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Rubyエンジニアに未経験から転職するには?必要なスキルや求人の探し方

2024.07.04

sake

Ruby

目次

    Rubyを勉強してみたいと思うものの、未経験からRubyエンジニアに転職することができるのかと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。結論としては、Rubyエンジニアは未経験からでも目指すことが可能です。しかし、成功するためには必要なスキルをしっかりと身につけておく必要があります。本記事では、未経験からRubyエンジニアに転職するための具体的な方法や必要なスキル、求人・案件の探し方について詳しく解説します。これからRubyエンジニアを目指す方にとって役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

    Ruby案件を探してみる

    Rubyエンジニアとは?

    Rubyエンジニアとは

    Rubyエンジニアは文字通りRubyを使うエンジニアを指します。Rubyは日本人が開発したスクリプト言語です。学習コストの低さや運用・保守のしやすさが評価されており、Web業界で多く使われています。Webアプリ開発ではスピードが求められることが多いため、Rubyは相性が良いのです。

    また、RubyにはRuby on Railsというフレームワークがあるのも大きな特徴です。フレームワークとは簡単に言うと、システム開発時に枠組みとして使うもののことであり、活用することで通常よりも早く開発することが可能です。

    Rubyエンジニアの仕事内容

    Rubyエンジニア仕事内容

    Rubyエンジニアの仕事内容について解説します。Rubyエンジニアの仕事内容は大きく次の2つに分けることができます。

    • Webアプリ開発
    • 業務ツール開発

    それぞれの仕事内容について詳しく解説していきます。

    Webアプリ開発

    Rubyエンジニアの主な仕事内容として、Webアプリ開発が挙げられます。Rubyはその特性からさまざまなWebアプリ開発に適しており、具体的には以下のようなものが挙げられます。

    ・ECサイト: 商品の検索、カート機能、オンライン決済、注文履歴の管理など、ショッピングの全過程をサポートする機能を持つWebサイトです。ユーザーの利便性を高めるための機能が多岐にわたります。

    ・掲示板: ユーザーがトピックを投稿し、コメントをやり取りするためのプラットフォームです。特定のコミュニティ向けに設計された掲示板もあり、ユーザーの交流を促進します。

    ・SNS: TwitterやFacebookのように、ユーザー同士がつながり、情報を共有するためのソーシャルネットワーキングサービスです。フォロー機能やタイムラインの管理など、多様な機能が必要です。

    ・動画配信サービス: YouTubeやNetflixのように、動画をストリーミング配信するプラットフォームです。動画のアップロード、再生、コメント機能など、ユーザーエクスペリエンスを重視した設計が求められます。

    このようなサービスの開発に興味がある方は、Rubyが非常に向いています。最近では、スマートフォンの普及に伴い、Webアプリケーションを利用するユーザーが飛躍的に増加しています。これにより、Webアプリ開発の需要は依然として高い水準にあります。

    ユーザーの期待に応えるために、Webアプリケーションは常に高機能かつ利便性の高いものが求められています。例えば、レスポンシブデザインによる、PCだけでなくスマートフォンやタブレットでも快適に利用できるインターフェースの提供はその一例でしょう。また、セキュリティの強化やユーザーデータの管理、パフォーマンスの最適化も重要な課題となります。

    業務ツール開発

    Rubyは簡単な業務ツールの開発にも非常に適しており、RubyエンジニアはWebアプリケーションの開発だけでなく、社内で使用するさまざまなツールの開発も頼まれることが多いです。Rubyの特性を活かして、業務効率化やデータ処理を行うためのツールを開発することが可能です。

    例えば、Rubyはスクレイピングを行うのに優れたプログラミング言語です。スクレイピングとは、Webサイトから情報を自動的に収集し、Excelなどのファイルに整理して保存する技術です。これにより、手動でデータを収集する手間を省き、効率的に情報を取り扱うことができます。スクレイピングを行うには、WebページのHTMLを解析して必要なデータを抽出し、適切に整形する必要があります。Rubyには、このような処理を簡単に行うための豊富なライブラリが揃っています。例えば、Nokogiriというライブラリを使用すると、HTMLやXMLの解析が容易に行えます。また、RubyはExcelファイルの操作も得意であり、RubyXLやSpreadsheetなどのライブラリを使えば、プログラムからExcelファイルを簡単に生成したり編集したりすることができます。

