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Python

Pythonの歴史|開発元や由来、いつからあるのかを解説

Python(パイソン)というプログラミング言語について さて、皆さんはPython(パイソン)というプログラミング言語をご存知でしょうか。プログラミング経験がない方にとっては、馴染みのない名前かもしれません。ただ一方で海外に目を向けると、非常に多くのエンジニアたちに利用されている汎用プログラミング言語です。 世界最大のIT企業Googleは、Python(パイソン)を自社の三大プログラミング言語として捉えています。その他、MicrosoftやFacebookなどの一流IT企業も、Python(パイソン)を導入しています。今回は、そんなPython(パイソン)の歴史について見ていきましょう。 Pythonのフリーランス案件を紹介してもらう > Python(パイソン)は意外な誕生秘話を持った言語 Python(パイソン)が誕生したのは1990年。グイド・ヴァンロッサム(Guido van Rossum)という人物によって生み出されました。彼の出身地はオランダです。同国のアムステルダム大学で、数学と計算機科学の修士号を取得しました。 大学を卒業してからはCWI(オランダ国立情報数学研究所)、その後NIST(アメリカ国立標準技術研究所)といった研究機関で働いていました。2015年にはGoogleでも働いています。翌年には、ACM(ニューヨークに本部のあるコンピュータ科学分野の国際学会)からDistinguished Engineerの称号も得ました。まさにIT分野における第一人者と言える存在です。 そんなグイド氏が開発を手がけたPython(パイソン)。開発の起源をたどると、大学卒業後に勤めたCWIにまでさかのぼります。その頃グイド氏は『ABC』というプログラミング言語の開発プロジェクトに携わっていました。これは、当時難解だったBASIC言語に代わる、教育用言語の開発を目的としたプロジェクトです。 結局このプロジェクト自体は成功しませんでしたが、グイド氏は「このABC言語からPython(パイソン)を開発するにあたってのインスピレーションを与えられた」とのことを述べています。 ABCプロジェクトの後、今度はAmoebaというプロジェクトのメンバーになりました。しかしながら、このAmoebaという分散システムが、かなり複雑なシステムだったようです。既存のプログラミング言語では思うように開発が進みませんでした。その時彼は「もっと使いやすい言語があればな」と考えるようになったそうです。その想いがカタチとなったものこそ、『Python(パイソン)』だったのです。 ただそのPython(パイソン)は、1989年12月に「クリスマスの暇つぶし」として開発がスタートしました。現代における超主要プログラミング言語は、実に意外なカタチで開発がスタートしたのです。 Python(パイソン)言語の由来 Python(パイソン)という名前の由来は何なのでしょうか。それもABCの影響を受けています。そもそもABCの由来は、「ローマ字の先頭三文字ABCと同じくらい、シンプルで分かりやすく」という意味を込めて、名付けられました。そうは言うものの、先ほど申し上げた通り、その想いと現実にはギャップがありました。 そういったこともあり「由来はあまり深く考えず付けてしまおう」とグイド氏は考えたのです。当初はオフィシャルな開発プロジェクトではなかっただけに、彼はBBCのコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のパイソンから、名前を取りました。もはや悪ふざけに近いレベルだったのです。 Python(パイソン)言語が登場した頃のIT情勢 同言語が誕生した1990年頃は、世界各国でIT技術が目覚ましく発展する時代でもありました。Python(パイソン)との直接的な因果関係はありませんが、IT最先端国家であるアメリカでは、この頃に『政府主導による情報化の発展と、新しい合意の形成』を進めています。 Python(パイソン)が誕生した翌年の1991年には、『高性能コンピューティング法(HPCA)』が成立。 これは、 ①アメリカの安全と発展にとって、コンピューター科学技術の発達は非常に重要 ②ただ、ここ最近は他国の技術が向上している ③それに負けないよう、アメリカがITの領域をリードしていかなければならない。といった目的から生まれた法律です。 アメリカがそのように言う通り、1990年代には各国で新しいプログラミング言語が、次々生み出されています。中でも、1993年のRuby、1995年のPHPといった、Python(パイソン)同様の軽量プログラミング言語の隆盛が目立ちます。 軽量プログラミング言語とは、HTML内に記述できる言語、特定のOSや開発環境に依存しないこと、オープンソースで誰もが利用で手に入れることができることを言います。この頃まさに、後に起こるインターネット革命の、礎が築かれたといっても過言ではありません。 Python(パイソン)言語の成長を確かなものにしたきっかけ Python(パイソン)の人気が拡大したきっかけは2000年10月に公開されたバージョン2の登場です。このアップデートにより、様々な機能が向上しました。例えば、ガベージコレクションの導入。これは、プログラムが確保したメモリ領域のうち、不要になった箇所だけを自動で解放してくれる機能のことを指します。 従来は、メモリの確保・解放それぞれをプログラマ自身が明示する必要がありました。そうすると、メモリを解放する処理を書き忘れて、使用可能なメモリを食いつぶしてしまい、エラーを起こすといった問題がよく起きていたのです。その問題が解消されるということで、プログラマたちにとっては非常に便利な機能として重宝されました。 2005年にはDjango(ジャンゴ)という、Python(パイソン)で実装されたWebアプリケーションフレームワークが誕生します。これは今となってはPython(パイソン)の代表的なフルスタックフレームワークです。 このフレームワークを使うことで、複雑なデータベース主体のWebサイト構築を簡略化出来るようになります。その後2009年にはBottle、翌年にはFlaskなど、続々とフレームワークが追加されました。シンプルにまとめると、開発効率がより一層高まったということです。 Python(パイソン)は根強い人気の言語 Python(パイソン)人気は現在に至っても衰えることは知りません。今や、Facebookをしのぐ勢いのInstagramもPython(パイソン)によって開発されています。その他、オンラインストレージサービスのDropboxもベースはPython(パイソン)。 またPython(パイソン)は、機械学習のシステムを開発する際などにも採用されています。機械学習とは一言で説明すると、『コンピューターが、膨大なデータの中に潜むデータの法則性を見つけ出すこと』です。ビッグデータの増加に伴って、機械学習システムの需要は年々高まっています。 昨今の国内求人市場はどうでしょうか。『IT投資動向調査2016』によれば、Python(パイソン)エンジニアの平均年収は約651万円。200を優に超えるプログラミング言語の中で、トップに輝きました。どの企業も、喉から手が出るほどPython(パイソン)エンジニアを求めているということでしょう。 Python案件について相談する まとめ:Python(パイソン)言語はコードがシンプル 冒頭でもお伝えした通り、Python(パイソン)は、Googleが三大プログラミング言語としてPython(パイソン)を挙げているほど。その利便性・需要の高さは言うまでもありません。今後におけるPython(パイソン)の発展に益々期待が持てそうです。 また、日本国内以上に、海外での人気が高いことから、「世界に羽ばたくプログラマ」を目指してPython(パイソン)の学習に着手するのも一つかもしれません。 Python(パイソン)はコードがシンプルで分かりやすいプログラミング言語。気になる方は、1冊の参考書を手にとってみてはいかがでしょうか?
