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【2026年最新版】フリーランスの面談でよく聞かれる質問170選〜テクフリの面談データ約1,800問で見る傾向と答え方〜

更新日:2026/09/17

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目次

    3つの質問に答えるだけで単価相場を診断&おすすめ案件をご紹介!単価相場を確認してみる

    フリーランスとして案件に参画する前には、ほとんどの場合、企業との面談があります。スキルシートでは十分な経験が伝わっていても、面談で「この人に任せたい」と思ってもらえなければ、参画は決まりません。

    本記事では、テクフリが2026年2月から9月にかけて企業と実施した面談で、企業から出た約1,800問の質問を分析しました。職種を問わずよく聞かれる質問、職種別に聞かれた質問、自己紹介や回答の組み立て方、答えにくい質問や逆質問への備えまで、面談の前に確認しておきたい内容をまとめています。

    この記事でわかること

    • テクフリの面談データでは、1回の面談で企業から聞かれる質問は平均7問
    • 最も多くの面談で聞かれたテーマは「チームでの役割・リード」で、面談の53%に登場
    • AIの活用について聞かれた面談は44%。4〜6月の約4割から、7〜9月は約5割に増えている
    • 職種をまたいで最も多くの案件で聞かれた質問は「AIの活用経験」で、12職種の面談に登場
    • 職種共通の質問20問と職種別の150問、自己紹介と回答の組み立て方、答えにくい質問と逆質問への答え方

    調査概要|テクフリの面談データについて

    テクフリは、2026年2月18日〜9月15日に企業と実施した面談259回で、企業から出た1,814問の質問データを保有しています。本記事は、このデータをもとにフリーランスの面談で聞かれる質問の傾向を分析したものです。

    項目 内容
    データ保有元 テクフリ(運営会社:株式会社アイデンティティー)
    調査期間 2026年2月18日〜2026年9月15日
    対象 テクフリを通じて、フリーランスと企業が実施した面談259回
    質問数 1,814問(1回の面談あたり平均7問)
    対象職種 サーバーサイドエンジニア、プロジェクトマネージャー、デザイナーなど約30職種(本記事では主要14職種を掲載)
    集計方法 質問文に含まれる語句をもとにテーマを分類。類似の質問は1つにまとめて集計

    ※ 掲載している質問は、企業や個人が特定されないよう表現を一般化しています。1つの質問が複数のテーマに該当する場合があります。


    フリーランスの面談とは?正社員の面接との違い

    フリーランスの面談は、企業が「この案件を任せられるか」を確かめる場です。正社員の面接と違い、入社後の長期的な活躍よりも、今のプロジェクトで即戦力として動けるかどうかが見られます。

    フリーランスの面談は、業務委託契約を結ぶ前に、企業の担当者とフリーランスが顔を合わせて行う打ち合わせです。案件によっては、案件面談、SES面談、顔合わせなどと呼ばれることもあります。形式は面談ですが、実際にはスキルや進め方が案件に合うかを判断される場なので、事前の準備が結果を大きく左右します。

    正社員の面接との違い

    項目 正社員の面接 フリーランスの面談
    見られること 長く活躍できるか、社風に合うか 今の案件ですぐに成果を出せるか
    志望動機 ほぼ必ず聞かれる 比重は小さい。案件に関心を持った理由を聞かれる程度
    経験の聞かれ方 これまでの成長やポテンシャル 案件に近い経験を、どこまで自分で担ったか
    条件の確認 入社後に決まることも多い 出社頻度、稼働日数、開始時期などをその場で確認されやすい
    回数 複数回が一般的 1回、多くても2回程度で決まることが多い

    テクフリの面談データでも、出社の可否や稼働日数など、働き方や条件を確認する質問は約3割の面談で出ていました。スキルが合っていても条件が合わずに見送りになることがあるため、条件は面談の前に整理しておく必要があります。

    企業が面談で確認していること

    面談で企業が確かめているのは、大きく分けて次の3つです。

    • スキルの再現性:スキルシートに書かれた経験を、どこまで自分の判断で担ったか
    • 進め方の相性:チームでの役割、関係者との調整、報告や相談の仕方が現場に合うか
    • 条件の一致:稼働日数、出社頻度、参画時期、並行している案件の状況

    企業との面談と、エージェントの登録面談の違い

    「フリーランスの面談」という言葉は、エージェントに登録したときの面談(カウンセリング)を指すこともあります。登録面談は、エージェントが経歴や希望条件を聞き取り、合う案件を探すための場です。一方、本記事で扱う企業との面談は、特定の案件への参画を判断する場です。

    登録面談で強みや希望条件を整理しておくと、その内容を企業との面談での受け答えにもそのまま生かせます。


    フリーランスの面談の流れ

    企業との面談は30分〜1時間ほどで、自己紹介、経験についての質問、案件の説明、条件の確認、逆質問の順に進むのが一般的です。

    面談の流れ(6ステップのフロー図)

    1. 挨拶と参加者の紹介:エージェントの担当者が同席する場合は、担当者から候補者を紹介することもあります。
    2. 自己紹介(経歴説明):1〜2分で、直近の案件と得意な領域を伝えます。
    3. 経験についての質問:スキルシートの内容をもとに、担当範囲や判断の理由を深掘りされます。テクフリの面談データでは、面談全体で企業から出る質問は平均7問です。
    4. 案件の説明:企業から、プロジェクトの状況、チーム体制、期待する役割が説明されます。
    5. 条件の確認:稼働日数、出社頻度、参画時期などを確認します。
    6. 逆質問:最後に「何か質問はありますか」と聞かれます。

    案件の説明が先に来る場合や、自己紹介を省いてすぐに質問に入る場合もあります。流れが変わっても慌てないよう、パートごとに話す内容を準備しておくと安心です。


    【調査結果】フリーランスの面談で聞かれた質問のテーマ

    テクフリの面談データでは、最も多くの面談で聞かれたテーマは「チームでの役割・リード」(53%)でした。「設計・技術選定」と「AI活用」がともに44%で続きます。

    テーマ別:質問が出た面談の割合

    テーマ別の質問が出た面談の割合(横棒グラフ・15テーマ/1〜3位に王冠マーク/各テーマに割合を表示)

    順位 テーマ 質問が出た面談の割合 主な質問の例
    1 チームでの役割・リード 53% チームでどんな役割を担っていたか
    2 設計・技術選定 44% アーキテクチャや技術の選定にどう関わったか
    3 AI活用 44% 開発や業務でAIツールをどう使っているか
    4 コミュニケーション・調整 39% 関係者との調整や合意形成をどう進めたか
    5 テスト・品質・レビュー 37% テストやコードレビューで何を意識しているか
    6 要件定義・上流 37% 要件定義や仕様の整理に関わった経験
    7 難しかった経験・障害対応 35% 最も難しかった課題や障害をどう解決したか
    8 志向・キャリア・人柄 34% 今後のキャリアや案件選びの軸
    9 働き方・稼働条件 31% 出社頻度や稼働日数の確認
    10 キャッチアップ・興味関心 20% 新しい現場や技術にどう慣れていくか
    11 インフラ・クラウド 18% AWSなどの構築・運用経験
    12 見積もり・進捗管理 17% 工数見積もりやスケジュール管理の方法
    13 デザイン・UX 14% UI/UXの設計やユーザー調査の経験
    14 パフォーマンス改善 14% 表示速度や処理性能の改善経験
    15 データ分析・KPI 10% 指標の設計や効果測定の方法

    ※ 1回の面談で複数のテーマの質問が出るため、合計は100%を超えます

    AIについて聞かれた面談は、4〜6月の約4割から7〜9月は約5割に

    AIについての質問が出た面談の割合(4〜6月と7〜9月の左右比較・ドーナツグラフ2点)

    期間 AIについての質問が出た面談の割合
    2026年4〜6月 38.9%
    2026年7〜9月 49.2%

    テクフリの面談データでは、AIの活用について質問された面談は、4〜6月の38.9%から、7〜9月には49.2%になりました。7〜9月は、およそ2回に1回の面談でAIの使い方を聞かれていることになります。サーバーサイドエンジニアの面談に限ると、AIについての質問が出た面談は54%でした。

    職種をまたいで最も多く聞かれた質問は「AIの活用経験」

    似た質問を1つにまとめて集計すると、最も多くの案件で聞かれていたのは「AIの活用経験はありますか」「開発でどのようなAIツールを使っていますか」といった、AIの活用経験を確かめる質問でした。サーバーサイドエンジニアやプロジェクトマネージャーだけでなく、QAエンジニア、PMO、インフラエンジニア、カスタマーサポートなど、12職種の面談で聞かれています。

