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Go言語

Go言語フレームワークおすすめ6選と選び方【2022】

Go言語は、近年利用者が増加していて、トレンドのプログラミング言語の一つです。 使用者が多いこともあって、フレームワークも多数存在しています。 そのため, 「Go言語のフレームワークって何があるの?」 「たくさんあってどのフレームワークを使えばいいかわからない…」 といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。 そこで、この記事ではGo言語のフレームワークについて解説していきます。最後まで読んでいただければ、どのフレームワークを学習すれば良いかわかります! Go言語について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。 2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20 第5位:Go Go言語フレームワークとは? Go言語のフレームワークとは、Go言語を利用して開発をする際に必要な基本機能をまとめたソフトウェアのことです。 フレームワークには、ある程度決まったルールが存在しています。そのため、誰が書いても理解がしやすいという特徴があります。 また、自分で1から書くと数百行必要なコードが、フレームワークを使うと数十行で解決するのも魅力です。 フレームワークと似た言葉としてライブラリがありますが、両者の違いは「制御の反転があるかどうか」によります。 ライブラリの場合、プログラムを動かす主導権はプログラマーが書いたコードにあります。一方で、フレームワークの場合、プログラマーが書いたコードはフレームワークによって制御されるのです。 つまり、ライブラリは主導権がエンジニア側にあり、フレームワークは主導権がフレームワーク側にあると言えます。 Go言語案件について相談する Go言語フレームワークを利用するメリット Go言語を使う上で、フレームワークを利用することにはいろいろなメリットがあります。ここでは、 ・開発スピードが上がる ・コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) ・バグの減少 ・フリーランスとして仕事が取りやすくなる という4点のメリットについて紹介していきます。 開発スピードが上がる MVP開発やリーンスタートアップという言葉が注目されているように、IT/Web業界では特に、サービスを高速で市場に投下することが重要です。Go言語のフレームワークを利用するのとしないのでは、開発スピードにかなりの差が生じます。 例えばGo言語のフレームワークには、スマートフォンのアプリや、サーバー、ドローンの開発機能などが備わっているのですが、それらをフレームワークなしでエラー無く完成させるには、かなりの時間を要してしまうのです。 コードの統一性を保持(多人数開発にも対応しやすくなる) プログラミングに限らず全ての仕事にいえますが、コードの書き方にはその人の個性やクセがでます。 経験、スキル、年齢、性格、キャリアなど様々な要因によって差が生じるのですが、人が書いたコードを修正するのは、かなり大変な作業です。 フレームワークを利用すれば、コードの統一性を保持させることができます。 統一性を保持することにより、多人数開発にも対応しやすくなります。 バグの減少 Go言語のフレームワークは基本的に大人数のエンジニアに利用されています。そのため、バグはすでに解決されていることが多いです。 それらのバグが少ないフレームワークを利用して開発を進めると、開発をしたプログラムもバグが少なくなる可能性が高まるといえます。 フリーランスとして仕事が取りやすくなる Go言語の中規模、大規模以上案件では、フレームワークが利用されていることがほとんどです。 特にEchoは人気のフレームワークとなっているため、Go言語エンジニアとして仕事を獲得したい場合、習得しておくといいかもしれません。 Go言語のフリーランス案件一覧をチェックする Go言語フレームワークを使用するデメリット 一方で、Go言語フレームワークを使用することのデメリットは次の2点が挙げられます。 ・学習期間が必要 ・イレギュラーに対応できないことがある 詳しく見ていきましょう。 学習期間が必要 フレームワークを使いこなすにはGo言語の理解がある前提で、最低でも数週間は学習をする必要があります。 概要を抑えられても、細かい要望を実現しようとすると調査に更に時間がかかることはよくあります。使用者が多くないフレームワークになると、情報量が少なく、調査が難しいこともあるでしょう。 また、ドキュメントは基本的に英語で書かれていることが多いです。 イレギュラーに対応できないことがある フレームワークはいわゆる「よくある機能」を開発する際には有用です。 しかし、前例が少ない機能を開発したい場合、対応できないことが多々あります。 フレームワークは決められたルールに則ってサービスを開発していかなければならないため、イレギュラーが多発するようなサービスではフレームワークを利用しないほうが作りやすいことがあるのです。 おすすめGo言語フレームワーク6選 ここからは、人気のフレームワークや、目的によって有用なGo言語フレームワークについて解説していきます。 1.Echo Echoは軽量のWebフレームワークとして知られています。 Ginよりも高速処理が可能で、拡張性も高くなっているので、注目度が増しているフレームワークです。 シンプルさが特徴で、初心者にもわかりやすくなっています。 Echo公式サイト 2.Revel Revelは、JavaのPlay Frameworkを元に作成された、フルスタックフレームワークです。 Revelひとつで基本が揃います。 処理速度が速く、効率的な性能をしているのが特徴です。 コミュニティが活発で、学習コストが抑えられているため、習得難易度は高くはありません。 Revel公式サイト 3.Gin GinはGo言語の初期から存在するフレームワークで、軽量・高速処理を特徴としています。 また、ミドルウェア作成のサポート機能もあるため、効率アップが期待できます。 古くからあるため、人気も健在のフレームワークです。 Gin公式サイト 4.Beego BeegoはRubyのSinatraを元に作成された、フルスタックフレームワークです。 Webアプリケーション・APIの開発機能や自動テスト機能を備えています。 多機能のため、はじめてGo言語で大規模なアプリケーション開発をするという方にはおすすめです。 Beego公式サイト 5.Goji Gojiはnet/httpと互換性を持っているフレームワークです。 Ginについで高速処理が可能で、小・中規模開発に適しています。 Goji公式サイト 6.iris irisは最速のフレームワークを謳っているフレームワークです。 デバイスに左右されず利用可能であるため、スマートフォンからデスクトップまで、さまざまなデバイスでも高速に動作することが特徴です。 iris公式サイト Go言語の単価や記事数は? ここまでフレームワークの解説をしてきました。 では実際の単価や記事数はどのようになっているのでしょうか? テクフリに掲載されている案件を参考に以下にまとめました。 Go言語の単価 弊社調べによると、Go言語の平均単価は79万円です。 テクフリ調べ 2022/09/26付 Go言語フレームワークの記事数比較 Go言語フレームワークの記事数を下記のようにまとめました。 2022年9月時点では、学びやすさの観点から見ると、選ぶべきGo言語フレームワークはEchoもしくはGinであるといえます。 フレームワーク Qiitaの記事数 stackoverflowでの質問数 Echo 3958 23 Revel 176 1 Gin 868 7 Beego 97 1 Goji 75 0 iris 101 0 Go言語を使用する案件紹介 案件名 Go言語/AWS/ライブコマースサービスアプリ開発/フリーランスエンジニア 月額単価 〜880,000円/月 最寄駅 六本木一丁目駅 業務内容 大手通信会社と共同で運営しているライブコマースサービスにおいて、サーバーサイドのAPI開発からAWSを使用したインフラ構築まで幅広く担当いただきます。 【案件詳細】 ・GoでのAPI設計・開発 ・AWS/GCPにおけるサーバ構築・運用 ・プロダクトマネージャーやデザイナー、ライブ番組プロデューサーと連携したチーム開発 基本スキル ・Webアプリケーション、APIの実務での開発・運用経験 ・Unix系OS、RDBMSでのサービス運用経験 ・AWSなどのクラウドを活用したインフラ構築・運用経験 ・Goでの開発経験 案件名 Golang/オンライン顔認証サービスのバックエンドエンジニア/リモート可 月額単価 〜1,050,000円/月 最寄駅 大手町駅 業務内容 本人確認プラットフォームにおける、新機能の開発や安定運用のための開発を行っていただきます。 【今後行うこと】 ・顔認証やFIDO認証を実現するバックエンドAPIの改善 ・認証データの収集及び分析基盤の構築 ・その他認証プラットフォームとしての認証機能開発 など 基本スキル ・仕様検討、設計、開発、リリースまで一貫した経験 ・Web APIの設計を行ったことがある ・データベースの設計を行ったことがある Go言語フレームワーク案件について相談する まとめ この記事では、Go言語のフレームワークについて解説してきました。 Go言語がトレンドになって、利用者が増えていくと、フレームワークの必要性も同時にあがってきます。 適切なフレームワークを採用することで、作業効率を上げて、良い開発ライフを送りましょう!