    さらに、Rubyはデータベースとの連携も得意です。ActiveRecordなどのORM(オブジェクト関係マッピング)ライブラリを使用することで、データベースの操作がシンプルに行えます。これにより、収集したデータをデータベースに保存し、後で容易に検索や集計ができるようになります。このように、Rubyを使用することで、社内業務の効率化を図るためのツールを迅速かつ効果的に開発することができます。例えば、定期的にWebサイトから最新のデータを収集して分析するツールや、社内のデータを一元管理するためのシステムなど、多岐にわたる業務ツールを開発することが可能です。

    Rubyエンジニアは、Webアプリケーションの開発と並行して、こうした業務ツールの開発を依頼されることが多いです。そのため、Rubyエンジニアとしてのスキルを活かし、多様なニーズに対応できるようになることで、社内での評価も高まり、さらなるキャリアアップの機会を得ることができるでしょう。

    Rubyエンジニアの年収は?

    Rubyエンジニア年収

    Rubyエンジニアに公式の定義は存在しないため、Rubyエンジニアの年収も各サイトによって集計方法が異なりバラバラの結果が出ています。ただ、厚生労働省の職業情報提供サイトによると、令和4年のプログラマーの平均年収は550.2万円とのことです。Rubyエンジニアの年収も、プログラマーの平均年収とそこまで差がない可能性が高いでしょう。

    もう1つデータを見てみましょう。フリーランスエージェントの「テクフリ」に公開されたRuby案件の平均単価は月78.1万円となっています。月78.1万円というのは比較的高単価であると言えます。
    プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))
    Rubyの案件・求人情報 | フリーランスエンジニアの案件・求人なら【テクフリ】

    未経験でもRubyエンジニアに転職できる?

    Rubyエンジニア転職

    未経験でもRubyエンジニアに転職できるかどうか、気になる方も多いでしょう。未経験と一口に言っても、Ruby以外のプログラミング言語の経験がある人と経験がない人では、転職難易度や転職戦略が大きく異なります。

    他言語の経験がある人

    Rubyは未経験だとしても、他のプログラミング言語での経験がある場合はRubyエンジニアへの転職がスムーズに進むことが多いです。他言語での開発経験があるということは、すでにプログラミングの基本的な概念やロジックを理解しており、開発プロセスやプロジェクト管理の流れ、さらにはチーム内でのコミュニケーションの取り方など、エンジニアとしての重要なスキルセットを持っていることを意味します。そのため、企業側も即戦力に近い人材として期待しやすく、採用されやすい傾向にあります。

    しかし、他言語の経験がある場合、面接の際には「なぜRubyエンジニアに転職したいのか」という質問をほぼ確実に受けることになります。この質問に対して明確かつ納得のいく回答を用意しておくことが重要です。例えば、Rubyのシンプルさや生産性の高さに魅力を感じたから、あるいはRuby on Railsのフレームワークを用いたWebアプリケーション開発に興味を持ったからなど、具体的な理由を述べることが求められます。この質問に対する答えが曖昧だと、キャリアプランが不明瞭であると見なされ、転職活動に対する本気度や準備不足が露呈してしまいます。

    Rubyエンジニアとして働きたい理由をしっかりと考えて、納得のいく説明ができるように準備を整えておくことが重要です。また、他言語での経験をどう活かしてRubyエンジニアとしてのスキルを磨くか、具体的なプランを持つことも大切です。これには、過去のプロジェクトで得た知識や技術をどのように応用できるか、Rubyの特性やフレームワークを使ってどのような価値を提供できるかなどを考慮すると良いでしょう。

    さらに、実際にRubyで何かプロダクトを作ってみることも有効です。簡単なWebアプリケーションやスクリプトを作成することで、Rubyの特徴やコーディングスタイルに慣れることができます。また、これらの実績は面接でのアピールポイントにもなります。Rubyコミュニティへの参加や、オープンソースプロジェクトへの貢献も、転職活動を成功させるための有効な手段です。

    まとめると、他言語の経験がある人にとって、Rubyエンジニアへの転職は実現可能性が高いですが、しっかりとした理由と計画を持つことが成功の鍵となります。

    他言語の経験がない人

    他言語の経験がない人にとってRubyエンジニアへの転職は難易度が高いですが、不可能というわけではありません。完全な未経験者であっても一定の実力を持ち、それを証明できれば採用される可能性は十分にあります。実力を証明するには、面接で「Rubyの勉強をしていました」と言うだけでは不十分であり、具体的な成果物を示すことが重要です。