    読み取れること

    面談で最も多く確かめられているのは、技術の知識そのものより「チームの中でどう動くか」です。スキルシートからは読み取りにくい役割や判断の範囲を、企業は面談で直接確かめようとしています。

    AIの活用は、設計や技術選定と並ぶ主要なテーマになりました。しかも、エンジニアに限った話ではありません。PMやPMO、QAなど幅広い職種で聞かれており、AIを仕事にどう組み込んでいるかは、職種を問わず説明を求められる項目になりつつあります。

    企業が知りたいのは、AIツールを使ったことがあるかどうかだけではありません。実際の質問を読むと、「AIが書いたコードのレビューをどうしているか」「AIを使っていない時期の開発経験はどのくらいか」まで踏み込んで聞かれています。AIに任せる範囲と、人が確認している部分を説明できるかどうかが、これからの面談での差になっていくはずです。

    一方で、働き方や稼働条件の確認も多くの面談で出ています。出社頻度や稼働日数、参画時期は、スキルが合っていても決まらない原因になります。面談の前に、譲れる条件と譲れない条件を整理しておくことが欠かせません。


    企業がフリーランスの面談で見ている5つのポイント

    テクフリの面談データから見えた、企業が面談で確かめているポイントは「チームでの役割」「判断の理由」「AIの使い方」「関係者との調整」「上流工程への関わり」の5つです。

    1. チームの中で担っていた役割

    「チームでの役割は?」「リードした経験は?」のように、どの立場で何を任されていたかが最も多く聞かれます。企業は、参画後にどこまで任せられるかをこの質問で見積もっています。

    答えるときは、チームの人数、自分の担当範囲、自分で決めていたことを具体的に伝えます。「チームで開発しました」だけでは、あなたが何をしたのかが伝わりません。

    2. 技術や進め方を選んだ理由

    アーキテクチャや技術の選定では、「何を使ったか」より「なぜそれを選んだか」が深掘りされます。比較した選択肢、決め手になった条件、選んだ結果どうなったかをセットで話せるようにしておきます。

    自分が選定を担当していない場合も、選ばれた理由を理解しているかは見られています。「決まっていたので使いました」で終わらせず、その技術が選ばれた背景を説明できるようにしておきましょう。

    3. AIツールの使い方と、AIに任せる範囲

    AIについての質問は、ツールの名前を確認するだけで終わらないことがほとんどです。「どの工程で使っているか」「AIが書いたコードのレビューやテストをどうしているか」「導入して効率がどれくらい変わったか」まで聞かれます。

    使っている場面、人が確認している部分、効果の3点で答えられるように整理しておきます。詳しい答え方は、後述の「AIの活用について聞かれたときの答え方」で解説します。

    4. 関係者との調整と合意形成

    他部署や非エンジニア、経営層など、立場の違う関係者とどう話を進めたかもよく聞かれます。特にPMやPMOでは、意思決定が難航したときや、意見が対立したときの動き方が問われます。

    エンジニアの面談でも、「エンジニア以外のメンバーと連携するときに気をつけていることは?」という質問は珍しくありません。専門用語を使わずに説明する工夫や、認識のずれを防ぐ方法を話せるようにしておきます。

    5. 要件定義など上流工程への関わり

    実装を担当するエンジニアの面談でも、「要件定義の経験はありますか」「仕様が曖昧なときにどう進めましたか」と聞かれます。決まった仕様を形にするだけでなく、曖昧な要望を整理して形にできるかが見られています。

    要件定義書を作った経験がなくても、実装の立場から仕様の不明点を洗い出し、関係者と詰めた経験があれば、それが十分なアピールになります。


    【職種共通】フリーランスの面談でよく聞かれる質問20選と答え方

    テクフリの面談データで、職種をまたいで多くの案件で聞かれていたのは、AIの活用経験、得意な領域、要件定義の経験、キャッチアップの方法、今後のキャリアに関する質問です。

    ここでは、複数の職種にまたがって聞かれていた質問を20問紹介します。質問の意図、答え方、回答例をあわせて確認し、自分の経験に置き換えて準備してください。

    1. AIの活用経験はありますか?どのように使っていますか?

    質問の意図:AIツールで生産性を上げられる人か、AIに任せきりにせず品質を保てる人かを確かめています。

    答え方:ツール名だけでなく、使っている工程、人が確認している部分、効果の3点で答えます。業務で使っていない場合は、その事情と個人で試していることを伝えます。

    回答例:「実装とテストコードの作成にClaude Codeを使っています。設計の方針と、AIが書いたコードのレビューは自分で行い、特に認証まわりやデータを更新する処理は必ず自分の目で確認しています。定型的な実装にかかる時間は体感で半分ほどになり、空いた時間を設計やレビューに回しています。」

    2. 最も得意な領域は何ですか?

    質問の意図:案件で任せたい領域と、本人の強みが重なるかを確認しています。「バックエンドとフロントエンドのどちらが得意ですか」のように、比べる形で聞かれることもあります。

    答え方:得意な領域を1つに絞り、根拠になる案件を1つ添えます。「何でもできます」という答えは、かえって強みが伝わりません。

    回答例:「最も得意なのはバックエンドのAPI設計です。直近の案件では決済まわりのAPIを設計から担当し、外部サービスと連携する部分の例外処理も自分で設計しました。フロントエンドも対応できますが、軸足はバックエンドに置いています。」

    3. 要件定義など、上流工程の経験はありますか?

    質問の意図:決まった仕様を実装するだけでなく、曖昧な要望を形にできるかを見ています。「開発工程の中で好きなフェーズは?」と聞かれる場合も、意図は同じです。

    答え方:経験がある場合は、誰と、どんな資料を作り、どこまで決めたかを話します。経験が浅い場合は、実装の立場から仕様の相談や提案をした経験を伝えます。

    回答例:「前の案件では、業務担当の方へのヒアリングから要件定義書の作成までを担当しました。要望をそのまま機能にするのではなく、業務の流れを図にして、必要な機能と後回しにできる機能を一緒に整理しました。」

    4. 新しい現場や業務知識には、どのようにキャッチアップしますか?

    質問の意図:参画してから戦力になるまでの早さを見ています。業界の知識や、社内の業務知識をどう覚えるかも含まれます。

    答え方:参画直後に実際にやっていることを、順番に説明します。ドキュメントが少ない場合の動き方まで話せると安心されます。

    回答例:「参画した最初の週は、コードとドキュメントを読んで全体の構成図を自分で書き、分からない点をまとめて担当の方に確認します。ドキュメントが少ない現場では、小さな改修を早めに担当させてもらい、実際に触りながら覚えるようにしています。」

    5. 今後のキャリアの目標は何ですか?

    質問の意図:案件の方向性と本人の志向がずれていないか、安定して関わってもらえそうかを確かめています。

    答え方:目標を話したうえで、今回の案件がその目標にどうつながるかまで伝えます。案件と関係のない目標だけを話すと、ミスマッチを心配されます。

    回答例:「今後はテックリードとして、設計の判断を担える立場を目指しています。今回の案件は新規機能の設計から関われると伺ったので、これまでの実装経験を生かしながら、設計の比重を増やしていきたいと考えています。」

    6. 進捗の遅れや障害が起きたとき、どのように対応しましたか?

    質問の意図:トラブルが起きたときの初動と、再発を防ぐ仕組みづくりができるかを見ています。

    答え方:何が起きたか、最初に何をしたか、原因をどう特定したか、再発防止に何をしたかの順に話します。

    回答例:「リリース直後に一部のユーザーがログインできなくなった際、まず影響範囲を確認して関係者に共有し、直前の変更を切り戻して復旧させました。原因は環境ごとの設定値の違いだったため、以降はリリース前に環境の設定を突き合わせる確認手順を追加しました。」

    7. 直近の現場で感じた課題と、それをどう改善しましたか?

    質問の意図:指示を待つだけでなく、自分で課題を見つけて動けるかを確かめています。

    答え方:課題、自分が取った行動、結果を具体的に話します。改善まで至らなかった場合も、提案した内容と、そこから学んだことを伝えれば十分です。

    回答例:「レビュー待ちでプルリクエストが滞ることが課題でした。変更を小さく分けるルールと、レビュー担当を日替わりで決める運用をチームに提案し、レビューを待つ時間が目に見えて短くなりました。」

    8. チームで働くうえで心がけていることは何ですか?