Go言語

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第5位:Go

Goとは Go言語は2009年にGoogleによって開発されたプログラミング言語です。シンプルな構文と動作の速さが大きな特徴となっています。 Go言語はUNIXやOSの開発に携わり、Limboという言語を開発したロブ・パイク氏、UNIXの開発と共にそれを構成するC言語の開発をしたケン・トンプソン氏の2人によって設計されました。 この2人はITエンジニア界隈では有名な人物となっています。効率よく生産的な作業が行えるという実用性の部分を背景に設計・開発された言語となっており、Go言語の特徴を理解することでこの背景も理解できるはずです。 まずGo言語の特徴であるシンプルな構文という部分ですが、ケン・トンプソン氏が開発したC言語の構文を意識しながらも、C言語よりもよりシンプルで記述の方法が最小限となっているので、誰が書いても似たような構文となります。 そのため、多くのエンジニアがプロジェクトに関わっている場合でも書かれた記述を理解することが容易です。 続いてGo言語の特徴である動作の速さという部分について見ていきましょう。 プログラムを実行する際には、書かれたソースコードを機械が読めるように機械語に翻訳する必要があるのですが、Go言語では全てのソースコードを翻訳した後に実行するコンパイルという方式をとっているので、プログラムの実行スピードが非常に速くなっています。これはC言語でも同様です。 まとめると、C言語の動作の早さという良さとC言語にはない構文のシンプルさを合わせた言語がGo言語となります。 C言語を更に便利にしたものがGo言語ということです。 Goはどれくらい使われている? GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかを公開しています。Go言語は5位です。 その割合は7.885%となっており、1位であるPythonの16.689%と比べるとそこそこ差があります。 他のプログラミング言語のプルリクエストに比べてGo言語の比率は上がっており、トレンドとしても上昇中です。逆にGo言語はC言語に代わる言語となっているので、C言語はトレンドとして下降気味です。 海外では開発元であるGoogleや有名なオンラインストレージサービスであるDropbox、動画ストリーミングサービスのYouTubeがGo言語を採用しています。 国内ではブログサービスを運営するはてなやニュースアプリで有名なGunosyがGo言語を採用しています。最近では基盤ソフトウェアとして多くの企業で使われているDockerの開発にもGo言語が使われています。 海外ではGo言語が盛んに使われていますが、国内ではまだまだといえるでしょう。C言語で書かれていたものをGo言語で書き直したり等Go言語は今後多くの企業で採用されて行くでしょう。 Goは転職に強いのか Go言語について見てきましたが、実際にキャリアを考える上でGo言語は転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、Go言語は転職に強いと言えます。なぜなら、Goエンジニアを求めている企業は増えているのですが、日本でGo言語を使いこなせるエンジニアが少なく、希少価値が高いからです。 Go言語を使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職が可能です。パーソルキャリアが発表した「【保存版ハンドブック】スキル年収マップ」では、Go言語が7位となる627万円に輝いています。歴史が浅い言語にしては年収はかなり高いです。 このように需要が大きいので転職もしやすく、高待遇になりやすいGoエンジニアをキャリアアップで目指すことは非常にオススメできる選択肢です。 また、Go言語を使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいません。ここができるだけで更に高待遇を受けやすく、年収1000万円も夢ではありません。 転職の際はGo言語を用いた開発経験があればベストですが、もし無い場合はC言語のサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。 Go言語はC言語やJavaなどに構文が似ているので、既にこれらの言語を学んでいる方には学習コストが低く、更に今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンの大きさが大きな魅力となっています。 また、転職の将来性についてはGo言語を採用することを決めている企業や採用を検討をしている企業は多いため、将来性が高いといえます。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでGoエンジニアとして活動することはオススメです。 活躍できる業種と年収 今まではGo言語についてとGo言語は転職に強いのかについて見てきました。ただ、Go言語を使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類することができます。Go言語を使えるとインターネット・Web業界で主に活躍することができるでしょう。 インターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。Go言語の転職の求人ではこのインターネット・Web業界の案件がほとんどであり、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などあります。 また、今話題の仮想通貨やAI関連の求人もあり、最先端技術に関する開発に携われます。 Go言語の求人案件では、インターネット・Web業界がほとんどなので、自社開発の案件が多いです。またバックエンドエンジニアとインフラエンジニアの募集が多いことも特徴です。 古くからあるお堅いイメージのある企業のシステムはC言語で書かれているものが多く、逆にベンチャー企業のような新しい企業ではGo言語を採用している企業が多くなっています。そのため比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのGo求人が多くなっています。 年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 働き方に関してもリモートワークができる企業もあるため、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。 まとめ:転職に強い 今回はGo言語に関して転職を絡めて見てきました。 今回お伝えしたかったことは以下の3点です。 ・Go言語はシンプルな構文と動作の早さが大きな特徴となっているプログラミング言語・Go言語の求人数は非常に多く、転職に強い・Go言語の求人は高待遇のものが多く、年収1000万以上も可能 Go言語は現在も多くのアプリケーションの開発に使われており、人気が高まっているので今後さらに多くの場面で使われていくでしょう。Go言語の求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。
Go言語

Go言語のフレームワークをご紹介 ginやEchoなど徹底調査!