Ruby

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20 第7位:Ruby

Rubyとは Rubyは関数型と命令型のバランスが絶妙に取れているオブジェクト指向スクリプトで、直感的に記述できることと生産性の高いことが大きな特徴です。 Rubyは日本人であるMatzことまつもとひろゆき氏によって、1995年に一般公開された比較的新しいプログラミング言語です。日本発のプログラミング言語ではあるものの、現在世界中で使われているプログラミング言語であり、アメリカのスタートアップ企業でも多用されています。 Rubyは「Enjoy for Programing!」という理想を掲げており、エンジニアが楽しんで実装できるよう直感的な記述ができ、ストレスフリーで楽しく開発することができます。 また、Rubyの場合はRuby on Railsというフレームワークの存在が大きく、通常はゼロの状態からWebアプリケーションを作っていかないといけないところを、このフレームワークを用いることで、実装時間を短縮できます。 開発コスト削減のためにはRuby on Railsの存在が大きいため、多くの企業がRubyを用いて開発を行っています。 GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているか公開しています。Rubyは7位です。 その割合は6.179%となっており、1位であるPythonの16.689%と比べるとかなり差があることがわかります。 他のプログラミング言語のプルリクエストの多さからRubyの比率は下がっていますが、トレンドとしては上昇しています。Rubyは比較的新しい言語であり、PHPやPerl等のプログラミング言語でシステムを作るよりもコード量が少なく開発できるため、その手軽さから多くの企業の開発に採用されている言語です。 海外だと皆さんもお馴染みのTwitterやAirbnbが開発言語としてRubyを採用しています。世界中で使われているWebサービスにRubyが使われており、多くの企業がこぞってRubyに目を付けています。 ただ、Rubyは日本発のプログラミング言語なので、国内での使用が多いです。インターネット・Web業界にてWebサービスやソーシャルゲームの開発にRubyが使われています。 代表的な企業は、価格.comと食べログをリリースしているカカクコム・ニュースアプリであるGunosy、国内最大のレシピサイトであるクックパッドが挙げられます。 このようにRubyはコード量が少なく手軽に開発できる特性から、素早いプロダクトローンチが求められているベンチャー企業を中心に利用されています。今後ますますRubyが多くの企業で採用されていくでしょう。 Rubyは転職に強いのか Rubyについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でRubyは転職に強いのかどうかは重要になってきますよね。 結論からいうと、Rubyはかなり転職に強いと言えます。転職に関しては他のどのプログラミング言語よりも強いでしょう。なぜなら、Rubyエンジニアを求めている企業は増えているのですが、日本でRubyを使いこなせるエンジニアが少なく、希少価値が高いからです。 Rubyを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。パーソルキャリアが発表した「【保存版ハンドブック】スキル年収マップ」では、Rubyの平均年収は581万円です。 求人数に関しては他のどのプログラミング言語よりも多いので、Rubyエンジニアの需要は物凄く高いです。 転職もしやすく、高待遇になりやすいRubyエンジニアでキャリアアップを目指すことは非常にオススメできる選択肢といえるでしょう。 また、Rubyを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」これらが身に付いていれば、転職しやすいでしよう。 Rubyは他のプログラミング言語に比べて学習コストが低く、高待遇の求人が多いというリターンの大きさが魅力となっている最高のプログラミング言語です。 続いて転職の将来性についてですが、Rubyを用いると少人数でスピード感を持って開発できるので、次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では、大企業やベンチャー企業を問わずRubyを採用していくでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでRubyエンジニアとして活動することはオススメです。 活躍できる業界と年収 今まではRubyについてとRubyは転職に強いのかについて見てきました。ただ、Rubyを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。Rubyを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つであればどこでも活躍することができるでしょう。 まずインターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界の案件が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などがあります。 また、情報処理サービス業界では、セールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界では、プログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。大手メーカーを中心とした業務系システムの開発に携わる求人などがあります。 Rubyの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。また、Rubyは比較的新しめのプログラミング言語なので、比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのRuby求人が多いです。 年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 働き方に関してもリモートワークができる企業も多く、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。 まとめ:転職に強い 今回はRubyに関して転職を絡めて見てきましたが、いかがでしたか? 今回お伝えしたかったことは以下の3点です。 Rubyは素早く手軽な開発ができるプログラミング言語Rubyの求人数は群を抜いて多く、使える人材は不足しているので、転職に強いRubyの案件は年収1000万以上も可能 Rubyはかなり多くのアプリケーションの開発に使われており、今後ますますその傾向は強くなっていくでしょう。 Rubyの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。