    質問の意図:チームに加わったときの振る舞いや、周囲との関わり方を見ています。

    答え方:心がけていることを1〜2つに絞り、実際の行動で説明します。

    回答例:「分からないことを抱え込まないことです。15分考えて解決しなければ、試したことを添えて相談するようにしています。また、コードレビューでは指摘だけでなく、良かった点もひと言添えるようにしています。」

    9. これまでで最も難易度が高かったプロジェクトは何ですか?

    質問の意図:難しい状況での判断や、技術的な引き出しの深さを見ています。

    答え方:何が難しかったのかを最初にひと言で伝え、自分の工夫と結果を続けます。

    回答例:「最も難しかったのは、稼働中のサービスを止めずにデータベースを移行した案件です。移行の期間中は新旧の両方にデータを書き込む仕組みを作り、段階的に切り替えることで、利用者に影響を出さずに移行を終えました。」

    10. プロジェクトの規模と、その中での担当範囲を教えてください。

    質問の意図:スキルシートに書かれた経験の大きさと、本人が担っていた範囲を切り分けて確認しています。

    答え方:チームの人数、自分の役割、担当した工程を、数字を交えて伝えます。チームの成果と自分の成果を分けて話すのがポイントです。

    回答例:「開発チームは8名で、私はバックエンドの3名のうちの1人でした。担当は注文管理の機能で、設計から実装、テストまでを受け持っていました。」

    11. 技術選定やアーキテクチャの決定に関わった経験はありますか?

    質問の意図:技術を使う側だけでなく、選ぶ側の判断ができるかを見ています。

    答え方:比較した選択肢、決め手、選んだ結果の3点で答えます。自分が決めていない場合は、判断に関わった範囲を正直に伝えます。

    回答例:「新規サービスの立ち上げで、データベースの選定を担当しました。候補を2つに絞り、将来の検索要件と運用の手間を比べて決めました。比較の資料は自分で作り、チームで合意を取っています。」

    12. 関係者が最も多く、調整が難しかった案件について教えてください。

    質問の意図:立場の違う人たちの間で、話をまとめる力を見ています。

    答え方:関係者の構成、対立していた点、合意に至るまでに自分がしたことを話します。

    回答例:「営業、カスタマーサポート、開発の3部門が関わる機能改修で、優先したい要望が部門ごとに違いました。要望を一覧にし、対応した場合の効果と工数を並べた資料を作って判断の基準をそろえることで、段階的に対応する形で合意できました。」

    13. 非エンジニアや他部署とのコミュニケーションで、気をつけていることはありますか?

    質問の意図:専門用語を使わずに説明できるか、相手の立場に合わせて話せるかを見ています。

    答え方:実際に工夫している方法を1〜2つ挙げます。

    回答例:「専門用語を使わず、画面や操作の流れで説明するようにしています。仕様の確認は口頭だけで終わらせず、画面のイメージを簡単に作って見てもらうことで、認識のずれを減らしています。」

    14. フルリモートでの業務経験はありますか?

    質問の意図:対面の機会がない環境でも、報告や相談を自分から行えるかを見ています。

    答え方:リモートで工夫していた進め方を具体的に話します。出社との違いにどう対応したかを聞かれることもあります。

    回答例:「直近の2年はフルリモートで稼働しています。作業の開始と終了、詰まっている点をチャットで短く共有し、文章では伝わりにくい相談は、すぐに通話をつないで話すようにしています。」

    15. 出社は可能ですか?希望するリモートの頻度は?

    質問の意図:案件の勤務条件と合うかを確認しています。

    答え方:対応できる頻度をはっきり伝えます。条件に幅がある場合は、どこまで対応できるかを具体的に示します。

    回答例:「基本はリモートを希望していますが、週1回程度の出社や、立ち上げの時期に集中して出社することは可能です。」

    16. 希望と違う業務の割合が増えた場合、どう考えますか?

    質問の意図:案件の実態と本人の希望にずれが出たときに、不満から早期の終了にならないかを確かめています。

    答え方:対応できる範囲を示しつつ、どうしても続けるのが難しい条件があれば正直に伝えます。

    回答例:「開発の比重が下がって調整の業務が増える時期があっても、プロジェクトに必要であれば対応します。ただ、実装にまったく関われない状態が長く続く場合は、早めにご相談させていただきたいと考えています。」

    17. これまで業務委託で稼働した経験はありますか?

    質問の意図:正社員とは違う働き方に慣れているか、自分で動けるかを見ています。

    答え方:業務委託での経験年数や案件数、契約の中でどう成果を出してきたかを伝えます。初めての場合は、正社員として自走していた経験を話します。

    回答例:「業務委託では3年ほどで、4つの案件に参画してきました。どの現場でも、最初の1か月で任される範囲を広げられるよう、自分から改善点を提案するようにしています。」

    18. 他の案件と並行していますか?

    質問の意図:稼働時間を確保できるか、案件に集中できるかを確認しています。

    答え方:並行している案件の有無と、今回の案件に使える稼働時間を正確に伝えます。

    回答例:「現在は1社と週2日の契約がありますが、来月末で終了する予定です。今回の案件には、開始時点から週5日で参画できます。」

    19. 新規立ち上げと既存サービスの改善、どちらの経験が多いですか?

    質問の意図:案件のフェーズに合った経験があるかを見ています。新規立ち上げの経験が多い人には、既存システムの保守や改修に抵抗がないかを確認することもあります。

    答え方:経験の多いほうを伝えたうえで、もう一方のフェーズでも対応できる根拠を添えます。

    回答例:「新規立ち上げの経験が多いですが、直近の1年は既存サービスの改修を担当しています。既存のコードを読んで影響範囲を洗い出す作業も苦になりません。」

    20. 上流工程と実装のどちらに専念したいですか?

    質問の意図:本人の志向と、案件で求める役割が合っているかを確かめています。

    答え方:どちらを軸にしたいかを伝えつつ、案件で求められる役割にも対応できることを示します。

    回答例:「軸は実装に置きたいと考えていますが、要件の整理から関われる環境のほうが力を発揮できます。今回のように上流と実装を兼ねる役割は、むしろ希望に合っています。」


    【職種別】フリーランスの面談で聞かれた質問150選

    テクフリの面談データから、主要14職種で実際に聞かれた質問をまとめました。似た質問は1つにまとめ、多くの案件で出たテーマの順に並べています。

    職種によって、深掘りされるポイントは大きく違います。自分の職種だけでなく、近い職種の質問にも目を通しておくと、想定外の質問にも備えられます。

    サーバーサイドエンジニアの面談で聞かれた質問

    設計・技術選定の質問が最も多く、難しかった経験、チームでの役割、AIの活用が続きます。AIについての質問は、サーバーサイドエンジニアの面談の半数以上で出ています。

    1. これまで担当したシステムのアーキテクチャと、技術選定にどう関わったかを教えてください。
    2. 技術的に最も難しかった課題や障害対応と、それをどう解決したかを教えてください。
    3. チーム開発ではどんな役割を担い、コードレビューなどで何を意識していましたか?
    4. 開発でAIツールをどう使っていますか?AIが書いたコードのレビューやテストはどう進めていますか?
    5. 要件定義や設計など、実装より前の工程にはどの程度関わってきましたか?
    6. バックエンド、フロントエンド、インフラの業務の割合はどのくらいでしたか?どれが最も得意ですか?
    7. マイクロサービスなど、複数のサービスが連携する環境での開発経験はありますか?
    8. これまで設計したデータベースの規模(テーブル数など)はどのくらいでしたか?
    9. 外部APIとの連携や、認証・認可の実装で気をつけていることは何ですか?
    10. 単体テストのテストケースを作るとき、どのような観点を意識していますか?
    11. 工数を見積もるとき、精度を上げるためにどのような工夫をしていますか?
    12. ドメイン駆動設計(DDD)などの設計手法を実務で使ったことはありますか?メリットとデメリットは?
    13. 新しい現場に参画したとき、既存のコードや仕様をどのようにキャッチアップしますか?
    14. リリース後の運用保守で、原因の特定に苦労した経験はありますか?
    15. フリーランスとして案件を選ぶとき、大事にしている基準は何ですか?

    フロントエンドエンジニアの面談で聞かれた質問

    チームでの役割と、テストやコードレビューの質問が多く出ています。デザイナーとの連携や、パフォーマンスの改善も深掘りされやすいポイントです。

    1. チーム開発での役割と、レビューやタスクの割り振りなど、実装以外に担っていた範囲を教えてください。
    2. スピードと品質を両立させるために、テストやコードレビューで取り組んだことはありますか?
    3. デザイナーとどのように連携して、UIの実装やデザインシステムの構築を進めてきましたか?
    4. 表示速度の低下などパフォーマンスの課題に対して、どのように原因を特定して改善しましたか?
    5. 実装や調査、レビューにAIツールをどう使い、どんな効果がありましたか?
    6. フロントエンドとバックエンドのどちらに、より強みがありますか?
    7. ユニットテストやE2Eテストは、どの程度書いてきましたか?
    8. 既存システムの保守運用を担当することに、抵抗はありますか?
    9. これまでで一番の失敗と、そこから学んだことを教えてください。
    10. 技術の最新動向やトレンドは、どのように情報収集していますか?