Go言語の特徴を一言で言い表すと「これからの言語」です。 「これから」という言葉は未来志向であり、可能性と将来性も含まれています。 なぜGoに未来志向があるかというと、2009年にリリースされたばかりの言語だからです。Goを専門にするエンジニアはまだ少ないですし、ニーズも「世界を席巻している」ほどではありません。 ではなぜGoに可能性があるかというと、Goはグーグルが開発した言語だからです。グーグルをむやみに信奉することは避けなければなりませんが、しかし現代の世界のITシーンでのグーグルの絶対的な立ち位置を考慮すると、フリーランスのエンジニアがグーグルの動向を意識した仕事をするのは正しい選択といえます。 そしてなぜGoに将来性があるかというと、Goは信頼性が高い言語であるのに構造がシンプルで、これからエンジニアを目指す人にも、2言語目の獲得を考えている人にもうってつけだからです。 3拍子揃ったGoを武器にしてフリーランスとして活動しているエンジニアは、どのような仕事(案件)を受注して、どのように働いているのでしょうか。詳しくみていきましょう。 Go言語の特徴とは Goは、リリース当初はLinuxとMac OSにしか対応していませんでしたが、2013年からWindowsにも対応するようになりました。 Goの特徴を箇条書きにしてみます。 ・シンプルな構文で軽量 ・コードを記述しやすい ・オープンソース ・表現力が豊か ・オブジェクト指向的 こうした特徴が徐々にエンジニアや開発会社の支持を集め、TIOBE Software社が公開している人気言語ランキングでは、2016年の48位から2017年には15位にまで急上昇しました。 Go言語の強みとニーズ Goの強みはオープンソースであることです。無料なのでエンジニアの数を増やしやすく、プログラミングの生産性を向上させやすいメリットがあります。 また簡潔な記述ができるので複雑なシステムに向いています。そして議論はありますが、Goはオブジェクト指向を持つ言語であることから分業をスムーズに進めやすく、プログラムのメンテナンスもしやすいのです。 そしてGoは言語習得がしやすいので、今後さらに「仲間」が増える可能性があります。業界内でGoを使うエンジニアが増えれば言語としての地位が上がり、Goエンジニアが関わることができるプロジェクト(案件)が増えます。 フリーランスを目指すエンジニアには歓迎できる傾向といえます。 さらにGoはC言語やJavaと構文が似ているので、それらの言語のエンジニアがGoを第2言語として選択しやすいのです。 つまりベテランエンジニアがGo関連プロジェクトを盛り立ててくれるので、Goのニーズがさらに高まる可能性があります。 Goは開発元のグーグルだけでなく、以下の著名なシステムでも使われています。 ・大手クラウドストレージサービスのDropBox ・ブログサービス大手の「はてな」 ・フリマアプリのメルカリ ・ニュースアプリのグノシー Goはすでに輝かしい実績を残している言語です。 Go言語で気を付けること メリットの多いGoですが、一方でジェネリクス(総称性)がなかったり、継承しにくかったりする欠点を指摘する専門家もいます。 ただGo支持者は、それらの欠点は他の方法で代替できるので「大きな欠点とはいえない」と考えています。 Go言語エンジニアの募集要項のトレンドとは Goエンジニアは、どのようなポジションで働くことが求められているのでしょうか。案件票の募集要項などを参考に、Goエンジニアの働き方のトレンドを探っていきます。 まだ採用のメーンに据えているわけではないがGoエンジニアの採用を検討している会社 この会社は正社員のアドテクエンジニアを年収400万~1,000万円で募集しています。 募集対象はC、Java、Scala、PHP、Perlの各エンジニアであり、Goエンジニアは対象外です。しかし案件票の注意書きに次のように記されていました。 「当社は言語の採用において、現場社員の声を積極的に取り入れていて、Goなど新しい言語にもチャレンジしています」 エンジニアに年収1,000万円を用意している企業がGoに注目していることは特筆に値します。そしてアドテクとは広告テクノロジーのことで、ネット系の広告ビジネスはこれから発展が期待できる事業分野です。 やはりGoは「これからの言語」なのです。 年収1,000万円のポジションの業務内容とは Goエンジニアでも年収1,000万円のポジションを獲得できます。しかしプログラミング作業だけではそれだけの給料をもらうことはできないでしょう。 年収1,000万円を獲得するには、卓越した言語スキルをベースにして、スタッフマネジメント、管理部門とのコミュニケーション、企画職とのミーティングといった業務をこなす必要があります。 エンジニアといえば一般的に、クライアントの企画や要望をコンピュータとネットを使って具現化していく仕事ですが、1,000万円プレイヤーになるには、企画をつくることから始めたり、企業の要望(ニーズ)を掘り起こしたりできなければなりません。 フリーランスのGoエンジニアが年収で700万円を超えるようになったら、企画や営業などのコミュニケーション系業務のスキルを磨くことで、次のステップに進むことができるでしょう。 ITコンサルタントというポジションに年収1,500万円を出す企業もある Goエンジニアなら、年収1,000万円をはるかに上回る年収1,500万円を目指すこともできます。 先ほど年収1,000万円を得るには「言語スキル+コミュニケーション系業務のスキル」が必要であると述べました。 そこに「コンサルティングスキル」を加えると、プラス500万円の年収1,500万円になるわけです。 「ITコンサルタント募集、年収600万~1,500万円」という案件票を出しているのは、東京都千代田区に本社を構えるコンサルティング会社です。 この職に与えられるミッションは「アプリケーション専門家集団として顧客のビジネスを改革すること」です。 具体的な業務は、アプリ戦略の構築、最先端テクノロジーの導入、グローバル展開支援です。顧客は日本を代表する大手企業で、だから社員に1,500万円も支払うことができるのです。 この案件に応募できる要件は次のとおりです。 ・2年以上のシステム開発プロジェクト経験(言語不問) ・開発の流れ、各工程のタスク、成果物に理解がある ・要件定義や基本設計で顧客と折衝できる ・ビジネスコミュニケーションスキル そのほか、クラウド開発、SAPアドオン開発、超高速開発、アプリ要求開発などの経験が歓迎されます。 1,500万円ITコンサルタントは、Goエンジニアを含むすべてのエンジニアが到達できる最高峰のひとつといえます。 Go言語エンジニアが活躍している業界、分野 Goエンジニアが活躍できる業界や分野をみていきましょう。 Webサーバー・アプリケーションでのGoの活躍が目立つ GoはWebサーバー・アプリケーションの構築で使われることが多くなりました。Goで構築したWebサーバー・アプリケーションのなかで最も有名なのはYouTubeです。 YouTubeはいまや趣味の域を完全に出て、ビジネスツールとして使われています。例えばメーカー各社はYouTubeで動画マニュアルをつくり、顧客サービスの向上に務めています。 YouTubeの成功事例から、Webサーバー・アプリケーションをビジネスで活用する動きが芽生え始めています。 Webサーバー・アプリケーションはこれまでJava、Ruby、PHPの独壇場でしたが、知名度が向上したGoに移行する動きも目立ってきました。 PaaSでのGo利用も拡大の兆し アプリやアプリを動かすハードウェア、OSなどプラットフォーム全体をクラウドサービスにしたPaaS(Platform as a Service)でもGoの利用事例が増えています。 いわば「システムの基盤をすべてレンタルで調達する」PaaSは、保守コストや新製品リスクを抑制できるので、利用する企業は今後増えるでしょう。 グーグルのPaaSであるグーグル・アップ・エンジンがGoで構築されていることもありますが、GoエンジニアはPaaSビジネスで中核的な役割を担うことができるはずです。 Go言語のフレームワーク事情 Goエンジニアなら知っておきたいフレームワークを紹介します。 小型、高速、シンプルが特徴のEcho EchoはGoのフレームワークのなかでも小型で高速、なおかつシンプルという特徴があります。コードの読みやすさからGoエンジニアたちは「開発効率が高まる」と高く評価されています。メンテナンスのよさも好評です。 Webサーバー、スマホ、パソコンでも対応できるiris irisはWebサーバーやスマホ、パソコンに対応する汎用性の高さが評価されています。irisの開発者は「最速」を自負しています。 またサンプル集の豊富さは他のフレームワークを寄せ付けないレベルで、iris人気の理由のひとつです。 またirisはスキル取得の難易度が低く学習時間を長く取らなくてよいメリットがあります。メンテナンス性も高いと評判です。 フルスタックならGin フルスタックWebアプリケーションフレームワークを求めるGoエンジニアには、Ginがおすすめです。HTTPルーターのレスポンスがよく開発ストレスを感じなくて済みます。メンテナンス性とセキュリティは一定水準をクリアしています。 beegoの売りもフルスタック beegoもGin同様、フルスタックのWebアプリフレームワークです。 API、Webアプリ、バックエンドサービスの開発を効率化させることができます。 Net/httpとの互換性が特徴のGoji GojiではURLパターン、正規パターン、カスタムパターンを定義することができます。機能を最小限に絞り込んでいるので、短期間の学習で使いこなせるようになります。 ただ自由度が高すぎるために、引き継ぎ作業で混乱するかもしれません。 Go言語案件単価事情 フリーランスのGo言語エンジニアにはどのような業務が発注されるのでしょうか。案件の単価などを紹介します。 広告配信システムの構築など、月85万円 この案件の業務内容は、広告配信システムのサーバーサイドの開発、ビッグデータを活用したマーケティング製品の開発、高トラフィック処理が求められる製品の開発、となっています。 報酬は月85万円です。 必須スキルはGitHubによるチーム開発の経験やAWS(アマゾンウェブサービス)を使ったインフラの構築、提案から設計、実装までの経験、となっています。 Goでの開発経験は歓迎スキルになっています。 ドローン関連API開発、月90万円 こちらの案件の内容はドローンで集めたデータをクラウド上で解析するAPIの開発で、報酬は月90万円です。Goによる開発経験が必須になっています。 Go言語案件の具体的な業務 Goエンジニアは、他の超メジャー言語と比べてしまうとフリーランスになりにくいかもしれませんが、コンピュータとは関係ない他業種と比べると、圧倒的にフリーランスになりやすいといえます。 個人事業主として働き始めてすぐに普通の生活を営めるくらいの仕事は十分確保できるでしょう。 ただ、フリーランスのGoエンジニアが裕福な生活を送れるかどうかは、フリーランスになる前の実績と経験、そしてフリーランスになった後のセルフマネジメント(自分の売り込み)にかかっています。 会社員時代にプロジェクトマネージャーの経験をしておくことはとても有益です。なぜなら、フリーランス案件では、プロジェクトマネージャー業務ができるかどうかで報酬が2~3割は変わってくるからです。 しかも、プロジェクトマネージャー経験ゼロでフリーランスになると、プロジェクトマネージャー的業務を任されることが難しくなります。 セルフマネジメントとは、自分自身を売り込む「営業」のことです。ただ営業といっても「仕事をください」式の営業を続けていると、いつまでたっても低単価案件しかこなせず、忙しいのにもうからない状況に陥ります。 そうではなく、要件定義や仕様設計、ワークフローの確定の作業までやらせてもらう「提案型」の営業を仕掛ける必要があります。 そのためには、案件を引き受けたら、常によりよい方法を提案する癖をつけることです。クライアントに、なぜこの案件を外注化したのかを尋ねるだけで、「ならばもっとよい方法がありますよ」と提案できます。「もっとよい方法」が、より多くの工数がかかる内容であれば、報酬を上げる交渉ができます。 これこそ「自分を高く売る」方法であり、理想のセルフマネジメントです。 Go言語案件の案件票をみてみよう フリーランスのエンジニアも、企業の正社員エンジニアの働き方や待遇、福利厚生などを知っておくことは大切です。