PHP

PHPの歴史(プログラミング言語)

今や、国内ではJavaに次ぐ求人数を誇るプログラミング言語、PHP(※2017年10月HRog調べ)。このPHP(ピーエイチピー)はサーバー側で動くスクリプト言語です。Webアプリケーションを作るのに適し、現在も多くのWebサイトが、PHP(ピーエイチピー)で構築されています。 PHP(ピーエイチピー)はコードがシンプルで分かりやすいことから、プログラミング初心者の方でも比較的学習しやすい言語と言えます。今後もしばらくは、PHP(ピーエイチピー)エンジニアの需要が大きく衰えることはないでしょう。そんなPHP(ピーエイチピー)ですが「ここ最近ちょっと興味がある」「今後学んでいきたい」という方のために、今回はPHP(ピーエイチピー)の歴史について振り返って行きたいと思います。 PHP(ピーエイチピー)の誕生の流れ PHP(ピーエイチピー)の誕生は1994年。カナダ人のプログラマ、ラスマス・ラードフ氏(Rasmus Lerdorf)によって開発されました。PHP(ピーエイチピー)はC言語をベースとしています。 元々はラスマス氏が、Web上で公開している経歴書のアクセス履歴を調べる用途で開発されていました。その頃は、『PHP』ではなく、『Personal Home Page Tools』と名付けられていました。そこから『PHP Tools』と略して呼ばれることが多かったようです。 そのPHP Toolsが誕生してからと言うもの「もっとこんな機能を追加して欲しい」との声が上がってきました。そこでラスマス氏は、PHP Toolsを描き直すことにします。その結果、非常に機能が向上しました。 具体的にはデータベースが扱えるようになったり、一種のフレームワークとして使えるようになったりしました。今でこそ当たり前のようなものにはなりましたが、これにより動的なWebアプリケーションが比較的容易に開発できるようになったのです。 改良に改良が重ねられたPHP(ピーエイチピー) PHP Toolsはその後改良が行われ、 FI (Forms Interpreter)という呼び名に変わりました。改良前と後で、何が変わったのかと言うと、例えばHTMLに構文を埋め込めるようになったのです。それでもなお、機能は満足のいくものではありませんでした。 その後も更に改良が行われ、呼び名が幾度となく変わりながらも、1996年の4月に『PHP/FI』という名前で一般公開されます。この時点でついに、プログラミング言語として認められるようになりました。 機能は向上し、Postgres95 などのデータベースやクッキー、ユーザー定義関数などのサポートが組み込まれした。このPHP/FIは、この後におけるWeb開発に大きく貢献することになります。 世界はまさに、インターネット革命の時代 PHP(ピーエイチピー)がリリースされた1990年代後半は、まさにインターネットが爆発的に普及し始める頃です。IDES開発技術学会の『世界全体のインターネット普及率とパソコン設置台数の将来予測(2012)』によると、1990年ではアメリカでのインターネット普及率はほぼ0%。それが5年過ぎた1995年には10%にまで増加。 1995年〜2000年の5年間にかけては、なんと4倍の40%、5年後の2005年には80%近い普及率の伸びを見せています。PHP/FIは、そんな時代を支える重要な存在でした。 人気を決定付けたPHP3.0の登場 当時の時代背景もさることながら、バージョンアップされたPHP3.0がリリースされたことも、PHP(ピーエイチピー)の人気を確かなものにする要因となりました。このバージョンこそ、現在のPHP(ピーエイチピー)に近づいた最初のものになります。PHP3.0が持つ最大の特徴は、拡張性。例えば、モジュールを開発者自身が独自で開発できるようになったのです。 ちなみにですが、このPHP3.0はラスマス氏が一人で改良を行ったのではありません。そこにはアンディ・ガトマンズ(Andi Gutmans)・ゼーブ・スラスキー(Zeev Suraski)という二人のイスラエル人プログラマの存在がありました。 当時の2人は大学生。その頃彼らが開発に取り組もうとしていた、eコマースアプリケーションを構築するには「機能が足りない」と感じたそう。アンディとゼーブは、「PHP(ピーエイチピー)のここを、もっとここを改善した方が良い」という想いを伝えようと試みます。2人は、開発者であるラスマス氏と、オンラインを通じて接触を図りました。その結果なんと、3人で新たなプログラミング言語を開発することになりました。 その3人が中心となって改良がなされたものがPHP3.0なのです。この時点で、名前を『PHP/FI』からシンプルに『PHP』へ変更されることになりました。「PHP: Hypertext Preprocessor」の頭文字3つを、そっくりそのまま取ったものが、PHPです。 PHP(ピーエイチピー)の今 現在、実に様々なWebサービスがPHP(ピーエイチピー)言語を使って開発されています。代表例は、かの有名なオープンソースソフトウェア、Wordpressが挙げられるでしょう。 Web技術の統計データを扱う『w3techs』によると、世界のトップ1千万サイトのうち『29%がWordPressで動いている』とのこと。CMSを利用しているウェブサイトのみに絞ると、WordPressのCMSシェアはなんと59.8%にも及びます。 まさに世界トップクラスのWebサービスです。そのWordpressをカタチにしているものが、PHP(ピーエイチピー)言語。 かの有名なFacebookもかつてはPHP(ピーエイチピー)が使われていました。過去の話として語ってはいますが、現在Facebookで使われている、自社オリジナル言語『Hack』はPHP(ピーエイチピー)がベースとなっています。 こういった超有名Webサービス・アプリケーションに利用されるのも、やはりPHP(ピーエイチピー)が持つ利便性、拡張性の高さがゆえんであることは間違いありません。そのほか、予約サービス、マッチングサイト、社内管理システムなど、あらゆるものがPHP(ピーエイチピー)で開発することができ、全て並べるとキリがないほどです。 まとめ:PHPはプログラミング初心者の方でも受け入れやすい 先ほどは超王手の有名サービスをピックアップしてご紹介しましたが、PHP(ピーエイチピー)は人的なリソースが少ないベンチャー企業でもよく使われている言語です。ネットショップ作成が30秒で作れてしまう、BASEというサービスも一人の青年がPHP(ピーエイチピー)を使ってプログラムを組んだところからスタートしました。 冒頭でも申し上げましたが、直感的なコードが書けることから、プログラミング初心者の方でも受け入れやすい言語となっています。 現在では、CakePHPをはじめ、Symfony・Zendframework・Laravel・CodeIgniterといった、PHP(ピーエイチピー)フレームワークが豊富に存在しているため、開発現場の生産性もアップしてきています。 ただ忘れてはならないのは、今回の歴史を振り返って分かる通り、そういった利便性の高さのウラでは、幾度となくPHP(ピーエイチピー)言語の改良が重ねられていたということ。開発者の「もっと良いものにしたい」という熱意がなければ、成し得なかったことでしょう。 何かPHP(ピーエイチピー)を使ってプログラミングを行う際は、そういった開発者に想いを馳せるのも、悪くないかもしれませんね。