    RubyおよびRuby on Railsを使ってWebアプリケーションを自作し、それをポートフォリオにまとめるといいでしょう。このポートフォリオは、自分の学習意欲や技術スキルを採用担当者にアピールするための強力なツールとなります。例えばブログサイトやタスク管理ツールなど、実際に動作するWebアプリケーションを制作してそのコードやデザイン、機能を詳細に説明することが求められます。また、GitHubなどのプラットフォームにプロジェクトを公開し、コーディングスタイルや開発プロセスを公開することで、さらに透明性を高めることができます。

    さらに、Ruby関連の資格を取得することも有効です。例えば、Ruby技術者認定試験という資格は、Rubyの文法や標準ライブラリについての知識を証明するものです。この資格を取得することで、自分がRubyに対する深い理解を持っていることを客観的に証明できます。資格は履歴書にも記載できるので、面接での強力なアピールポイントとなります。

    まとめると、他言語の経験がない人がRubyエンジニアに転職するためには、学習の成果を具体的に示すポートフォリオの作成や資格取得、コミュニティへの参加など、多方面からのアプローチが重要です。これらの努力を積み重ねることで、未経験者であっても自信を持って転職活動に臨むことができるでしょう。

    参考:Ruby技術者認定試験

    転職で有利になるRubyエンジニアに必要なスキル

    Rubyエンジニアスキル

    Rubyエンジニアに未経験から転職する場合、事前に必要なスキルを身につけておく必要があります。Rubyエンジニアに必要なスキルは次の3つです。

    • Rubyの文法知識
    • Ruby on Rails
    • HTML・CSS

    1つ1つの必要なスキルについて詳しく解説していきます。

    Rubyの文法知識

    まず最初に押さえておきたいのが、Rubyの文法知識です。Rubyの文法はシンプルで分かりやすく、他のプログラミング言語に比べて習得が容易と言われています。しかし完全に未経験から始める場合、どこから手をつければ良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。そんな方には、Progateやドットインストールといったオンライン学習サイトを利用することをおすすめします。これらのサイトは、初心者にも理解しやすいように教材が整備されており、基礎から応用まで体系的に学ぶことができます。特にProgateは、スライド形式で分かりやすく説明してくれるため、飽きずに学習を進められるでしょう。また、ドットインストールは短い動画でポイントを押さえた解説を提供しているため、隙間時間を活用して学ぶのに最適です。

    さらに、Rubyの文法を学ぶ際には、公式ドキュメントやリファレンスガイドを参照することも重要です。公式ドキュメントには、言語仕様やライブラリの詳細が記載されており、より深い理解を得るための貴重な情報源となります。また、GitHubやQiitaなどのプログラミングコミュニティで他のエンジニアが書いたコードを読むことも、実践的なスキルの向上につながります。実際のプロジェクトでどのようにRubyが使われているかを知ることで、自分のコードの質も向上するでしょう。

    加えて、Rubyの特徴的な機能や、他のプログラミング言語との違いを理解することも大切です。例えば、Rubyのメソッドチェーンやブロック、モジュールの使い方など、Ruby特有の構文や慣習を学ぶことで、より効率的にコードを書くことができるようになります。これにより、実際の開発現場で即戦力として活躍できる可能性が高まります。

    最後に、学習を進める中で分からないことが出てきた場合は、積極的に質問することも大切です。オンラインフォーラムやコミュニティに参加して質問を投げかけることで、他のエンジニアからのアドバイスを得ることができます。これにより、自己解決力も向上し、学習効率がさらに高まります。Rubyの文法知識を体系的に学んでアウトプットの機会を増やすことで、転職活動を有利に進めるための基盤を築くことができます。

    Ruby on Rails

    Rubyの文法を覚えたら、次のステップとしてRuby on Railsの学習に進みましょう。Rubyにはいくつかのフレームワークがありますが、実務の現場で最も広く使われているのはRuby on Railsです。このフレームワークを習得することでWebアプリ開発のスキルを飛躍的に高めることができ、多くの企業で即戦力として求められる人材となるでしょう。

    Ruby on Rails(略してRails)は、Webアプリケーションを効率的に開発するためのフルスタックフレームワークです。Railsを使うことでデータベース操作やテストの自動化など、Web開発に必要な機能を一通り実装することができます。DRY(Don’t Repeat Yourself)やCoC(Convention over Configuration)といった設計原則に基づいているため、コードの重複を避けて設定よりも規約を重視したシンプルな開発スタイルを実現できます。

    Railsの学習においては、まずは公式のチュートリアルやオンラインコースを活用するのが効果的です。RailsガイドやRailsチュートリアル(Michael Hartl著)は特に人気があり、基礎から応用までを網羅的に学ぶことができます。また、実際の開発プロセスを体験できるプロジェクトベースの学習も非常に有益です。例えば、簡単なブログアプリケーションやタスク管理アプリを作成することで、Railsの基本的な機能や設計パターンを実践的に学ぶことができます。