フリーランスがクライアントと報酬交渉をするときの材料になるからです。 そこでGo言語エンジニアを正社員で採用する企業の案件票をみてみましょう。 クライアント企業の働き方改革をITで支援するエンジニア、年収上限800万円 企業向けにITソリューションを提供している会社が、フルスタック型のエンジニアを募集しています。 なぜこの企業がフルスタック型エンジニア(何でもできるエンジニア)を募集しているのかというと、クライアント企業の実情に合わせてITソリューションをデザインするビジネスモデルだからです。 同社が提示する年収は550万~800万円です。 上限の800万円を獲得するには、クライアント企業のマーケティング部門や経営者とIT戦略づくりの打ち合わせをこなせなければなりません。 ニーズを拾い集め、最適解を提案して受注につなげ、そのままシームレスに(つなぎ目なしに)開発に取り組む。この一連の流れをマネジメントする必要があります。 この案件に応募するには、GoまたはPHPまたはPythonまたはJavaScriptでの開発経験が3年以上なければなりません。 まとめ~Go言語需要の今後と未来 フリーランスのGoエンジニアは希少性があります。案件(仕事)の量は他のメジャー言語エンジなより少ないのですが、Go案件が出てくれば他のフリーランスとそれほど競争することなく獲得できるでしょう。 またGo案件は、やりがいが大きく報酬が高い良質な内容が多い傾向にあります。 ただ今後Goエンジニア人口が増える可能性があり、そうなればブルーオーシャンはすぐにレッドオーシャンに変わってしまいます。 そのとき生き残れるように、いまからフレームワークの獲得や営業や交渉などのコミュニケーション系業務、人脈づくりに励んでおいてはいかがでしょうか。
Go言語

Go言語の歴史を解説!

Go言語とは? Go言語は2009年にGoogleによって開発されたプログラミング言語です。シンプルな構文と動作の速さが大きな特徴となっています。 Go言語はUNIXやOSの開発に携わり、Limboという言語を開発したロブ・パイク氏、UNIXの開発と共にそれを構成するC言語を開発したケン・トンプソン氏の2人によって設計されました。 この2人はITエンジニア界隈では有名な人物となっています。効率よく生産的な作業が行えるという実用性の部分を背景に設計・開発された言語となっており、Go言語の特徴を理解することでこの背景も理解できるはずです。 まずGo言語の特徴であるシンプルな構文という部分ですが、ケン・トンプソン氏が開発したC言語の構文を意識しながらもC言語よりもよりシンプルで記述の方法が最小限となっているので、誰が書いても似たような構文となります。 そのため、多くのエンジニアがプロジェクトに関わっている場合でも書かれた記述を理解することが容易になります。 続いてGo言語の特徴である動作の速さという部分について見ていきます。 プログラムを実行する際には、書かれたソースコードを機械が読めるように機械語に翻訳する必要があるのですが、Go言語では全てのソースコードを翻訳した後に実行するコンパイルという方式をとっているのでプログラムの実行スピードが非常に速くなっています。これはC言語でも同様となっています。 まとめると、C言語の動作の速さとC言語にはない構文のシンプルさを合わせた言語がGo言語となります。C言語を更に便利にしたものがGo言語ということです。 Go言語が誕生したきっかけは? Go言語は2009年にGoogleによって開発がされました。Googleというと皆さんがいつもお使いの検索エンジンを提供している企業で、なぜGoogleが開発しているのかと思う方も多いかもしれません。 Go言語はUNIXやOSの開発に携わり、Limboという言語を開発したロブ・パイク氏、UNIXの開発と共にそれを構成するC言語を開発したケン・トンプソン氏の2人によって設計されました。 設計された当時はマイクロソフトからC#が登場していましたが、その後にコンピューター処理速度の向上やマルチコアコンピューターの出現、動的な型言語の人気、プログラミングの複雑化など環境がガラッと変わり、その変化する環境に対応する言語が求められました。 そこで、実行速度や安全性、書きやすさの面で群を抜いているGo言語が登場しました。 2012年にGo言語がリリースされましたが、当初の反応はイマイチでGoogleしか使わないのではないか、将来性はあるのか、Go言語でなくても既存の言語で十分対応できるのではないかと言われており、認知はあったものの全然使われないという状況が続きました。 Go言語の黎明期・成長期について 続いてGo言語の黎明期・成長期についてです。世間の反応がイマイチだったGo言語はその後どのように進化していったのでしょうか。 2014年にはGo言語バージョン1.4がリリースされ、ついにAndroidアプリの開発にGo言語が使えるようになりました。Go言語はバージョンアップと改善を繰り返し、当時のイマイチだったという評判を払拭しました。 実際には海外だとDropbox, Amazon Web Services, Youtube等の有名IT企業の開発に使われるようになり、国内だとドワンゴやメルカリなどのITベンチャー企業の開発に使われるようになりました。 やはりGo言語の特徴である実用性の部分とコードの書きやすさの部分が開発者からウケて使われているようです。 実際に海外だとアプリケーションやWebサービスの開発にGo言語を使っている企業は多いですが、国内だとまだまだだと言えます。実際にこれからC言語で開発していたものをGo言語で開発しようと思っている企業も多いのでまだまだ成長期だと言えます。 Go言語は現在どのように使われている? では現在Go言語はどのように使われているのでしょうか? Go言語は比較的新しい言語なので主にインターネット・Web業界で使われていることが多く、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界で使われることはあまりありません。 インターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。