    QAエンジニアの面談で聞かれた質問

    テスト設計の進め方に加えて、AIを使ったテスト設計やテストケース作成の経験がよく聞かれます。仕様が曖昧な状態からどう進めるかも、繰り返し出ている質問です。

    1. 仕様が曖昧な状態から、どのようにテスト設計やテストケースの作成を進めましたか?
    2. テスト設計やテストコードの作成に、AIツールを使った経験はありますか?
    3. AIにテストの観点出しを任せるとき、抜け漏れを防ぐためにどんな工夫をしていますか?
    4. 上流工程からQAの観点で、開発チームと連携した経験はありますか?
    5. スクラム開発の中で、探索的テストなどをどう取り入れていましたか?
    6. APIの自動テストとUIの自動テストでは、どちらが得意ですか?
    7. 自動テストのスクリプト作成は、どこまで自分で担当していましたか?
    8. テストケースを作る際、仕様の不明点を他部門とどのように解消していましたか?
    9. 開発と品質保証の両方の経験がありますが、今後はどちらを軸にしたいですか?
    10. QAの業務で苦労したことと、それをどう改善したかを教えてください。

    モバイルアプリエンジニア(iOS・Android)の面談で聞かれた質問

    他職種との連携や、要件が固まっていない段階からの進め方がよく聞かれます。アーキテクチャの選定理由やテストの優先順位など、技術面の深掘りも目立ちます。

    1. PMやデザイナー、サーバーサイドなどの他職種と、どのように連携して機能開発を進めてきましたか?
    2. 直近の現場でどのようなアプリを開発していたか、チーム体制も含めて教えてください。
    3. 要件が固まっていない段階から、仕様を詰めて実装まで進めた経験はありますか?
    4. MVVMなどのアーキテクチャを選んだ理由と、比較した選択肢を教えてください。
    5. テストを書くとき、限られたリソースの中で優先順位をどう決めていましたか?
    6. コードレビューで特に気をつけている点は何ですか?
    7. 技術的負債の解消に向けて、提案したことはありますか?
    8. APIでエラーが起きたとき、ユーザーへの表示でどのような工夫をしていましたか?
    9. Claude CodeなどのAIツールを、どのような目的や範囲で使っていますか?
    10. 自分の強みを「自走できること」と言える根拠は何ですか?

    データサイエンティスト・データアナリストの面談で聞かれた質問

    分析の結果を事業にどうつなげたかが中心です。ABテストによる施策の評価や、関係者との要件のすり合わせもよく聞かれます。

    1. 事業担当者に分析結果を報告し、課題や要件を定義し直しながら進めた経験はありますか?
    2. ABテストなどで施策を評価し、サービスの改善につなげた経験を教えてください。
    3. 分析にもとづく提案が施策に反映されなかったとき、どのように対応しましたか?
    4. データパイプラインやBIツールの選定・構築で、関係者とどう連携しましたか?
    5. SQLやBIツールでの集計・可視化が業務の中心になりますが、どの程度対応できますか?
    6. 売上などの数値の正確性は、どのように検証していましたか?
    7. 既存のSQLを改善・リファクタリングした経験はありますか?
    8. ダッシュボードを一から設計・作成した経験はありますか?
    9. プロジェクトのゴールは、どのような指標で設定されていましたか?
    10. データ基盤の構築には、どの工程から関わっていましたか?

    インフラエンジニアの面談で聞かれた質問

    構成を提案する力と、開発者や非エンジニアとの連携がよく聞かれます。IaCの活用や、AIを使った作業の効率化についての質問も目立ちます。

    1. インフラに詳しくない開発者からの大まかな要望に対して、構成を提案して実装した経験はありますか?
    2. TerraformなどのIaCやCI/CDの構築で、開発チームとどのように連携しましたか?
    3. どのようなシステムにどのクラウドサービスを使うか、選び分けの例を教えてください。
    4. これまで対応したトラブルで最も大変だったものと、その対処を教えてください。
    5. 監視の閾値を超えたとき、どのような項目を見て原因を切り分けますか?
    6. 特定の人しか手順を知らない「属人化」に気づいたとき、どのように解消しますか?
    7. エンジニア以外のメンバーと連携するとき、コミュニケーションで気をつけていることは?
    8. インフラの構築や運用で、AIツールをどのように使っていますか?
    9. SLOやSLIなど、システムの状態を測る指標を策定した経験はありますか?
    10. セキュリティの設計で、どのような対策を取ってきましたか?

    AIエンジニア・機械学習エンジニアの面談で聞かれた質問

    RAGやモデルの構成といった技術面の深掘りに加えて、AIを使った開発でどこまでAIに任せているかも聞かれます。方針が固まっていない探索段階のプロジェクトへの向き合い方を確かめる質問もあります。

    1. RAGを使ったシステムでは、どのような構成にして、回答の精度をどう高めましたか?
    2. 課題に対してどのモデルや手法を選び、どんな構成で開発を進めますか?
    3. プロンプトで分類や振り分けをさせる際、入力をどう組み立て、想定外の入力が来たときはどう処理させますか?
    4. AIを使った開発では、どの範囲までAIに任せていますか?テストもAIで行っていますか?
    5. 要件がまだ固まっていない探索段階のプロジェクトを、どのように進めますか?
    6. 方針が途中で大きく変わるプロジェクトに、どのように対応しますか?
    7. モデルの推論を高速化するために、どのような技術的アプローチを取りましたか?
    8. 自社のプロダクトには、どのようなAIの機能が合うと考えますか?
    9. 開発した機能が、ユーザーのどのような課題を解決するのかをどう考えていましたか?
    10. コードレビューで重視している観点を教えてください。

    プロジェクトマネージャー(PM)の面談で聞かれた質問

    要件定義と関係者との調整が最も多く、トラブル対応やAIの活用も頻出です。案件で求める役割と、本人が目指す役割が合っているかを確かめる質問が多いのも、PMの面談の特徴です。

    1. クライアントとの要件定義や仕様の整理を、どのように進めてきましたか?
    2. 経営層を含む関係者の間で、どのように合意形成を進めましたか?
    3. 炎上している案件やトラブルの多いプロジェクトを、どのように立て直しましたか?
    4. 業務の効率化やプロジェクト管理に、生成AIをどのように活用していますか?
    5. 今回の役割(進捗管理が中心など)と、ご自身が目指す役割にずれはありませんか?
    6. 納期・品質・コストのトレードオフが起きたとき、何を基準に判断しましたか?
    7. 進捗管理、変更管理、スコープの調整を、具体的にどのように行っていましたか?
    8. WBSの作成や情報共有には、どのようなツールを使ってきましたか?
    9. PM寄りとPO(仕様策定)寄りのどちらのほうが、より力を発揮できますか?
    10. ウォーターフォールとアジャイルのどちらの経験が豊富ですか?
    11. 業界の知識や、ステークホルダーの関係は、どのようにキャッチアップしていますか?
    12. 開発側が進めた設計工程の完了を、PMとしてどのように判断していましたか?
    13. 要件の大きな変更や手戻りが起きたとき、どう対応しましたか?
    14. 自分の強みを最も発揮できた事例と、発揮できなかった事例を教えてください。
    15. フェーズによって出社が増えるなど、働き方が変わることに問題はありませんか?

    PMOの面談で聞かれた質問

    複数の部門にまたがる調整と、AIの活用経験がよく聞かれます。障害が起きたときの動き方や、業務要件どおりに進まないときのスコープ調整も確かめられています。

    1. 複数の部門にまたがる調整で、うまくいかないときはどのように立ち回りますか?
    2. 大規模なプロジェクトで意思決定が難航したとき、どのように調整しましたか?
    3. 業務でAIをどう活用していますか?具体的にどのツールを使っていますか?
    4. AIの活用を提案したとき、どのような手順で進めましたか?
    5. 業務要件どおりに実現できない課題が出たとき、クライアントとスコープをどう調整しましたか?
    6. 現場のメンバーと役員層で意見が対立したとき、どう調整しますか?
    7. 本番障害などが起きたとき、PMの補佐としてどのように動きましたか?
    8. 部門をまたいだ業務改善に取り組んだ経験はありますか?
    9. 業務の現状把握から、あるべき姿を描くまでを、どのような手法で進めますか?
    10. リリース対応などで、夜間の作業が発生することに問題はありませんか?