    HTML・CSS

    HTML・CSSも習得しておくと、Webアプリにおけるサーバ側だけでなくWebブラウザ側の処理も理解できるようになり、Rubyエンジニアとしてできることが広がります。またポートフォリオに掲載するためのWebアプリを作る場合、HTML・CSSを知らないとWebアプリの画面を作ることができないため、HTML・CSSは必要です。

    他の言語とRubyの比較

    Ruby比較

    RubyはWebアプリケーション開発で使われる言語ですが、Webアプリケーション開発向けの言語は他にもいくつかあります。そのため、「Webアプリ開発に関わりたいがどの言語から勉強すべきか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。
    代表的なWebアプリ開発向け言語は次の3つです。

    • JavaScript
    • PHP
    • Python

    これらの言語とRubyはどういった点が異なるのかについて、詳しく解説していきます。

    JavaScript

    JavaScriptはWebアプリにおけるWebブラウザ側の処理を行うプログラミング言語です。Rubyはサーバ側の処理を行う言語のため、JavaScriptとは厳密には用途が異なります。サーバ側の開発を行いたいならRuby、Webブラウザ側の開発を行いたいならJavaScriptを選択すると良いでしょう。
    また、余力があるのであれば、両方習得しておくことをおすすめします。Webブラウザ側とサーバ側の両方のスキルを習得することで、フルスタックなエンジニアを目指すことができ、市場価値を高めることに繋がるでしょう。

    PHP

    PHPはWebアプリ開発に特化した言語であり、Rubyとよく似ています。PHPはHTML内に直接コードを記述できる点が特徴です。また、PHPはWordPressでも使われているため、WordPressのテーマ制作などを行いたい方は、RubyよりもPHPを選択すると良いでしょう。ただ、それ以外の場合でしたら、RubyとPHPのどちらを選んでもさほど問題はありません。

    Python

    Pythonも同じくWebアプリ開発で使われる言語です。Pythonは、人工知能開発やデータ分析にも活用することができます。こういった分野は需要が今後高まると言われているため、Python自体の将来性も高いと言えるでしょう。Webアプリ開発を行いたいならRubyとPythonのどちらを選択しても問題ありませんが、人工知能開発なども行いたいならPythonから勉強することをおすすめします。

    Rubyエンジニア案件・仕事の探し方

    Rubyあんけんさがしかt

    続いて、Rubyエンジニア案件や仕事の探し方について解説します。Rubyエンジニア案件や仕事を探すには、次の2つの方法がおすすめです。

    • エージェントの利用
    • クラウドソーシングの利用

    各方法について詳しく解説していきましょう。

    エージェントの利用

    1つ目がエージェントを利用する方法です。エージェントに登録すると担当者が自分についてくれて、案件の紹介を行ってくれます。担当者は自分のスキルレベルに合った案件を厳選してくれるため、自分で案件を探す手間を省くことが可能です。
    エージェントの中でもおすすめはテクフリです。テクフリはフリーランス向けエージェントの1つであり、高単価案件を多数保有しています。更に、フリーランス向けに豊富な福利厚生を用意しており、安心して働くことが可能です。

    クラウドソーシングの利用

    2つ目がクラウドソーシングを利用する方法です。クラウドソーシングは未経験でも案件を獲得しやすいのが特徴であり、未経験者が実績を作りたい場合に向いています。ただし、単価はそこまで高くない場合も多いため、ある程度クラウドソーシングで実績を積んだら、テクフリなどのフリーランスエージェントで案件を探してみるのがおすすめです。

    Ruby案件を探してみる

    まとめ

    Rubyまとめ

    本記事ではRubyエンジニアへの転職方法について解説しました。Rubyエンジニアに必要なスキルや、Ruby案件・仕事の探し方などがお分かりいただけたかと思います。Rubyは比較的平易な言語であるうえに、需要も一定数あるため、未経験からでもRubyエンジニアを目指すことは可能です。ただし、本記事で解説したように、Rubyエンジニアに必要なスキルをあらかじめ身につけておく必要があるでしょう。

    また、Ruby以外もPHPやPythonなどWebアプリ向け言語は多くあります。ただ、これらの言語はそこまで難易度は変わりませんので、未経験者はどれから学んでも問題ありません。Rubyに興味を持ったならRubyから始めてみるのが良いでしょう。プログラミングの勉強は興味を持って取り組むことが1番大切なのです。

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