PHP

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第8位:PHP

PHPとは PHPとはオープンソースの汎用スクリプト言語であり、主にWebアプリケーションの開発に用いられているプログラミング言語です。 1995年にラスマス・マードフ氏は動的なWebサイトを開発するために、データベースへのアクセス機能などを自身のCGIプログラムに追加し、PHP Toolとしてリリースしました。 その後に他の開発者の支えがあり、バージョンアップを経て現在のPHPに至ります。 PHPの大きな特徴は、静的なWebサイトを制作するために使われるHTMLに埋め込んで開発ができることです。Webアプリケーションの開発に主に用いられるのですが、同じスクリプト言語であるJavaScriptとよく比較されます。 簡単に違いをいうと、PHPはサーバーサイドを、JavaScriptはクライアントサイドの開発をメインに行うプログラミング言語です。 PHPはコードがサーバーで実行され、その実行された結果がブラウザに送信されます。逆に、JavaScriptの場合はコードがサーバーで実行されることなく、コードがブラウザに送信され、そのブラウザでコードが実行されます。 PHPの場合はどのようなコードで結果が出されているのか画面の向こうのユーザーはわかりません。しかし、JavaScriptの場合はどのようなコードで結果が出されているかということを誰でも知ることができます。 PHPは大きな特徴であるHTMLに埋め込んで開発ができることから、Webアプリケーション開発に広く使われており、実際にどのくらい使われているのかを次で見ていきます。 PHPはどのくらい使われている? GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかということを公開しています。PHPは8位です。 その割合は5.260%となっており、1位であるPythonの16.689%と比べるとかなり差があることがわかります。 他のプログラミング言語のプルリクエストの多さからPHPの比率は下がっており、トレンドとしても下落しています。PHPはRubyやPython等と比較すると古い言語であり、現在多くの企業に利用されているものの今後利用は減っていくでしょう。 海外だと皆さんもお馴染みのFacebookやYahoo!が開発言語としてPHPを採用しています。世界中で使われているWebサービスにPHPが使われています。 国内だとインターネット・Web業界にて主にWebサービス開発にPHPが使われています。代表的な企業はぐるなび・楽天・ZOZOTOWNです。 WordPressという簡単にWebサイトを制作できる無料のソフトウェアがあるのですが、こちらはPHPで開発されています。世界中にある全サイトのうち31.8%がWordPressを用いて制作されたものです。 そのため、PHPを用いて制作されたWebサイトは世界で一番多いのではないかとも言われており、このPHPをマスターすることでより機能的で個性的なサイトを制作できるようになります。 PHPは転職に強いのか PHPについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でPHPは転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、PHPは転職に強いと言えます。 PHPを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。パーソルキャリアが発表した「【保存版ハンドブック】スキル年収マップ」によると、PHPの平均年収は546万円です。また、最大提示年俸は2000万円となっています。 転職もしやすく、高待遇も狙うPHPエンジニアでキャリアアップを目指すことは非常にオススメできる選択肢です。 また、PHPを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程までできるエンジニアは少ないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 転職の際はPHPを用いた開発経験があるとベストですが、もし無い場合はRuby、 Perl等のプログラミング言語でのサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」これらが身に付いていれば、更に転職しやすいでしょう。 PHPの学習コストはそこまで高くなく、PHPができるようになるとホームページ制作などの比較的簡単なお仕事もできるようになるため、初心者にはオススメなプログラミング言語です。 続いて転職の将来性についてですが、PHPはHTMLに埋め込んで開発ができる言語となっているので、その手軽さから次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では、大企業やベンチャー企業を問わずPHPを採用していくでしょう。 活躍できる業種と年収 今まではPHPについてとPHPは転職に強いのかについて見てきました。ただ、PHPを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。PHPを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つであればどこでも活躍できるでしょう。 まずインターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界の案件が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などがあります。 また、情報処理サービス業界では、セールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界では、プログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。 PHPの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。 年収に関しては企業によって異なり、350万〜700万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 働き方に関してもリモートワークができる企業もあるため、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。 まとめ:年収1000万以上も可能 今回はPHPに関して転職を絡めて見てきました。 今回お伝えしたかったことは以下の3点です。 PHPはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を合わせて作られたプログラミング言語PHPを使える人材は不足しており、転職に強いPHPの案件は年収1000万以上も可能 PHPは現在も非常に多くのアプリケーションの開発に使われています。とくに世界中にある全サイトのうち31.8%で制作に使われているWordPressの存在が大きいです。 PHPを用いることでWordPressを自由自在にカスタマイズでき、簡単にWebサイトが制作できます。 PHPの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。