    ITコンサルタントの面談で聞かれた質問

    業務改善やAIの導入をどう進めるか、現場への定着をどう図るかが問われます。人柄やリーダーとしてのタイプ、並行している案件の状況を確かめる質問も目立ちます。

    1. 業務改善で作った仕組みを、現場に導入・定着させるためにどう動きましたか?
    2. 「AIを導入して業務を改善してほしい」と依頼されたら、どのように進めますか?
    3. 経営層に対して、どのように提案を組み立てますか?
    4. これまでで最も成功したと感じるプロジェクトと、その中での役割を教えてください。
    5. プロジェクトが難航したり、失敗しそうになったりしたとき、どう対処してきましたか?
    6. 組織を引っ張るリーダータイプと、トップを支える右腕タイプのどちらですか?
    7. 周囲の人から、どのような人柄だと言われることが多いですか?
    8. 1つの案件を深く掘り下げるのと、複数の案件を並行して進めるのでは、どちらが得意ですか?
    9. 自分のバリューを最も発揮できる得意分野は何ですか?
    10. 上司と意見が合わなかったとき、どのように解決しましたか?

    プロダクトマネージャー(PdM)の面談で聞かれた質問

    KPIの設計や事業への貢献、案件選びの軸がよく聞かれます。生成AIを使ったPdM業務や、LLMを組み込んだプロダクトの経験を確かめる質問もあります。

    1. BtoBのサービスで、どのようなKPIを設計して追っていましたか?
    2. 案件を選ぶうえで重視している条件の優先順位を教えてください。
    3. 生成AIを使ったPdM業務や、LLMを組み込んだプロダクトの経験はありますか?
    4. 要件や仕様が決まっていない状態から、ゼロから決めていく業務の経験はありますか?
    5. ワイヤーフレームの作成など、UI/UXの設計にどこまで関わってきましたか?
    6. エンジニアとの協業やタスク管理など、開発ディレクションの経験はありますか?
    7. 仕様書やロードマップなど、PdMのアウトプットの質をそろえる工夫をしていましたか?
    8. 競合との差別化につながった機能や、そのときのエピソードを教えてください。
    9. これまでの現場の課題と、それをどう改善したかを教えてください。
    10. プロダクトの仕事の、どこにやりがいを感じますか?

    Webデザイナー・UI/UXデザイナーの面談で聞かれた質問

    ユーザーリサーチやインタビュー設計の経験と、今後のキャリアの方向性がよく聞かれます。上流工程と制作実務のどちらに軸を置きたいかも確かめられています。

    1. ユーザーリサーチやインタビュー設計の経験はありますか?
    2. 今後のキャリアで伸ばしたいスキルや、メインにしたい領域はありますか?
    3. 上流工程と制作実務のどちらに専念したいですか?両方を兼任することに問題はありませんか?
    4. 定量調査と定性調査は、どのように使い分けてきましたか?
    5. デザインの工程の中で、得意な工程はどこですか?
    6. アプリのデザインや、デザインシステムの構築に携わった経験はありますか?
    7. 背景が十分に共有されないまま依頼が来たとき、依頼者とどう要件をすり合わせますか?
    8. ITに詳しくない人から依頼を受けるとき、どのようなことに気をつけていますか?
    9. 良いチームとはどのようなチームだと考えますか?
    10. これまでで失敗だったと思う仕事と、そこから学んだことを教えてください。

    Webマーケター・Webディレクターの面談で聞かれた質問

    施策の効果測定と、改善の進め方が中心です。戦略だけでなく実際の運用や細かな作業まで担えるか、稼働時間や使用ツールといった条件の確認も目立ちます。

    1. 施策の効果測定では、どのような指標に着目して改善につなげましたか?
    2. 戦略の立案だけでなく、管理画面での運用まで担当できますか?
    3. SEOやコンテンツマーケティングを、具体的にどのように進めてきましたか?
    4. リソースが限られ、課題も抽象的な環境で、自分から打ち手を企画して動いた経験はありますか?
    5. 高い目標や、無理があると感じる課題に対して、どのように分解して取り組みますか?
    6. 期日までの完了が難しいと分かったとき、どのように対応しますか?
    7. 方針の変更による作り直しや手戻りが多い環境に、抵抗はありませんか?
    8. SFAやCRMツールの使用経験や、セールスチームとの連携経験はありますか?
    9. WBSなどでスケジュールを管理した経験はありますか?作成時に心がけていることは?
    10. 月にどのくらいの稼働時間を確保できますか?

    社内SEの面談で聞かれた質問

    業務の内容とのギャップを確かめる質問が中心です。ヘルプデスクを1人で担えるか、専門性の深さより幅広い対応が求められる業務に納得できるかが確認されています。

    1. 情報システムに関するスキルは、どのように身につけてきましたか?
    2. ヘルプデスクを1人で担当することに問題はありませんか?
    3. ITに詳しくない社員が多い環境で、問い合わせにどう対応してきましたか?
    4. 地道な作業が多い業務内容でも問題ありませんか?
    5. 導入しているSaaSが多い環境でも、キャッチアップしていけますか?
    6. Microsoft 365やActive Directory、Intuneを扱った経験はありますか?
    7. ネットワークまわりの経験について教えてください。
    8. 社員との距離が近い環境で、これまでの経験とギャップはありませんか?
    9. これまでの案件の終了理由を教えてください。
    10. 今後もITの経験を積んでいきたいと考えていますか?

    面談の自己紹介(経歴説明)の話し方|1〜2分でまとめる組み立て方と例文

    面談の自己紹介は1〜2分を目安に、「直近の案件」「得意な領域」「今回の案件で生かせること」の順で話すと伝わりやすくなります。

    自己紹介は、面談の最初の数分で「この人の話をもっと聞きたい」と思ってもらうためのパートです。スキルシートの内容をすべて読み上げる必要はありません。企業が知りたいのは、今回の案件で何を任せられるかです。

    自己紹介の組み立て方

    1. 名前、職種、経験年数(10秒)
    2. 直近の案件で担当したこと(30〜40秒):チーム体制、自分の役割、使った技術、成果
    3. 得意な領域と強み(20秒)
    4. 今回の案件で生かせること(20秒):案件の内容と自分の経験の接点

    最後に今回の案件との接点を話しておくと、その後の質問が自分の強みに沿った内容になりやすくなります。面談の主導権を少しだけ自分の側に寄せられるのが、自己紹介を組み立てる一番のメリットです。

    エンジニアの自己紹介の例文

    「〇〇と申します。サーバーサイドエンジニアとして8年、そのうちフリーランスとして3年活動しています。直近の案件では、ECサービスの注文管理システムの刷新で、5名のバックエンドチームのリードを担当しました。Goを使ったAPIの設計と、既存システムからのデータ移行を中心に進め、リリース後の障害を以前のシステムより大きく減らせました。得意なのは、既存システムの課題を整理して、段階的に置き換えていく設計です。今回の案件では既存サービスの刷新を予定されていると伺ったので、これまでの移行の経験を生かせると考えています。よろしくお願いいたします。」

    PM・PMOの自己紹介の例文

    「〇〇と申します。プロジェクトマネージャーとして10年ほど経験があり、直近は業務システムの導入プロジェクトを担当していました。発注側の業務部門と開発会社2社の間に立ち、要件定義から受け入れテストまでの進行を管理しました。要望が多く出る中で、優先順位の基準を関係者とそろえ、予定どおりのリリースにつなげています。関係者の多いプロジェクトで合意形成を進めるのが得意なので、今回の複数部門にまたがる案件でも力になれると考えています。よろしくお願いいたします。」

    デザイナーの自己紹介の例文

    「〇〇と申します。UI/UXデザイナーとして6年、事業会社とフリーランスで、アプリやWebサービスのデザインを担当してきました。直近では、BtoBサービスのリニューアルで、ユーザーインタビューの設計からワイヤーフレームの作成、デザインシステムの整備までを担当しました。調査で見えた課題を、画面の設計に落とし込むのが得意です。今回の案件ではリサーチの段階から関われると伺ったので、これまでの経験を生かせると考えています。よろしくお願いいたします。」

    自己紹介で避けたいこと

    • 経歴を古い順にすべて話す:直近の案件から話し、古い経歴は聞かれたときに補足します。
    • 3分以上話し続ける:長い自己紹介は、要点をまとめる力が弱いと受け取られることがあります。
    • 案件と関係のない強みだけを話す:今回の案件との接点を必ず入れます。
    • スキルシートと違う内容を話す:数字や期間がスキルシートとずれていると、ほかの内容まで疑われてしまいます。

