だったのもあり、TPOを遵守するチームであるかどうかを会社選定の判断基準にしています。

     

    その見分け方ですが、面接時に「尖った人はいませんか?」と聞くようにしています。面接に同席しているマネージャーの顔を見ればわかるのですが「いません」と言い切れる方の場合は信用していいと思います。逆に答えに渋る場合はおすすめできません。

     

    フリーランスエンジニア向けエージェント会社に抱く正直な印象

    ―われわれのようなエージェント会社に対してどのような印象を持っていますか?

     

    実はテクフリさんでエージェントは3社目なんです。

     

    1社目のエージェントでは、紹介を受けた2社のうちA社に決まりかけていましたが、エージェントに「B社がどうしても話を聞きたいと言っている」と伝えられたためA社を蹴って面接を行いました。しかしふたを開ければB社で圧迫面接を受け、事前にエージェントから聞いていたことと異なり信頼を失ってしまいました。

     

    2社目のエージェントでは、非常によくさせてもらいましたが、担当の女性が次の案件を勧めたいからという本当の理由を隠し、私に別の理由を伝え当時稼働していた会社を変更しようとしてきました。ここでも本当の背景を隠しうそをつかれたと感じ、信用できなくなりました。
    エージェントはトップダウン方式で、エンジニアにはとりあえず勤めるだけ勤めさせて案件を次々とこなしてもらう、というスタンスの企業が多いんだろうなという印象でした。

     

    ―エージェント会社を選ぶ際にどのような点を重要視していますか?

     

    営業の1発目に女性を使わない会社」を重視しています。今までお世話になった会社はどちらも一発目に女性を使う会社でしたが、クレームは女性に言いにくいという心理を利用しているように感じるので警戒はするようにしています。

     

    ―当社のカウンセラーのご評価をお願いします。

     

    担当してくださっている松元さんはとても明るく、受け身で聞いてくれるためストレートに相談しやすいです。また、迅速に動いてくれることと、“報・連・相”がしっかりしているので安心して信頼を置くことができています。

     

    ITフリーランス専門エージェント【テクフリ】について

    ―どこでアイデンティティー(テクフリ)を知りましたか?

     

    アイデンティティーさんからの連絡で知りました。当時エージェント系のまとめサイトに登録していたときに、プロフィール欄に「指定の時間帯に連絡をしてこないでください」と表記していましたがほとんどのエージェントはその時間帯に連絡をしてきました。しかしアイデンティティーさんは唯一その時間帯を避けて電話をかけてくれて良い印象だったのがきっかけです。

     

    ―なぜアイデンティティー(テクフリ)を選んで頂けたのでしょうか?

     

    多くのエージェントは登録してから案件紹介まで待たされることが多い印象ですが、アイデンティティーさんは対応が早く、登録してから案件紹介までがスピーディーだったので任せようと思いました。

     

    ―アイデンティティー(テクフリ)を通して稼働している会社のエンジニアさんはどのような方がいますか?

     

    私が現在稼働している企業のエンジニアさんは自発的で年齢に関係なく技術力を持つ方が多い印象です。特にマネージャークラスの人は物腰が柔らかく、会社の判断として人をみている点からもしっかりした企業だと高印象を持っています。その理由としてリードエンジニアのMさんの人柄の素晴らしさから良い人が自然と集まっているように感じられます。

     

    ―アイデンティティー(テクフリ)に改善してほしい点は何でしょうか?

     

    請求書周りに関して特に改善が必要だと感じています。今まで利用していたエージェントは請求書の仕組みがありましたが、現在は稼働先が法人会社というのもあり請求書を自分で作成しなければならないのでこの点はぜひ改善してほしいですね。

     

    テクフリの福利厚生プログラム【ITフリーランスコンソーシアム】について

    ―当社ITフリーランスコンソーシアムと言うITフリーランスに安心安全にご就業頂くためのプログラムを提供していますが、ご利用されていかがでしょうか?