Java

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第3位:Java

Javaとは JavaはSun Microsystems社によって1991年から開発されたプログラミング言語です。JavaとJavaScriptという名前と似たプログラミング言語があるので、よく同じようなものかと聞かれますが、これらはまったく別物です。 JavaScriptよりもJavaの方が開発できるものの種類が多いです。そもそも最初は家電製品のプログラムを組むために研究開発された言語ですが、当時はあまりJavaに注目は集まりませんでした。 ただ、1990年半ばからインターネットが注目されはじめたときに、Webページを作れるということでJavaに注目が集まりました。1995年にJavaがプログラミング言語として公式に発表されてから、Javaは一躍有名となりました。 Javaのコンセプトは「Write once, run anywhere」であり、一度書いたらどこでも実行されるという意味になっています。Javaはコンセプト通り環境に依存することがないので、Web上や特定のOSの中でのみ実行されるようなことはないです。スマホや家電などの電子機器など、どんな環境でもプログラムが実行されるようになっています。 また、Javaの実行の際に環境に依存しないという特徴から金融システムのような業務系システム、Android端末で使用できるアプリケーション、パソコン用のアプリケーション、Webサイト、Webサービス、家電製品など何でも作れてしまいます。 このようにJavaが開発できる範囲はかなり広く、汎用性のあるプログラミング言語として今も昔も人気です。 Javaはどれくらい使われている? GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているか公開しています。Javaは3位です。その割合は13.075%です。 国内だとエンジニア向けの研修にJavaが使われることが多く、さまざまな企業で現場で使われています。ただ、開発にJavaを使用しているが、今後はScalaに移行しようとしている企業も数多くあるようです。 Javaは転職に強いのか Javaについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でJavaは転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、Javaは転職に強いと言えます。なぜなら、Javaエンジニアを求めている企業は増えているのですが、日本でJavaを使いこなせるエンジニアが少なく、希少価値が高いからです。 Javaを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。パーソルキャリアが発表した「【保存版ハンドブック】スキル年収マップ」では、Javaの平均年収は573万円となっています。 転職もしやすく、高待遇になりやすいJavaエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常にオススメできる選択肢です。 また、Javaを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。 Javaは学習コストが高いので学習が大変と言われていますが、今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンの大きさが魅力となっています。 続いて転職の将来性についてですが、Javaが他の歴史が新しい言語に取り代わるのではないかとも言われていますが、JavaはWebサービスの開発を中心に使われている他言語と異なり、OSやハードウェアの制御など幅広い分野で使われている言語なので今後も求人は続くでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでJavaエンジニアとして活動することはオススメです。 活躍できる業種と年収 これまではJavaの概要と、Javaは転職に強いのかについて見てきました。ただ、Javaを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。Javaを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つどこでも活躍することができます。 まずインターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。ただ、これらの企業はJavaよりも比較的新しいRubyやPythonなどを採用している企業が多いので、古くから存在するJavaを採用するという企業は少ないです。 最近ですと、Javaの後釜と言われているScalaを、自社のサービス開発に採用する企業が多いので、ますますJavaを採用するインターネット・Web業界の企業は少なくなっています。 また、情報処理サービス業界では、セールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ソフトウェア業界では、プログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。 最後にハードウェア業界です。ハードウェアの制御はJavaによって成されることが多いです。実際にエンジニアとしてJavaを用いてハードウェア制御の開発に携わることになります。 とくに日本はものづくりの国なので、家電や自動車などプログラミングで制御されているハードウェアの開発が進んでいます。そのため、必然的にハードウェア開発のエンジニアが多く必要となってくるので、日本の機械産業がある限りはJavaの需要は非常に大きいです。 実際にこのハードウェア業界の求人がJavaでは一番多く、大きな特徴として他のプログラミング言語に比べるとこの業界での求人が圧倒的に多いです。 まとめ:群を抜いて多い求人数 今回はJavaに関して転職を絡めて見てきましたが、いかがでしたか? ・Javaは環境に依存することがなく、汎用性の高いプログラミング言語・Javaの求人数は群を抜いて多く、さまざまな食があり、転職に強い・Javaの案件は年収1000万以上も可能 Javaは現在も多くのハードウェア開発・ソフトウェア開発ともに使われています。今後もさまざまな業界で使われ続けていくことが予想されるので、将来性も高いです。Javaの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。