    面談での回答の組み立て方|結論から話し、STAR法で経験を伝える

    面談の回答は「結論→理由や具体例→結果」の順に話すのが基本です。経験を聞かれたときは、STAR法(状況・課題・行動・結果)で整理すると、担当範囲と成果が伝わりやすくなります。

    最初の一文で結論を言い切る

    面談の質問には、最初の一文で答えを言い切ります。「要件定義の経験はありますか」と聞かれたら、「はい、あります。直近の案件で〜」と始めます。背景から話し始めると、面談官は答えを待つ間、質問の意図とずれていないか不安になります。

    回答の長さは、1問あたり1分程度が目安です。テクフリの面談データでは、面談全体で企業から出る質問は平均7問でした。1問に時間をかけすぎると、企業が確かめたいことを聞ききれないまま面談が終わってしまいます。詳しく聞きたい点があれば、企業から深掘りの質問が来ます。

    STAR法で経験を整理する

    STAR法の4つの要素(状況・課題・行動・結果の図解)

    要素 話す内容
    S(Situation)状況 どのようなプロジェクトで、どんな状況だったか 生成AIを使った社内向けの問い合わせ対応システムを開発していた
    T(Task)課題・役割 自分の役割と、解決すべき課題 検索部分の設計を担当。回答の精度が低く、利用が伸びていなかった
    A(Action)行動 自分が取った具体的な行動 文書の分割方法を見直し、回答を採点する評価の仕組みを作った
    R(Result)結果 行動によって生まれた成果 正答率が上がり、問い合わせ窓口への連絡が減った

    STAR法の中で最も時間をかけるべきなのは、A(行動)です。面談官が知りたいのは、同じ状況になったときにあなたが何をしてくれるかだからです。状況の説明は短く済ませ、自分の判断と行動を具体的に話しましょう。

    回答例:NG回答とSTAR法を使った回答の比較

    質問:「これまでに担当したAI関連の開発で、苦労した点と工夫を教えてください。」

    NG回答:「RAGを使った社内向けのチャットボットを作りました。精度が出なくて苦労しましたが、いろいろ調整して改善しました。」

    NGの理由:何が問題で、自分が何をして、どう良くなったのかが分かりません。「いろいろ調整した」では、ほかの現場でも再現できる経験なのかを判断できません。

    STAR法を使った回答:「(S)社内規程についての問い合わせに答えるチャットボットを、RAGで開発していました。(T)私は検索部分の設計を担当していましたが、リリース直後は的外れな回答が多く、利用が伸びていませんでした。(A)原因を調べると、長い規程を機械的に分割していたため、質問に必要な情報が途中で切れていました。そこで章や条文の単位で分割し直し、よくある質問100件で回答を採点する評価の仕組みを作って、変更のたびに精度を測れるようにしました。(R)評価用の質問での正答率は約6割から8割台に上がり、問い合わせ窓口への連絡も減っています。」


    深掘り質問への答え方|「具体的には?」「なぜ?」に備える

    面談では、1つの回答に対して「具体的には?」「なぜその方法を選んだのですか?」と深掘りされることがよくあります。担当範囲、判断の理由、数字の3点を事前に整理しておくと、慌てずに答えられます。

    深掘りでよく聞かれる3つの観点

    • 担当範囲:「その中で、どの部分を担当していましたか」と聞かれます。チームの成果と自分の成果を分けて話せるようにしておきます。
    • 判断の理由:「なぜその技術(方法)を選んだのですか」と聞かれます。比較した選択肢と、決め手を用意しておきます。
    • 規模と数字:「チームは何人でしたか」「データの規模はどのくらいでしたか」と聞かれます。人数、期間、件数などのおおよその数字を把握しておきます。

    テクフリの面談データでも、「その中で、どの部分を担当されていましたか」「一番大きなデータベースの設計はどのくらいの規模でしたか」といった質問が繰り返し出ていました。スキルシートに書いた案件ごとに、担当範囲と数字を答えられるようにしておくと安心です。

    分からない質問をされたとき

    知らない技術や、経験のないことを聞かれたときは、知っているふりをせず、経験がないことをはっきり伝えます。そのうえで、近い経験や、参画までにどう補うかを添えれば十分です。質問の意図が分からない場合は、「どの観点でお答えすればよいでしょうか」と確認して構いません。

    回答例:「Kubernetesを本番環境で運用した経験はありません。Dockerを使ったコンテナの構築と、マネージドサービスでの運用までは担当してきました。参画までに、検証環境で基本的な運用を試しておきます。」


    フリーランスの面談で答えにくい質問10選と答え方

    テクフリの面談データには、短期間で終了した案件の理由や、経験の少ない領域についての質問など、答えにくい質問も含まれていました。ごまかさずに事実を伝え、今回の案件でどう生かすかにつなげるのが基本です。

    1. 短期間で終了している案件が多いのはなぜですか?

    質問の意図:途中で離脱されないか、前の現場でトラブルがなかったかを確かめています。

    答え方:契約期間があらかじめ決まっていた、プロジェクトが完了したなど、事実を簡潔に伝えます。前の現場への不満は話さず、今回の案件には腰を据えて関わりたいことを添えます。

    回答例:「2つの案件は、立ち上げ期の3か月だけ支援する契約で、予定どおり終了しています。今回は長期で関われる案件を希望していて、腰を据えて取り組みたいと考えています。」

    2. AIを活用した開発の実務経験がないようですが、問題ありませんか?

    質問の意図:AIの活用を前提とした開発のスタイルに、参画後すぐ対応できるかを見ています。

    答え方:実務の経験がないことは認めつつ、個人での利用状況や、学んでいることを具体的に伝えます。

    回答例:「前の現場ではルール上AIツールを使えませんでしたが、個人開発ではClaude Codeで小さなアプリを作り、指示の出し方やレビューの仕方を試しています。参画後は、チームのルールに合わせてすぐに使える状態です。」

    3. 要件定義の経験が少ないようですが、大丈夫ですか?

    質問の意図:上流工程をどこまで任せられるかを確認しています。

    答え方:経験の範囲を正直に伝えたうえで、近い経験(仕様の相談、設計書の作成など)を挙げます。

    回答例:「要件定義書を一から作った経験はありませんが、実装の担当として仕様の曖昧な点を洗い出し、業務担当の方と詰める役割は何度も担ってきました。」

    4. 苦手な領域や業務はありますか?

    質問の意図:自分を客観的に見られているか、案件で任せられない領域がないかを確かめています。

    答え方:苦手なことを1つ挙げ、どう補っているかをセットで伝えます。案件の中心となる業務を苦手と答えるのは避けます。

    回答例:「大人数の前で話すことは得意ではないため、説明の場では事前に資料を用意し、要点を先に共有するようにしています。」

    5. これまでで一番の失敗は何ですか?

    質問の意図:失敗から学び、次に生かせる人かを見ています。「特にありません」という答えは、経験の浅さと受け取られることがあります。

    答え方:失敗の内容、原因、その後に変えた行動を話します。

    回答例:「見積もりの甘さから、リリースを1週間遅らせてしまったことです。経験のない作業を小さく試さないまま見積もったのが原因でした。それ以降は、経験のない作業は事前に検証の時間を取り、見積もりに幅を持たせて伝えるようにしています。」

    6. 上司やメンバーと意見が合わなかった経験はありますか?

    質問の意図:対立したときに感情的にならず、話し合いで解決できるかを見ています。

    答え方:対立した点と、合意に向けて自分が取った行動を話します。相手を悪く言わないことが大切です。

    回答例:「設計の方針でリーダーと意見が分かれたことがあります。それぞれの案で起きうる問題を書き出して比べ、判断の基準をそろえたうえで、リーダーの案に一部の対策を加える形で合意しました。」

    7. 案件で求める役割と、ご自身の希望にずれはありませんか?

    質問の意図:参画後に「思っていた仕事と違う」とならないかを確認しています。

    答え方:案件の役割を理解していることを示し、希望とのずれがあれば、その場で正直に確認します。

    回答例:「今回は進捗管理が中心と伺っています。これまでも管理業務の比重が大きい案件を担当してきたので、問題ありません。仕様の検討にも関われる余地があれば、そちらでも力になれると思います。」

    8. 出社が増える時期がありますが、対応できますか?