Go言語の転職の求人ではこのインターネット・Web業界がほとんどであり、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などで使われています。 また、今話題の仮想通貨やAI関連の求人もあり、最先端技術に関する開発もあります。 Go言語の求人案件では、インターネット・Web業界がほとんどなので、自社開発の案件が多いです。またバックエンドエンジニアとインフラエンジニアの募集が多いことも特徴です。 古くからあるお堅いイメージのある企業のシステムはC言語で書かれているものが多く、逆にベンチャー企業のような新しい企業ではGo言語を採用している企業が多いです。そのため比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのGo求人が多くなっています。 Go言語がどのように使われているかはわかりましたが、転職のしやすさや条件に関してはどうでしょうか。 求人検索エンジンスタンバイが発表したプログラミング言語別年収ランキング2018では、Go言語が1位となる600万円に輝いています。最大提示年収は1600万円となっており、求人数は2202件となっています。歴史が浅い言語にしては年収も高く、求人数はかなり多いほうです。 このように需要が大きいので転職もしやすく、高待遇になりやすいGoエンジニアをキャリアアップで目指すことは非常におすすめできる選択肢です。 また、Go言語を使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 転職の際はGo言語を用いた開発経験があることがベストですが、もし無い場合はC言語のサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。 現在、Go言語は成長期にあるので今後更に多くの企業が開発言語として採用していくことを考えると、将来性もあるので転職のしやすさや条件に困るということはそこまで無いでしょう。転職やキャリアアップを目指している方に是非オススメできるプログラミング言語となっています。 まとめ:Go言語はGoogle社によって開発された 今回はプログラミング言語であるGo言語の歴史について見てきました。 Go言語が誕生した背景やその後の歴史についてなかなか興味深い話が多かったでしょう。 今回の内容をまとめると Go言語は動作の速さとシンプルさを追求したプログラミング言語 Go言語はGoogle社によって開発がされ、トレンドになっている Go言語は転職のしやすさと条件が非常に良い となります。 プログラミング言語の歴史については様々な話があり、常に人々の手によって進化しています。Go言語もその言語の一つで、変化をしながらも従来の信頼度の高さは変わらずに、不動の地位になっています。 今回でGo言語に興味を持った方はまずGo言語を使ってみてください!
Go言語

Go言語の将来性 現状から踏まえ検証してみる

Go言語とは? Go言語とは、Googleが開発しているプログラミング言語です。日本でも、注目度が高まっています。その一方で、扱えるエンジニア数が絶対的に不足しているプログラミング言語としても知られています。 なお、Go言語(Golang)は俗称で、言語としての正式名称は単なる「Go」です。しかし、今回はプログラミング言語であることを意識してもらうために、敢えてGo言語と表記することにします。 さて、話が戻して、まずはプログラミング言語としてのGo言語の特徴についてご紹介いたしましょう。 Go言語の特徴として押さえておきたいのは、次の三つです。 ①マルチパラダイムの次世代汎用言語 ②Googleのサービスと親和性が高い ③YouTubeやDockerなど大規模・複雑なWebサービス、プロダクト開発で採用されてきた 一つ目の“マルチパラダイムの次世代汎用言語”についてですが、Go言語はマルチパラダイムプログラミング言語(※)であり、様々な実装に耐えられるようになっています。 ※パラダイムとは「プログラムの動作方針」くらいに思ってください。有名なパラダイムとしては「オブジェクト指向プログラミング」や「関数型プログラミング」、「手続き型プログラミング」などがあります。 Go言語の汎用性はパラダイムだけでなく、環境についても言え、Googleが作ったOSであるandroidはもちろん、Windows、Linux、Mac、更にはiOSと、昨今の主要OSすべてで動作します。 実際、「Ivy big number calculator」というGoogleの開発チームがGo言語で作成したCUI(キャラクターユーザーインターフェース)計算機アプリが、android向けのPlayストアだけでなく、iOS機器向けのApp Storeにも公開されています。 二つ目の“Googleのサービスと親和性が高い”は当たり前と言えば、当たり前ですが、Go言語はGoogleが開発、提供しているサービスのほとんどで利用可能です。 特に注目されているのは、Googleがオープンソースで公開している機械学習ライブラリのTensorFlow(テンサーフロー)と、Googleが提供するクラウドサービスであるGoogle Cloud Platform(GCP)の二つです。 機械学習、つまりはAI開発、そしてクラウドと、なにかと注目度が高い領域でGo言語を利用できるというのは、今後のGo言語の展開を考える上でも、重要なポイントかと思います。 ちなみに、Googleの提供しているサービスでGo言語が使えないものとしては、Google App Maker(G Suiteプラットフォーム)が挙げられます。Google App MakerとはGoogle Apps(Googleカレンダーや、Gmailなど)にユーザーが独自で拡張機能を開発することができる便利なサービスです。 残念ながら、Google App Makerでは、実質専用プログラミング言語であるGoogle Apps Script(GAS)を使って開発することになります。 そして、最後の“YouTubeやDockerなど大規模・複雑なWebサービス、プロダクト開発に採用されてきた”ですが、Googleが運営する動画投稿サービスであるYouTubeのサーバーサイドや、仮想化技術の一つであるコンテナのデファクトスタンダードといえるDockerはGo言語で開発されています。 