働き方

フリーランスのつらいところ・大変なところ7選

自分に合った働き方ができ、うまくいけば収入が高くなるなどのプラスのイメージを持たれる事が多いフリーランスというワークスタイル。さまざまなメリットが多く存在する一方で、多くの人が不安や悩みを抱えているのも事実です。 今回は、そんなフリーランスのつらいこと・大変なこと、また改善方法をまとめました。これからフリーランスとして働こうとしている方だけでなく、もうすでに働かれている方や、興味がある方々がフリーランスの理解を深めるため、少しでもお役に立てたら幸いです。 テクフリに無料登録する フリーランスのつらいところ・大変なところ7選 1,フリーランス初期は収入が低くなりやすい フリーランスとして働くことで、自分自身で仕事量やペースを調整する事ができます。その反面、仕事量に関係なく安定して収入が得られる会社員とは違い、フリーランスでは仕事量によって収入が変化するため、収入が不安定になります。 また、発注者は一定水準以上の成果を確保するために、経験や実績によって受注者を判断する可能性が高くなります。そのため、発注者はフリーランスを始めたばかりの人ではなく、経験や実績が豊富な人を選びます。その結果、まだ経験や実績がないフリーランス初期段階では仕事を獲得する事が難しくなり、収入が安定しないだけでなく、低くなりやすいです。 2,自身で営業をしないといけない 企業に所属している場合、基本的に与えられた仕事を担当するため、営業職でない限り自分自身で営業をする必要が有りません。しかし、フリーランスでは業務内容に関わらず全ての仕事において自ら仕事を獲得する必要があります。 また、仕事を獲得するには、発注者に自分の強みをアピールする必要があります。さらに、仕事の単価や納期なども自分自身で交渉しなければいけません。 そのため、コミュニケーション力やプレゼン力がなく、営業や交渉が苦手な方には非常に難しく、つらいと感じるポイントになるかもしれません。 スキルがあっても営業ができなければ仕事を獲得できないため、フリーランスにおいて営業力は最も重要であると言えるでしょう。 3,税金などの手続きが億劫 フリーランスでは企業に勤めている場合とは違い、企業の中で経理や総務が行っている経費の計算や確定申告などの税処理を自ら行う必要が有ります。 経費や収入の計算・領収書の管理や税処理は専門的知識を必要とするため、経験や知識がない人には非常に難しく、大変になるかもしれません。 専門業者に委託したり、税処理のソフトウエアを使うこともできますが、費用や時間がかかります。 4,失業保険などの保障がない フリーランスでは、雇用契約を結ぶのではなく業務委託で働いている人が多いく、その場合失業保険がありません。失業保険があれば失業した場合でも再就職先を探す間の生活費に当てることができます。しかし、仕事や収入が安定していないフリーランスにとって、失業保険がないことは、万が一失業した場合の生活費がないなど、非常に大変になる可能性が有ります。 また、フリーランスの方は国民年金を払っているものの、定年退職がないため、企業年金や退職金が有りません。多くのフリーランスの方が、「あと何年働く事ができるのか」や「十分な貯金ができるか」などの仕事や退職後の不安を抱えています。 5,孤独になりやすい フリーランスでは、基本的にリモートで働く事ができ、一人で仕事を完結できます。そのため、自分のペースで自由気ままに働く事ができますが、他の人と関係が築きにくくなります。 また、わからないことや相談したいことがあっても誰かに聞くことは難しく、自分一人で解決する必要があります。 そのため、物理的にも精神的にも人とのつながりを感じる事が難しく、孤独になりやすい傾向にあります。 6,クレジットカード作成やローンが難しい クレジットカード会社やローン会社は貸したお金をしっかりと返してもらう必要があるため、カード作成やローンを貸す前に収入が安定していて期限通りに支払いされるかどうかの審査を行います。 前述したように、仕事量によって収入が変化するフリーランスでは収入を安定させることが難しいため、審査が通りにくく、クレジットカードの作成やローンを借りることが難しくなっています。 7,仕事が急に0になることがある 正社員は簡単に解雇されることはなく、万が一された場合でも失業保険や退職金などのさまざまな保証があります。 フリーランスの場合、発注者はフリーランスに対し、一定水準以上の仕事を要求します。もし仕事の成果がその水準に達していない場合、すぐに契約が打ち切られる可能性が有り、急に仕事が0になることがあります。前述したように、フリーランスには失業保険などの制度がないため、仕事が0になることは非常に深刻です。 そのため、多くのフリーランスは複数の仕事を受注し、急に仕事が0になる事がないようにしています。 フリーランスがつらい時の克服方法 ここまで、フリーランスとしてのワークスタイルのつらいこと・大変なことを説明してきました。しかし、このような悩みを改善する事で、より一層フリーランスとして働きやすくなります。ここからは、フリーランスとして働きやすくするための改善方法を紹介していきます。 エージェントを活用する方法もある 自ら仕事を獲得するのが難しい場合はエージェントを活用できます。 フリーランスのエージェントは案件を紹介してくれるだけでなく、契約の締結まで代わりに行ってくれます。 手数料がかかりますが、自ら営業をする必要がなくなるので、自分の業務に専念する事ができます。 営業が苦手な方や本業務に集中したい方は利用して見ても良いかもしれません。 フリーランス専用の福利厚生サービスが充実してきている 近年では、クラウドソーシングサービス業者や福利厚生代行会社などによってフリーランスのための福利厚生サービスが充実してきています。 具体的なサービスとしては、保険や確定申告の相談だけでなく、スキルを上げるためのセミナーや勉強会、食事券や失業保険など多岐にわたっています。 多くの会社がさまざまな種類のサービスを出しているため、自分の働き方にあったサービスを探す事が重要になっています。 リモートではなく常駐という手段もある フリーランスとして働きたいけど一人で働くのは不安な方は、リモートではなく常駐という働き方も有ります。 常駐とは、派遣社員のように発注者の職場で働くことを言います。 常駐として働くことで、随時発注先とコミュニケーションが取る事ができ、スムーズに仕事を進める事ができるため孤独感を感じる事が少ないかもしれません。 しかし、発注者は即戦力を求めているため、実力と経験が求められます。また、常駐先の従業員とも良好な関係を築く必要があるため、コミュニケーション力が求められます。 常駐として働くスキルがありコミュニケーション力がある方には、企業の方やフリーランスの方とのコネクションが増やす事ができ、より一層情報共有や仕事の獲得をしやすくする事ができます。 まとめ いかがでしたでしょうか。 説明させていただいたように、フリーランスとして働くことは良いことばかりではなく、つらいことや大変な事が多く存在します。しかし、改善方法も多く存在することも説明させていただきました。実際に、多くのフリーランスの方がつらい経験を乗りこえ、自由なワークスタイルや高い収入を獲得しています。 この記事を通して、フリーランスに対する理解を深めるために、少しでもお役に立てましたら幸いです。