    質問の意図:勤務条件の変化に対応できるかを確かめています。

    答え方:対応できる範囲を具体的に伝えます。できないことをあいまいにすると、参画後のトラブルにつながります。

    回答例:「立ち上げの1か月など期間が決まっていれば、週3日までの出社に対応できます。それ以上の頻度が続く場合は、事前にご相談させてください。」

    9. 他の案件の選考も進んでいますか?

    質問の意図:参画の意思の強さと、決定までのスケジュールを確認しています。

    答え方:並行している場合は隠さずに伝え、今回の案件への関心の高さを添えます。

    回答例:「ほかに1件、選考が進んでいます。ただ、今回の案件は技術スタックも役割も希望に近いため、ご縁があれば前向きに検討したいと考えています。」

    10. なぜフリーランスとして働いているのですか?

    質問の意図:働き方への考え方や、案件に安定して関わってもらえるかを見ています。

    答え方:前向きな理由と、フリーランスとしてどう価値を出しているかを話します。会社への不満だけを理由にしないようにします。

    回答例:「複数の現場で経験を積み、専門性を高めたいと考えてフリーランスになりました。現場ごとに求められる役割が違うので、短い期間で成果を出す進め方が身についています。」


    AIの活用について聞かれたときの答え方

    テクフリの面談データでは、AIの活用について聞かれた面談は44%でした。企業はツールの名前よりも、AIに任せる範囲と、AIが出したものを人がどう確認しているかを知りたがっています。

    AIについてよく聞かれる質問

    • 普段、どのAIツールを使っていますか?
    • 開発や業務のどの工程で、AIツールを使っていますか?
    • AIが書いたコードのレビューやテストは、どのように行っていますか?
    • AIツールを導入して、作業の効率はどれくらい変わりましたか?
    • AIを使った開発で、困ったことや課題はありましたか?
    • AIを活用していなかった時期の開発経験は、どのくらいありますか?
    • AIを使わずに開発を進めることもできますか?

    答えるときの3つのポイント

    1. 使っている場面を工程で答える:設計の壁打ち、実装、テストコードの作成、レビュー、調査など、どの工程で使っているかを具体的に伝えます。
    2. 人が確認している部分を伝える:設計の方針、セキュリティ、データを更新する処理など、AIに任せず自分で判断している部分を示します。
    3. 効果と限界の両方を話す:「定型作業は速くなったが、仕様の判断は人がしている」のように、効果だけでなく限界も話すと、使いこなしている印象になります。

    面談で「AIを活用していなかった時期の開発経験はどのくらいですか」「AIを使わずに開発できますか」と聞かれるのは、AIに頼りきりで基礎が身についていない人を避けたいからです。AIを使いこなしていることと、自分でコードを読んで判断できることの両方を示すのが理想です。

    回答例

    「普段はClaude Codeを中心に使っていて、実装とテストコードの作成、既存コードの調査に活用しています。設計の方針は自分で決めてから指示を出し、AIが書いたコードは必ず差分を読んでからレビューに出します。特に認証やお金に関わる処理は、テストを自分で追加して動きを確かめています。定型的な実装は体感で半分ほどの時間になりましたが、仕様が曖昧な部分はAIに任せず、関係者に確認するようにしています。」

    エンジニア以外の職種の場合

    PMやPMO、デザイナー、マーケターの面談でも、AIの活用は聞かれています。議事録や資料の作成、情報収集、データの集計など、自分の業務のどこでAIを使い、どれくらい時間を減らせたかを話せるようにしておきましょう。AIの活用をチームに提案した経験があれば、その進め方も評価されます。

    AIを業務で使っていない場合

    現場のルールで使えなかった場合は、その事情を伝えたうえで、個人での利用や学習の状況を話します。「使ったことがありません」で終わらせず、どう取り入れていくつもりかまで話すことで、AIの活用を前提とした現場にも対応できる印象を持ってもらえます。

    AI案件そのものに関心がある方は、テクフリが保有するAI案件のデータをまとめた【2026年最新版】フリーランスAI案件の単価相場〜テクフリ保有の597件のデータで見る実態〜もあわせてご覧ください。


    面談で評価を上げる逆質問20選

    逆質問は、案件への関心と、参画後の働き方を具体的に想像していることを伝える機会です。案件の課題、チーム、進め方、参画前の準備について聞くと、評価につながりやすくなります。

    案件の課題について聞く逆質問

    1. 現在のプロジェクトで、一番の課題になっているのはどの部分ですか?
    2. 今回の募集で、参画した人に最初に期待していることは何ですか?
    3. 技術的負債や、今後改善したいと考えている部分はありますか?
    4. 半年後にプロジェクトがどのような状態になっていれば、成功だと考えていますか?
    5. 今回のポジションで活躍されてきた方に、共通する点はありますか?

    チームや体制について聞く逆質問

    1. チームの人数と、それぞれの役割を教えてください。
    2. 意思決定は、どなたがどのように行っていますか?
    3. コードレビューやテストは、どのような体制で行っていますか?
    4. 業務委託のメンバーは、社員の方とどのように連携していますか?
    5. 他部署や事業部の方とやり取りする機会は、どのくらいありますか?

    業務の進め方について聞く逆質問

    1. 開発手法はスクラムですか?スプリントの期間はどのくらいですか?
    2. 開発や業務でのAIツールの利用について、ルールや方針はありますか?
    3. 仕様は、どの段階で、どなたが決めていますか?
    4. ドキュメントは、どの程度整備されていますか?
    5. リリースの頻度と、障害が起きたときの対応体制を教えてください。

    参画に向けて聞く逆質問

    1. 参画までに、キャッチアップしておくべき技術や業務知識はありますか?
    2. 参画直後の1か月は、どのような業務から担当することが多いですか?
    3. 開発環境やアカウントの準備は、どのような流れで進みますか?
    4. 定例会議や、報告のタイミングはどのようになっていますか?
    5. 今日お話しした中で、私の経験について気になった点はありますか?

    「開発でのAIツールの利用にルールはありますか」という逆質問は、AIについての質問が増えている今、特に使いやすい質問です。AIを使いこなしている姿勢と、セキュリティへの配慮を同時に伝えられます。

    避けたい逆質問

    • 調べればすぐに分かること:企業のサービス内容など、公開されている情報をそのまま聞くのは避けます。
    • 条件の話ばかりになる質問:単価や休みの話だけを聞くと、案件への関心が低いと受け取られます。単価などの条件は、エージェントの担当者を通して確認するのが一般的です。
    • 「特にありません」で終わる:関心が低いと受け取られることがあります。聞きたいことが面談の中で解消した場合も、確認の形で1つ質問するとよいでしょう。

    フリーランスが面談で落ちる理由と対策

    スキルが足りているのに面談で見送りになる原因の多くは、伝え方にあります。自走力が見えない、担当範囲があいまい、回答が長いといった点は、準備で改善できます。

    見送りになりやすいパターン 対策
    技術はあるが、指示待ちになりそうに見えた 自分で課題を見つけて、提案や改善をした経験を必ず話す
    担当範囲があいまいで、何をした人なのか分からなかった チームの成果と、自分が担当した部分を分けて話す
    他職種との連携の話が抽象的だった 認識のずれを防ぐために使った方法(画面イメージの共有など)を具体的に話す
    特定の技術へのこだわりが強く、柔軟性がなさそうだった 技術の選定を、プロジェクトの状況やチームの事情と合わせて説明する
    失敗経験を聞かれて「特にない」と答えた 失敗と、その後に変えた行動をセットで準備しておく
    回答が長く、要点がつかめなかった 結論から話し、1問1分を目安にする
    AIの使い方を具体的に説明できなかった 使っている工程、人が確認している部分、効果の3点で整理しておく
    案件の役割や条件と、希望のずれが見えた 希望する役割や稼働条件を事前に整理し、ずれがあれば面談で確認する

    面談で見送りになっても、スキルが否定されたとは限りません。案件で求める役割や条件とのずれが理由になることも多いため、結果を受け止めたうえで、伝え方と案件の選び方の両方を見直しましょう。


    オンライン面談で気をつけること

    オンライン面談では、話の内容に加えて、音声の聞き取りやすさや画面の見え方も印象を左右します。開始前の接続確認と、画面共有の準備をしておくと安心です。

    • 接続と音声を事前に確認する:使用するツール(Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど)に事前にログインし、マイクとカメラを試しておきます。イヤホンマイクを使うと声が聞き取りやすくなります。
    • 背景と明るさを整える:生活感のある背景はぼかすか、無地の背景を使います。顔が暗くならないよう、正面から光が当たる位置に座ります。
    • 画面共有の準備をしておく:ポートフォリオや過去の資料を見せる可能性がある場合は、共有するウィンドウを開いておき、関係のない通知は切っておきます。
    • 相づちとうなずきを少し大きめにする:オンラインでは反応が伝わりにくいため、話を聞いていることが分かるようにします。
    • メモを取るときはひと言伝える:「メモを取りながらお伺いします」と伝えておくと、目線が外れても不自然になりません。

