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ネットワークエンジニアとして高い年収を得るには? 徹底調査

2021.03.26

REDMA

ネットワークエンジニア

目次

    ネットワークエンジニア とは?

    ネットワークエンジニアとは、インフラ系のエンジニアの中でもネットークに特化したエンジニアです。近年はオンプレミスだけでなく、クラウドを活用したネットワーク環境が増えてきているため、ネットワーク以外の専門的な知識も求められます。

    主な業務はネットワークの設計や保守、運用です。

    ソフトウェア開発のプログラマーのように高度なプログラミングの技術は基本的には必要ありませんが、ネットワークプログラミングなど最低限のプログラミングへの理解は必要です。

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    ネットワークエンジニアのスキル別で調査した年収の違い

    ネットワークエンジニアに求められるスキルは大きく分けて以下の3つです。
    それはネットワーク設計と、ネットワーク構築、そしてネットワーク保守と運用管理です。

    これらのスキルはネットワークエンジニアとして就業する際は基本的に全て必要です。
    しかしネットワークエンジニアとして就職した場合、どのようなポジションで入社するかによって、年収には違いがあるのが一般的です。

    では主スキルによる年収の違いとは、どのような違いなのでしょうか。
    基本的にエンジニア経験が未経験でも就業できるネットワークエンジニアの場合、保守と運用管理業務をメインとしたものが多くなります。

    保守と運用管理がメインの業務内容であれば最低限の知識を有していれば対応できることが多くなります。

    実際に未経験者を採用して、一ヶ月もしくは数週間程度の研修で現場に出て働くケースも少なくありません。

    しかし未経験採用やあまり高いスキルセットを求められないネットワークエンジニアの場合、提示される年収は300万円〜400万円程度が多くなり、平均的なネットワークエンジニアの年収よりは低くなる可能性が高くなります。

    そのため未経験からネットワークエンジニアとしてのキャリアをさせるなら最初から高い年収は狙わずに身につけたスキルに応じて転職する、もしくは昇進を狙うなど戦力的にキャリアを考えることが大切です。

    そしてネットワークエンジニアの平均年収は758.2万円です。
    これは経済産業省の公表資料「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」による年収ですが、ネットワークエンジニアとしてある程度のスキルを身につけることができれば、年収700万円程度は目指すことができると考えられます。

    ネットワークエンジニアとして中堅以上の実力を認められるためには、ネットワーク設計や構築のスキルも必要です。

    年収700万円以上を目指すなら設計や構築のスキルも身につけるべきだと言えるでしょう。

    ネットワークエンジニアの年収について業界別で調査した結果

    ネットワークエンジニアの主な採用はIT業界です。

    ネットワークエンジニアの年収が他の業界と比べて高いのか低いのかを判断するためには他の業界の年収や給与が参考になります。

    「中小企業の賃金制度」によると大企業のサービス業の平均的な月給は36万円。
    医療、福祉業界の平均的な月給は31.9万円です。

    ネットワークエンジニアが含まれると考えられる情報通信業界の大手企業の平均的な月給は47.1万円となっています。

    このような月給の違いから、ネットワークエンジニアの平均的か年収も他の業界と比較すると高めの水準となっていることがわかります。

    参考:中小企業庁「中小企業白書 中小企業の賃金制度」

    ネットワークエンジニアとして将来性のあるスキルとは?

    ネットワークエンジニアとして高い年収を目指すためには、専門的なスキルを身につけることが欠かせませんが、全てのスキルに将来性があるわけではありません。

    ではネットワークエンジニアとして将来性があるスキルとは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
    それは以下の通りです。

    セキュリティに関するスキル

    標的型攻撃など企業や組織へのサイバー攻撃が旺盛になってきている昨今では、セキュリティに関する需要が高まってきています。

    実際にネットワークエンジニアがネットワーク機器だけでなくSIEMなどセキュリティ関連のソフトウェアの扱いを任される場面は少なくありません。

    セキュリティに強いネットワークエンジニアになることができれば、上位エンジニアとして組織内で高い年収を提示されるポジションを獲得できる可能性があるといえるでしょう。

    セキュリティに関する資格としてはIPAが実施している情報セキュリティマネジメントや情報処理安全確保支援士などがあります。

    クラウドに関するスキル

    仮想環境などクラウドの需要の高まりを考慮すると、ネットワークエンジニアとしてクラウドのスキルを身につけることも将来には有用だと考えられます。
    実際にコストダウンや様々な理由からオンプレミス環境からクラウド環境への移行が実施されるケースは少なくありません。

    今後クラウドによってインフラの設計や構築が簡単になっていく可能性はありますが、それによってネットワークエンジニアの需要がなくなるわけではありません。

    クラウド環境における設計や運用保守のニーズが高まることも予想できるため、ネットワークエンジニアとして長期的に活躍することを目指すならクラウドに関するスキルは有用だといえるでしょう。

    クラウドに関するスキルとして近年注目度が高いものにはAWSがあります。
    AWSとはアマゾンが提供している、クラウドサービス。

    グーグルやIBM などの有名企業もクラウドサービスを手がけていますが、AWSは国内において一定の需要を確保しています。またAWSは仮想サーバーやデータベースなど100以上のサービスが提供されています。

    規模の大小に応じた必要なサービスを選んで利用することができるため、大手企業だけでなく様々な企業から利用されています。

    オンプレミスからAWSへの移行作業を担当するような業務内容も存在しているため、AWSのスキルを身につけることは将来の活躍の幅を広げることにもつながります。

    またAWSは一定の技術の証明にもつながる認定試験の実施をしています。
    資格の評価は就業する企業によって異なりますが、資格取得は転職活動や昇進や昇給において強みとなります。

    時間に余裕がある場合は、AWSの認定を取得することも検討する価値があるといえるでしょう。

    参考: AWS認定
    https://aws.amazon.com/jp/certification/

    プログラミングスキル

    ネットワークエンジニアには基本的にはプログラミングスキルが求められる場面はほとんどありませんが、将来フルスタックエンジニアを目指すなら、プログラミングスキルは有用なスキルです。

    また近年ではRubyやPythonなど、需要が高いプログラミング言語の習得を目指すネットワークエンジニアも少なくありません。

    インフラ系のエンジニアは極端な景気の影響は受けにくいと考えられますが、将来の需要がどのような影響になるのかはその時にならなければ分かりません。

    プログラミングを習得してインフラに強いフルスタックエンジニアとしての地位を確立できれば対応できる業務範囲も広がります。

    将来目指す働き方によっては、プログラミングスキルを身につけることも検討する価値はあると考えられます。

    【まとめ】ネットワークエンジニアとして高い年収を目指すにはスキルが必要

    ここまで紹介してきたように、ネットワークエンジニアは他の業界と比較しても高い年収を獲得しやすい職者ではありますが、経験が浅いうちから高い年収を目指せるほど簡単な職種ではありません。

    そのためある程度まとまった年収を目指すなら、ネットワークエンジニアとして働きながらスキルアップを目指すことが大切です。
    中堅以上のスキルを身につけることができれば、社内の昇進だけでなく転職による年収アップやフリーランスとしての独立も視野にいれて活動できるようにもなります。

    このようなことを考慮するとネットワークエンジニアとしてより働きやすい環境を目指すためにもスキルアップは欠かせないことが分かります。

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