実はGo言語のプログラミング仕様として、“処理も構文もシンプルで効率的”、“並行処理で効率よくタスクを処理していく”、“プログラミング言語自身でセキュアなメモリ管理を行い、開発者が意識せずとも、効率よくリソース管理ができる”という三つの重要方針があります。 この三つの方針は、明らかに「大規模・複雑なWebサービス、プロダクトを、より効率的に実現させる」という目標から生まれたものです。そして、実際に「大規模・複雑なWebサービス、プロダクトを、より効率的に実現させられるプログラミング言語」として、採用されることが多いのです。 Go言語の現状 給与から業界の動向まで検証 次に、Go言語の現状を見ていきましょう。 今回は、求人市場の実態を知る参考値として、求人検索エンジン「スタンバイ」(株式会社ビズリーチ)に掲載された求人情報を分析した、【求人検索エンジン「スタンバイ」調べ】を利用させていただきたいと思います。 求人検索エンジン「スタンバイ」プログラミング言語別年収ランキング2018 (提示年収の中央値ベスト10) 順位 言語 年収中央値(万円) 最大提示年収(万円) 求人数(件) 1 Go 600 1,600 2,202 2 Scala 600 1,300 1,489 3 Python 575.1 1,499 9,344 4 Kotlin 575 1,200 961 5 TypeScript 575 1,200 667 6 R 574.8 1,000 220 7 Ruby 550 1,200 11,676 8 Swift 550 1,200 3,353 9 Perl 525 1,200 4,509 10 C 525 1,000 9,347 年収中央値(つまりは期待平均年収)はScalaと同率一位、最大年収は二番手のPythonと100万円近い差をつけて堂々の一位です。労働市場で圧倒的な地位を占めるプログラミング言語だということがよくわかるかと思います。 理由としては、二つ挙げられます。 一つは冒頭にも書きましたが、注目度が上がって事で企業側のニーズも高まっていますが、エンジニア数がまったく足りていません。需要と供給のバランスが崩れている状態のため、期待平均年収が高い傾向にあります。 ちなみに、どれくらいニーズが急拡大しているかというと、前回の2017年度版ランキング作成時は、「求人数が100件以下のため、その他の言語の一つ」として扱われていたので、1年で22倍も求人数が増えたということになります。 二つ目の理由は、Go言語は、大規模・複雑なWebサービス、プロダクトの開発が得意と紹介しましたが、「大規模・複雑なWebサービス、プロダクトとは、付加価値が高く、高単価が見込める開発案件」とも言えます。 つまり、高単価案件が揃っているのに、応募者も少ないため、さらに高い報酬金額を提示するクライアントが多い、という訳です。 Go言語の将来性 給与から業界の動向まで検証 Go言語の将来性、今後の展開ですが、先ほどご紹介した求人数の増加からもお分かりの通り、今現在、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しています。 “Googleとのサービスの親和性が高く”、“大規模・複雑なWebサービス、プロダクト開発で多くの実績を持っており”、“サーバーサイド言語として、確かな地位を築きつつある”ため、非常に将来性のあるプログラミング言語であるのは間違いありません。 ただし、JavaやPythonなどの言語も引き続き人気があります。また、さらには上で紹介した求人情報集計で第二位に入ったScalaのようなJVM(Java仮想マシン)言語も存在感を高めているのは、Go言語の将来性という意味では、少しネガティブな要素かもしれません。 おそらく、Web業界では発展性や効率性からGo言語が好まれる一方で、過去のシステムを保守・拡張することが多いSIer業界では、これまで開発してきたJavaと共存できるJVM言語の方が好意的に受け止められると思われます。 もっとも、得意・不得意があり、「ある分野ではよく使われるが、他の分野ではまったく使われない」というのは、どのプログラミング言語でも起こることなので、あまり気にしなくても良いでしょう。 年収については、エンジニア数が増えたことで需要と供給のバランスが補正され、期待平均年収も下がる可能性はあります。しかし、Go言語のエンジニアの増加(供給)に対して、企業側のニーズの拡大(需要)が上回る状況が今後も続くと推測されるため、当面は、現在の水準を維持するものと思われます。 まとめ:Web系で存在感を増すGo言語 何度もお伝えしたことですが、IT業界の巨人Googleが開発し、大規模・複雑なWebサービス、プロダクト開発で多くの実績を持っているのがGo言語です。ベテランエンジニアの中にはGo言語のシンプルさを嫌う人が多いのも事実ですが、着実に利用シーンが拡大しています。 日本でもWeb系IT企業を中心に採用が増えており、十分、将来性が期待できるプログラミング言語です。 まだまだ日本語の書籍やインターネット情報が少なく、独力でGo言語を学ぶのはやや難しいかもしれません。しかし、すでにWeb系で活躍している方、今後Web系で活躍したい方には、ぜひ習得を目指していただきたいプログラミング言語です。 今だけ!登録で最大1,500円相当もらえるお仕事探しサービス「テクスカ」 「テクスカ」は、報酬をもらいながらお仕事探しができる新体験のスカウトサービスです。 【テクスカの4つの特徴】 1.面談するだけで、3,500円相当のAmazonギフトカードを獲得できます 2.優秀な貴方に仲間になってほしいと真に願うとっておきのスカウトが企業から届きます 3.貴方の経歴・スキルを見て正社員のオファーだけでなく副業オファーも届きます 4.転職意欲がなくとも自分のスキルが通用するか各社のCTOに評価してもらうチャンスがあります 忙しさのあまり、企業との新たな出会いを逃している… スパムのように届くスカウトメールにうんざりしている… 自分の市場価値がわからない… 社外の人からの評価が気になる… 副業の仕事が見つからない… そんなあなたにおすすめです!
