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Vue.jsは学習コストが低い?特徴や将来性を調査してみた

2024.11.01

mazaichan

Vue.js

目次

    この記事の読者の方には、未経験からエンジニアを目指しているという方や、既にエンジニアとして働いているけれど、違うプログラミング言語を学び、職種を変えてエンジニアとしてチャレンジしようか悩んでいるという方が多いと思います。

    一概にエンジニアといっても、ユーザーが触れる部分を設計・開発するフロントエンドエンジニアや、システムの裏側にあるロジックを設計・開発するバックエンドエンジニア、開発したシステムを正常に動かすための環境づくりをするインフラエンジニア、システムの運用や保守をサポートするカスタマーサポートなど、エンジニア内で様々な職種があります。

    というのも、システムの開発にあたっては、ユーザーが使う画面やユーザーが画面上で行った行動に対する処理などシステム全体を動かすために、それぞれのシステムが複合的に絡み合っており、またシステムの機能を維持するためのメンテンスが必要になるため、このようにエンジニアの中でも職種が分かれています。

    その職種の中でも、年収に差があったり、独立のしやすさに差があるので、エンジニアとして働くにあたってどの職種で働くのかという観点は非常に重要になってきます。そして、エンジニアとして職種を変えようと思った場合には、新たなプログラミング言語を学ぶ場合が非常に多いです。例えば、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアでは使うプログラミング言語が異なってきます。

    今回はその中でもVue.jsというプログラミング言語に重点を置いて、現状と将来性を比較していき、Vue.jsを学ぶべきか否か見ていきます。

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    Vue.jsとは?

    Vue.jsとは

    Vue.jsとは簡単に言うと、JavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワークです。

    Vue.jsはJavaScriptのフレームワークの一種であり、JavaScriptのフレームワークはVue.js以外にもAngular,React,jQueryなど様々なフレームワークがあります。どれもJavaScriptでのフロントエンド開発を効率的にするフレームワークです。

    JavaScriptはフロントエンド開発にて主に使われており、HTML+CSSで作られたブラウザ上のページに動きを付ける役割を担っています。例えば、文字をクリックすると写真を表示させる、ページをスクロールさせると広告を表示させるようにするといったように、ページに動きをつけることができます。

    動きがあるページとないページでは、デザインや利便性が異なってくるので、今日ほとんどのWebサイトにてJavaScriptは使われています。Vue.jsはEvan You氏によって開発がなされ、最初のリリースは2014年ですので比較的新しいJavaScriptのフレームワークです。

    Evan You氏はもともとGoogleにて働いており、AngularJSの開発に携わった後に、AngularJSの有用な部分を取り出しそれ以外を削ぎ落としたJavaScriptのフレームワークを開発したいと考え、Vue.jsをリリースしました。そんなVue.jsの特徴について次で解説していきます。

    Vue.jsの特徴

    Vue.jsの特徴

    Vue.jsには大きく以下の3つの特徴があります。それぞれについて、さらに詳しく解説していきます。

    1. 学習コストが低い
    2. 小規模開発にも向いている
    3. SPA(Single Page Application)開発が可能

    学習コストが低い

    Vue.jsはAngularJSの有用な部分を取り出し、それ以外を削ぎ落としたJavaScriptのフレームワークを開発したいという考えのもと生まれたフレームワークです。AngularやReactに比べるとフレームワークの規模が小さく、覚えることは少なく利用できます。JavaScriptやjQueryの知識があれば、習得は容易といえるでしょう。

    小規模開発にも向いている

    Angularは中規模から大規模の開発に適しており、個人開発などの規模の小さい開発には向いていません。Vue.jsですと、そのような小規模開発がしやすいと共に、中規模から大規模の開発もできます。

    SPA(Single Page Application)開発が可能

    SPA(Single Page Application)とは、ブラウザ上で可能な処理をJavaScriptで完結させる処理方法です。これにより、サーバー側との通信を最低限に抑え、高速な処理を実現させることができます。アプリケーションを使用するユーザーの視点からすると、素早いレスポンスによって使い勝手が良く、気持ちよくアプリケーションを使うことができます。

    Vue.jsの現状

    Vue.jsの現状

    テクフリにて掲載中のVue.js案件は約70件で、平均単価は79.3万円となっております。単純計算で年収を算出すると、約950万円程度となります。(2024年11月時点)

    他のプログラミング言語フレームワークの案件に比べると、比較的高い水準となっております。Vue.jsは比較的新しいフレームワークであること、導入のしやすさから多くの企業で使用されていることから需要の高い技術であることが伺えます。

    Vue.jsの将来性

    Vue.jsの将来性

    続いてVue.jsの将来性について見ていきます。

    まず、給与ですが、今後も現在のように高い単価であることが予想されます。なぜなら、Vue.jsを扱えるエンジニアが不足していることや、SPA(Single Page Application)開発の需要が高まっていることが挙げられるからです。

    Vue.jsは歴史が浅いものの、これだけ注目がされているので、数多くの企業に今後も利用されていくでしょう。また、AngularやReactに比べると、Vue.jsは開発に導入する敷居が低いので、その利用のしやすさから案件数は増えると予想されます。

    ただ、Vue.js関連の案件を受注するには、HTML+CSS等の他のフロントエンド開発の知識・経験はもちろんのこと、他のフレームワークと併用して使われることも多いので、それらの知識・経験が必要となってくるでしょう。

    まとめ

    Vue.jsまとめ

    Vue.jsには将来性がある? 現状から踏まえて検証してみた というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

    1. Vue.jsはJavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワーク
    2. Vue.jsには学習コストの低さ・個人開発などの規模の小さい開発にも向いている・SPA(Single Page Application)開発が可能という特徴がある
    3. Vue.jsを扱えるエンジニアが不足していることや、SPA(Single Page Application)開発の需要が高まっていることからVue.jsの将来性は高いと言える

    Vue.jsは学習コストも低いので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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