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【最年少から最高齢まで】フリーランスエンジニアの年齢について

フリーランスエンジニアの平均年齢 政府統計としてフリーランスエンジニアの平均年齢は調査対象にはなっていませんが、IT業界におけるソフトウェア作成者の平均年齢は、経済産業省の『IT人材を巡る現状について』で公表されています。 エンジニアを含むソフトウェア作成者の平均年齢は37歳。フリーランスエンジニアとして独立するのは、実務経験を経ていることが前提となるため、平均年齢としてはこれよりも若干高い38~40歳程度と予想することができます。 ただ近年は2~3年程度の実務経験を経てフリーランスとして独立するケースも出てきているため、今後フリーランスエンジニアの平均年齢は、正社員としてのエンジニアより低くなる可能性もあるといえるでしょう。 フリーランスエンジニアの最年少は? フリーランスエンジニアの年齢は30~40代が多くなりますが、最年少は10代です。 就業形態がフリーランスかどうかは不明ですが、国内で大きな実績を残しているエンジニアの最年少は14歳です。 福森匠大さんは2011年当時、プログラミング言語Rubyの開発コミュニティへの参加で注目を集めました。中学2年生の時点で開発のコアメンバーに迎えられただけでなく、ネットで知り合った仲間と小規模でありながらWebサイトやWebサービスを立ち上げています。 そして14歳よりは年齢が上になりますが高校1年生でドワンゴからスカウトされたケースもあります。山中勇成さんは15歳の頃ツイッターでニコニコ動画の脆弱性などを度々指摘。するとドワンゴから連絡が入り高校生のうちからアルバイトのエンジニアとして活躍しています。 そしてフリーランスエンジニアではありませんが、国内ではゲームアプリの開発で注目を集める小学生も誕生しています。菅野晄さんは小学校5年生の時点でゲームアプリ「回一首(マワリッシュ)」を開発。アプリ甲子園でファイナリストに選ばれるなど頭角を表しています。 海外で学生時代からエンジニアとしての才能を発揮した人物としてはSNSサービス「Facebook」を創設したマークザッカーバーグ氏がいます。彼はハーバード大学に入学してから、学生のリストを参照できるサービスを開発。その後、同大学の女子学生格付けサイトを開発。そのサイトは大学側で問題となり、すぐに閉じられることになりますが、その後これまでの開発経験をべ―スにFacebookを立ち上げています。 このようにエンジニアとしての才能を10代のうちから発揮するケースは近年では珍しくなくなってきています。 2020年からは小学校でプログラミング教育が必修化されることが決定しています。 イギリスでは2014年の時点から、プライマリースクール(小学校)に教科としてプログラミング学習を含む「Computing」が創設されています。 その他の諸外国でも同様に、プログラミング教育を国策として重視しているケースは少なくありません。 小学生からコンピューター&プログラミングに慣れ親しむ学生が増えれば、今後フリーランスエンジニアの最年少記録は更新されていく可能性は高いといえるでしょう。 参考:文部科学省『教育の情報化の推進』 文部科学省『諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究』 フリーランスエンジニアの最高年齢は? 立場はフリーランスエンジニアの枠に収まりませんが近年ニュースでも取り上げられた人物として、世界最高齢プログラマーである若宮正子さんがいます。彼女は還暦を迎えた60歳からパソコン操作やプログラミングの学習を開始。 2016年からiPhoneアプリの開発を始め、ゲームアプリ「hinadan」をリリースしています。 「hinadan」は高齢者でも勝てる、楽しめるアプリとして開発された雛人形を正確に配置するシンプルなゲーム。 ゲームの内容はシンプルでありながら、アプリはSwiftやXcodeを駆使して作成されています。 このような実績から、Apple社の世界開発者会議に招待され最高齢プログラマーとして紹介されるだけでなく、国内政府機関による「人生100年時代構想会議」の構成員も務めています。 彼女の功績は80歳を越える高齢者でもアプリ開発できることを、証明したことにあるといえるのではないでしょうか。 また海外の有名エンジニアとしてはC言語を開発したデニス・リッチーという人物がいます。彼は2007年の67歳に引退して70歳で逝去しています。また同じくC言語の開発に携わったケン・トンプソン氏は2018年現在75歳ですが、Googleに所属しています。 エンジニアの現役の寿命は40歳までと言われることもありますが、このような高齢でも活躍する人々がいることからも、60代以降でもフリーランスエンジニアが活躍できる可能性は充分にあるといえるでしょう。 フリーランスエンジニアの適正年齢と定年について フリーランスエンジニアの適正年齢は基本的にはありません。これまでは30代~40代が適正な年齢と考えられる節もありましたが、働き方が多様化してきている昨今では20代からフリーランスを目指す人も多くなってきているからです。 しかし基本的にフリーランスとして独立するためには実務経験が必要です。フリーランスとして独立する自信を持つためには、5年~10年程度経験が必要だと考える人が少なくありません。 3年~4年程度だとメンバーとしての経験を重ねることができたとしても、プロジェクトマネージャーなど管理業務までは経験することができないからです。 ▼ 30代〜40代でフリーランスを目指すひとが多い そのため現状では、30代~40代からフリーランスエンジニアとして独立を目指す人が多くなっています。 またフリーランスエンジニアは雇用契約を企業と締結するわけではないため、定年はありません。エンジニアの最高齢が70歳を越えていることからも分かるように、市場に求められるスキルを持っていれば、定年は関係なく働き続けることができます。 