    面談前に準備しておくことチェックリスト

    面談の前日までに、案件内容の確認、スキルシートの見直し、自己紹介と想定質問への回答、逆質問、稼働条件の整理を済ませておきます。

    準備すること 確認するポイント
    案件内容の確認 求められる役割、技術スタック、チーム体制、稼働条件を読み込む
    スキルシートの見直し 案件に近い経験を説明できるか。人数、期間、規模などの数字を思い出しておく
    自己紹介の準備 1〜2分で話せるか。今回の案件との接点を入れているか
    想定質問への回答 職種共通の質問と、自分の職種の質問への答えを用意する
    深掘りへの備え 担当範囲、判断の理由、数字の3点を整理する
    AI活用の整理 使っているツール、工程、人が確認している部分、効果をまとめる
    答えにくい質問への備え 短期間で終了した案件や、経験の少ない領域についての説明を用意する
    逆質問の準備 案件の課題、チーム、参画前の準備について、3つ以上用意する
    稼働条件の整理 稼働日数、出社頻度、参画できる時期、並行している案件の状況
    オンライン環境の確認 接続、音声、カメラ、背景、画面共有

    面談の結果連絡とその後の流れ

    エージェント経由の案件では、面談の結果は担当者から連絡があります。参画が決まったら条件を確認して契約に進み、見送りの場合は評価を確認して次の面談に生かします。

    結果が出るまでの期間は案件によって違い、数日で決まることもあれば、社内の確認に1週間以上かかることもあります。結果を待つ間に別の案件の選考が進んだ場合は、早めにエージェントの担当者へ伝えておくと、調整がスムーズです。

    参画が決まったら、稼働開始日、稼働日数、出社頻度、単価などの条件を最終確認してから契約に進みます。条件の交渉は、面談の場ではなく、エージェントの担当者を通して行うのが一般的です。

    見送りになった場合も、担当者を通して企業からの評価を確認できることがあります。どの点が評価され、どの点が懸念されたかを知ることで、次の面談での伝え方を改善できます。

    面談の後に辞退したい場合は、できるだけ早く担当者に伝えます。辞退の理由を簡潔に伝えておくと、次に紹介される案件も希望に近づきやすくなります。


    面談対策を一人で進める限界と、テクフリの面談対策

    テクフリ(運営会社:株式会社アイデンティティー)は、企業との面談で出た約1,800問の質問データをもとに、案件担当とカウンセラーが面談対策を行っています。

    本記事の質問集を使えば、面談でよく聞かれる質問への準備はできます。ただし、一人で対策するには限界もあります。企業ごとに重視するポイントや面談官の関心は違い、その情報は公開されていないためです。

    一人で対策する場合と、テクフリを使う場合の違い

    項目 一人で対策する場合 テクフリの面談対策を使う場合
    想定質問 一般的な質問集から予想する 面談データをもとに、職種や案件に合わせて準備できる
    企業ごとの傾向 公開されている情報からは分かりにくい 企業とやり取りしている案件担当から、重視されやすい点を聞ける
    経験の伝え方 自分だけで判断する カウンセラーと、経験の伝え方を一緒に整理できる
    条件の交渉 自分で企業とやり取りする 単価などの条件交渉を担当者が代行する

    案件探しで確認しておきたいテクフリの特徴

    • マージン:マージン率10%の案件を保有しており、案件検索で絞り込めます
    • 紹介スピード:新規登録から参画決定まで、最速2日、平均14日です。
    • データの公開:面談の質問データに加えて、AI案件の単価データも公開しています。

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    まとめ

    テクフリの面談データ約1,800問から見えたのは、次の3点です。

    • フリーランスの面談では、技術の知識以上に、チームでの役割や判断の理由が確かめられている。最も多くの面談で聞かれたテーマは「チームでの役割・リード」
    • AIの活用は主要なテーマになり、7〜9月には約半数の面談で聞かれている。職種をまたいで最も多くの案件で聞かれた質問も「AIの活用経験」
    • 企業が知りたいのは「AIを使っているか」ではなく、AIに任せる範囲と、人が確認している部分。AIを使わない基礎力も同時に見られている

    面談の準備では、職種共通の質問と自分の職種の質問への答えを用意し、自己紹介、逆質問、稼働条件の整理まで済ませておきましょう。企業ごとの傾向を踏まえて準備したい場合は、テクフリの面談対策も活用してください。

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    フリーランスの面談に関するよくある質問

    Q1. フリーランスの面談は何分くらいですか?

    30分〜1時間ほどが一般的です。テクフリの面談データでは、1回の面談で企業から出る質問は平均7問でした。1問に1分程度で答えられるよう準備しておくと、時間内に要点を伝えられます。

    Q2. フリーランスの面談では、どんな質問が多いですか?

    テクフリの面談データでは、「チームでの役割・リード」(53%)、「設計・技術選定」(44%)、「AI活用」(44%)に関する質問が多く出ていました。職種を問わず、担当範囲と判断の理由を具体的に話せるようにしておくことが大切です。

    Q3. 面談で志望動機は聞かれますか?

    正社員の面接ほど重視されませんが、案件に関心を持った理由や、案件を選ぶ基準を聞かれることはあります。案件の内容と自分の経験の接点を話せるようにしておきましょう。

    Q4. 面談で単価の話をしてもいいですか?

    エージェント経由の案件では、単価などの条件は担当者を通して確認・交渉するのが一般的です。面談では、案件の内容や役割、稼働条件の確認に集中しましょう。

    Q5. AIツールを使っていないと、面談で不利になりますか?

    AIの活用について聞かれる面談は増えていますが、使っていないというだけで見送りになるわけではありません。現場のルールで使えなかった事情や、個人で試していることを伝え、参画後に対応できることを示しましょう。

    Q6. 経験が浅くても、面談に通りますか?

    経験年数よりも、案件で求められる役割を担えるかが見られます。経験が浅い場合は、担当した範囲を具体的に話し、自分で調べて解決した経験やキャッチアップの方法を伝えると、自走できることが伝わります。

    Q7. 面談の服装はどうすればいいですか?

    オンラインの場合も、清潔感のある服装が無難です。企業から私服の指定がある場合は、それに合わせましょう。

    Q8. 面談の結果はいつ分かりますか?

    案件によって違い、数日で連絡が来ることもあれば、社内の確認に1週間以上かかることもあります。結果を待つ間に他の選考が進んだら、担当者に早めに伝えましょう。

    Q9. 複数の案件の面談を、同時に受けてもいいですか?

    並行して受けるのは一般的です。面談で他の選考状況を聞かれることもあるので、隠さずに伝え、今回の案件への関心もあわせて伝えましょう。

    Q10. SES面談とフリーランスの面談は違いますか?

    SES面談は、SES企業に所属するエンジニアが客先の案件に参画する前に行う面談を指すことが多い言葉です。案件に合うかを確認する点ではフリーランスの面談も同じですが、フリーランスは個人事業主として業務を請け負うため、稼働条件や役割をより具体的に確認されます。

    Q11. 面談で緊張して、うまく話せません。どうすればいいですか?

    自己紹介と、よく聞かれる質問への答えを、声に出して練習しておくと緊張が和らぎます。答えに詰まったときは「少し考えてもよろしいでしょうか」と伝え、落ち着いて結論から話しましょう。

    Q12. 逆質問はいくつ用意すればいいですか?

    3つ以上用意しておくと安心です。面談の中で解消した質問は使えなくなるため、案件の課題、チーム、参画前の準備など、違う観点から用意しておきましょう。

    Q13. 面談で「AIを使わずに開発できますか」と聞かれるのはなぜですか?

    AIに頼りきりで、基礎が身についていない人を避けたいからです。AIを使いこなしていることと、自分でコードを読んで判断できることの両方を、具体的な経験で示しましょう。

    Q14. 面談の前に、何を準備すればいいですか?

    案件内容の確認、スキルシートの見直し、1〜2分の自己紹介、よく聞かれる質問への答え、逆質問、稼働条件の整理を済ませておきます。本記事の「面談前に準備しておくことチェックリスト」も活用してください。

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    データ出典

    項目 内容
    データ提供 テクフリ(運営会社:株式会社アイデンティティー)
    集計対象 2026年2月18日〜2026年9月15日に、テクフリを通じて実施した企業との面談259回と、企業から出た質問1,814問

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