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Go:人気のプログラミング言語8位【2019】

新たにプログラミング言語を習得するなら、できるだけ需要が多く、転職先が豊富なものを選びたいと考えるのは当然のことです。では、それぞれの言語がどのくらい需要があるのかを調べるためには、どこをチェックしたらいいのでしょうか? 各プログラミング言語のシェア率や使用頻度を確かめるためには、Githubで公開されている「プルリクエスト比率」を参照することがおすすめです。今回は2019年のGithubプルリクエスト比率で第8位にランクインした「Go」言語について解説していきます。 Goとは IT業界以外の人からすると馴染みがない言語ですが、「Go」と呼ばれるプログラミング言語が存在します。これは2009年に誕生した比較的若い言語の1つで、ネット検索で有名なGoogleの手によって開発されました。 Go言語の大きな特徴は、そのシンプルさと動作の軽さにあります。 C言語をもとにして作られたプログラミング言語ではあるのですが、C言語よりもシンプルで最小限の記述で動作するよう設計されているため、直感的に理解しやすいコードが完成することになります。多くのエンジニアが携わるプロジェクトであっても開発状況を共有しやすいため、大規模な開発案件にも適しています。 また、C言語と同様に「コンパイル方式」を用いているために実行速度が速く、指示した処理を素早く完遂する特徴を持っています。プログラマーが書いたソースコードを機械語へ翻訳する際に、一つずつ翻訳して実行するのではなく、一旦すべて翻訳してから実行するために、短時間でプログラムを走らせることができるというわけです。 Go言語を開発したのは、ロブ・パイク氏とケン・トンプソン氏の二人。業界では有名な開発者であり、ロブ・パイク氏はUNIXや「Limbo」と呼ばれるプログラミング言語を開発した実績を持ち、ケン・トンプソン氏もUNIXとC言語の開発を手がけた実績を持ちます。 従来のC言語を、よりシンプルで使いやすく、便利に使えるように改良したのがGo言語とイメージすると良いでしょう。 昨年の順位と比較して考察 Githubで公開されているプルリクエスト比率を参照すると、そのプログラミング言語がどのくらい使われているのかの目安を知ることができます。2018年第一四半期の数字では、Go言語は第9位にランクイン。 シェア率は3.785%で、前期に比べて+0.053%の伸びを記録する人気が上昇トレンドにある言語でした。それから1年後の2019年第一四半期はどうなったかというと、4.186%を記録して全体の第8位に昇格しました。 26.852%のプルリクエスト比率を記録したランキング第1位のJavaScriptにはまだまだ及ばないものの、着実に上位との差を縮めている印象です。2019年第一四半期には、ほかにもC++、PHP、Rubyといった言語が順位を上げ、Shell、C#、Cといった言語が順位を下げています。 Go言語が作られるもととなったC言語がシェア率を下げ、その代わりにGo言語が台頭してきたというのは、新しい時代の到来を感じさせる興味深い傾向ですね。 あくまでもGithub上のプルリクエスト比率ですので、このデータが必ずしも実際のシェア率と一致するとは限りません。それでも、ほんとどのエンジニアが使うGithub上で、Go言語が人気を集めていることは注目に値すると言って良いでしょう。 実際の開発現場に目を向けてみると、開発元のGoogleやオンラインストレージサービスで有名なDropbox、YouTubeといったサービスがGo言語を使っています。国内でも、ソーシャルブックマークサービスやブログプラットフォームを運営するはてな、ニュースアプリを開発するGunosyでもGo言語を採用しています。 日本国内では、まだまだGo言語が使われるシーンは多くありません。しかし海外では着実にシェア率を伸ばしている言語ですので、今後国内でも広く使われ始めることは想像に難くありません。これまで長く使われてきたC言語に代わる言語として、Go言語への注目は高まっていくことでしょう。 Goは転職に強いのか 国内でも着実に需要が高まりつつあるGo言語は、転職に強いプログラミング言語の1つです。Go言語を使えるエンジニアを探している企業は多いですが、実際の開発でGo言語を使いこなせるエンジニアの数は多くなく、需要と供給のバランスが大きく偏っていることがその理由です。 「Go言語を独学で習得した」「Go言語を使った開発経験がある」というエンジニアは、業界でも稀有な存在のため希少価値が高く、高額な年収で迎え入れるところも珍しくありません。今すぐにGo言語を習得することによって、しばらくは安定した収入を手にできることでしょう。 具体的な数字を見てみると、株式会社ビズリーチによる「プログラミング言語別年収ランキング2018」では、Go言語が最大提示年収1600万円で堂々の1位を獲得しています。年収中央値でも1位タイの600万円で、求人数も2000件以上と決して少なくありません。 転職に強いかどうか、高年収を手にできるかどうかという視点でGo言語を習得することを考えている場合、間違いなくゴーサインを出せる言語です。今後需要が高まり、必要とされる機会増える言語を学びたいなら、Go言語が有力な選択肢になるでしょう。 とはいえ、Go言語を扱えるエンジニアが少ないということは、Go言語の実務経験を積めるチャンスも少ないということでもありますので、なかなか開発経験を身につけることは難しくなってきます。 その場合には、Go言語に近いC言語を使ったサーバーサイド開発の経験があると、転職を有利に進めることができます。システムエンジニアとして転職を希望するなら、一定のコミュニケーション力も必要となるでしょう。 いずれにしろ、将来性が非常に明るいのがGo言語ですので、習得しようか迷っている方は今すぐにでも勉強を始めることをおすすめします。 活躍できる業種と年収 IT業界には大きく分けて、Web系、ソフトウェア系、ハードウェア系といったジャンルに分類されます。このうちGo言語を習得することで活躍が望めるのは、Web系の業界です。たとえば、自社メディアやECサイトを開発する業務などが当てはまります。 仮想通貨やAIをテーマとした開発業務に携われることも珍しくないため、最新の技術に触れながら仕事をしたいという人にはぴったりです。自社開発のプロジェクトに携わることが多く、やりがいを得やすいのもWeb系の特徴となります。 転職先として候補になるのは、大企業というよりも中小企業、ベンチャー企業が中心となります。というのも、歴史のあるIT企業の場合には、Go言語のように新しいプログラミング言語ではなく、昔ながらのC言語を用いていることが多いからです。 もちろん大企業への転職が100%不可能というわけではありませんが、どちらかというとベンチャースピリットを持ち、スピード感を持って仕事をしたい新しいもの好きな人に、Go言語は向いていると言えます。 年収に関しては前出の通り、中央値は600万円前後、最大で1600万円以上という数字が得られます。経験年数やスキルレベルによって年収は上下し、コミュニケーション能力やマネジメント能力といったヒューマンスキルでも報酬は変化します。 それでも他の言語に比べると年収水準が非常に高く、年収1000万円を目指すことも十分可能なポテンシャルを持っています。 まとめ:期待できる高年収 Googleによって開発されたGo言語は、シンプルで動作が軽く、近年大きな人気を集めているプログラミング言語です。高年収を手にできることはもちろん、需要が多いため転職先にも困ることはありません。 新たなプログラミング言語を習得しようと考えているなら、ぜひGo言語を検討してみてください。 今だけ!登録で最大1,500円相当もらえるお仕事探しサービス「テクスカ」 「テクスカ」は、報酬をもらいながらお仕事探しができる新体験のスカウトサービスです。 【テクスカの4つの特徴】 1.面談するだけで、3,500円相当のAmazonギフトカードを獲得できます 2.優秀な貴方に仲間になってほしいと真に願うとっておきのスカウトが企業から届きます 3.貴方の経歴・スキルを見て正社員のオファーだけでなく副業オファーも届きます 4.転職意欲がなくとも自分のスキルが通用するか各社のCTOに評価してもらうチャンスがあります 忙しさのあまり、企業との新たな出会いを逃している… スパムのように届くスカウトメールにうんざりしている… 自分の市場価値がわからない… 社外の人からの評価が気になる… 副業の仕事が見つからない… そんなあなたにおすすめです!
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