     

    出前館の1000円クーポンをよく利用させてもらっています。毎月出前館のクーポンが配布されるのが地味にテンションが上がります。

     

    M.Mさんの今後のキャリアプランとは?

    ―直近3年以内で、今後どのようなキャリアプランを考えているのでしょうか?

     

    自分自身ではエンジニアの才能はないと感じているので、PM(プロジェクトマネージャー)に進みたいと考えています。ディレクターの経験は過去にあるのでエンジニアの経験を今のうちに積んで、プロジェクトマネージメントみたいなことをやっていきたいです。

     

    3年後のプランとしては、将来的に会社を設立したいと考えているのでグロービスの経営大学に通うことを念頭に、時間を作って経営の勉強をしていきたいです。具体的には、私自身が陸上の長距離走選手だった経験から、スポーツ選手のセカンドキャリアの分野などの支援をしたいと考えています。

     

    ―現在注目している技術は何でしょうか?そしてそれはなぜでしょうか?

     

    AWSは外せないと感じています。

     

    1、2年前まではReact、Vue.jsなどに注目していましたが、それらを動かす土台となるもの、つまりバックエンドの環境やインフラ環境が結局一番大事になるので、特にAWSで落ちない仕組みが重要だと考えています。

     

    また、その他の技術でPythonやDjangoも注目されていますが、これらは大量のデータがあるときにしか活用しないと考えると、エンジニアの根本的な動きという考え方からReact、Vue.js、Angular等のコンポーネント指向は今後も残ると考えています。しかし、技術革新という意味ではフロントエンド、バックエンドともに大幅には変わらず、サーバー周りのみ大きな確変が来たり、はやりが来るのでは?と予想しています。

     

    ―そのような技術情報はどのように収集しているのでしょうか?

     

    技術情報収集として一番適切なのは“話題のすごい先輩に会うこと”や“リアルな現場の意見を集めること”ですが、正直フリーランスのエンジニアがそれを行うことは難しいので、私は現場の先輩に「こういう技術ご存じですか?」と自ら質問して情報収集しています。近しい人からの一次情報が最も本質的でリアルな声なので、ネットの記事よりも現場の声を重視しています。

     

    これからフリーランスを目指す人へアドバイス

    ―最後にこれからフリーランスになる方にアドバイスをお願いします。

     

    コミュニケーションに自信がない人はフリーランスはやめるべきだと考えています。

     

    コミュニケーションとは最低限のあいさつやSlack上の会話などのことで、言葉遣いや礼儀など最低限のTPOがフリーランスには重要です。フリーランスを目指す人はコミュニケーションが尖っている人が多い印象ですが、会社でチームで動いて成果物を出すというフローにおいて、チームマネジメントに響く人はそぐわないと考えます。

     

    また、フリーランスはお金や自由に働けることにフォーカスが当てられがちですが、実際は自分の働き方の割合を決めたり変えたりできることがフリーランスのメリットです。そういう意味で、お金を中心にフリーランスを考えている人にはおすすめしません。

     

    短期間で特定の技術を高めたいという人にフリーランスはぴったりです。具体的にいま現在ReactとTypeScriptを学びながら仕事をしていますが、私のように過去の経験をもとに最終的に別の目的を持つ人に向いていると考えます。目的の技術の習得後、次に高めたい技術がある場合はまた次の現場を紹介してもらって自分のスキルセットを高めていきながら、最終的に正社員となるのか起業するのかなど、フリーランスの期間を設けることがおすすめです。

     

    語り手:M.Mさん
    新卒としてwebメディアの制作会社へ入社後、現在はフロントエンドエンジニアとして活躍。バックエンドエンジニアと起業を目指しながら、現在はテクフリを通してフリーランスとして稼働中。

     

    取材者:
    株式会社アイデンティティー
    代表取締役 今野力

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