年金支給開始年齢の引き上げや、シルバー世代も労働人口として考えるようになってきた社会の変化を鑑みると、定年なく働けることはフリーランスエンジニアの大きな魅力だといえるでしょう。 フリーランスとして独立を目指すならキャリアプランをつくろう フリーランスエンジニアは定年なく働くことができる魅力的な働き方ではありますが、正社員とはまったく違う働き方になります。 案件単位で仕事をするようになるため、複数の案件対応を掛け持ちすることもあれば、継続的に受注してきた案件が突然終了することもあります。 そのため常に市場から求められるようなスキルを身につけておくことが欠かせません。 最近はプログラミングスクールなどが充実してきているため、独学でもエンジニアとしてのスキルを磨くこともできますが、フリーランスエンジニアとして案件を受注できる条件として、実務経験が求められることがほとんどです。 そのためフリーランスエンジニアとして独立するためにはキャリアプランを持つことが欠かせません。弊社が提供しているIT人材エージェントサービス『techcareer』では求人の相談だけでなく、フリーランスエンジニアを含む働き方の相談にも対応しています。 エンジニアとしてキャリアプランをしっかりと持ちたい、というは是非『techcareer』をご活用ください。 テクフリに無料登録してフリーランス案件を紹介してもらう > 【まとめ】フリーランスエンジニアは年齢を問わず活躍できる フリーランスエンジニアは10代の小学生から高齢者まで、年齢を問わず活躍することができます。老後もしっかりと生計を立てる必要があることを考えても、フリーランスエンジニアは魅力的な働き方だといえるでしょう。 エンジニアのキャリアは何歳からスタートしても、情熱があれば活躍するチャンスは年齢問わず平等に開かれています。これからフリーランスエンジニアを目指すなら、まずはしっかりとキャリプランをつくることから始めてみてはいかがでしょうか。
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JavaScriptの歴史〜名前の由来とは?〜

さて皆さんは、JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語の名前を聞いたことがあるでしょうか。現役プログラマーの方はもちろんのこと「これからプログラミングを勉強する」という方も、恐らく一度は聞いたことがあるかと思います。 とはいえ「JavaScript(ジャバスクリプト)がどういった歴史を歩んできたのか」については聞いたことがない方が多いはず。そんな方のために今回は、誕生から現在に至るまでの、JavaScript(ジャバスクリプト)の歴史についてみていきたいと思います。 JavaScript(ジャバスクリプト)誕生の背景 JavaScript(ジャバスクリプト)が初めて世にリリースされたのは、今から20年以上前の1995年。イギリス人プログラマ、ブレンダン・アイク氏(Brendan Eich)によって開発されました。その頃ブレンダン氏は、アメリカにあるネットスケープコミュニケーションズ社 (Netscape Communications)に所属していました。 同社はRDF/RSS・SSLといった、今なお重宝されている技術を生み出した会社でもあります。そんなネットスケープ社が開発した『Netscape Navigator』というブラウザに、JavaScript(ジャバスクリプト)が実装されたのです。バージョンでいうと2.0の頃でした。 JavaScriptの名前の由来 JavaScript(ジャバスクリプト)は元々LiveScriptと呼ばれていたそうです。そこからJavaScript(ジャバスクリプト)という名前になった背景には、当時流行していたSun Microsystems(現Oracle)製の、Java言語が関係しています。 当時JavaはIT業界における注目の的。そんなJava人気にあやかって、JavaScript(ジャバスクリプト)という名前が付けられたそうです。名前が似ているため勘違いされる方も多いですが、JavaとJavaScript(ジャバスクリプト)には何の関係もありません。 とは言え、ネーミングの効果があってか、Netscape Navigatorは、リリース直後からかなりのシェアを獲得しました。 ブラウザ戦争の時代が到来 Netscape Navigator人気の勢いは、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏も触発されるほど。マイクロソフト社は遅れてInternet Exproler(IE)というブラウザを開発し、1995年にリリースしたWindows 95にもIEが搭載されました。 それと合わせて『Jscript』というスクリプト言語も自社独自で開発しました。これを機に両社をはじめとした、ブラウザ戦争が幕開けすることになったのです。 『Jscript』という字面が『JavaScript』と非常に似ているので混同しますが、それぞれに互換性はあまりないプログラミング言語です。Navigator上で動くJavaScript(ジャバスクリプト)がIEでは動かない。IE上では動くJscriptはNavigatorでは動かない。といった問題が頻繁に発生していました。こういった問題を解消するために、Webページを作る際は2つのブラウザを考慮しなければなりません。 つまりはWeb開発者にとっては、作業が2倍に増えるようなもの。不便が大きく、不満を招く種となっていました。 そこでNetscape社は、エクマ・インターナショナル(Ecma International)という外部機関に依頼して、JavaScript(ジャバスクリプト)の標準化を進めることにします。エクマ・インターナショナルは情報通信システムの分野の国際的な標準化を行う団体です。その結果、JavaScript(ジャバスクリプト)の主要機能を標準化仕様として定義がなされた言語、ECMAScript(ES)が誕生しました。 他技術の人気に影をひそめたリリース当初 Netscape自体の人気は高かったものの、JavaScript(ジャバスクリプト)におけるプログラミング言語としての評価は、それほど高いものではありませんでした。JavaScript(ジャバスクリプト)には型の仕様がなかったこと、制御構造が不足していること、などがその理由だと言われています。 すでに登場していた、C言語やJavaに比べると、プログラマ達を満足させるレベルには到達していなかったのです。またJavaScript(ジャバスクリプト)が登場した当時はAdobe社製のFlash(グラフィックを特別な技術を用いてデータサイズを軽くする技術)が脚光を浴び、JavaScript(ジャバスクリプト)はそれらの影に隠れた存在でした。 JavaScript(ジャバスクリプト)の評判を一変させたAjaxの登場 そんなJavaScript(ジャバスクリプト)が、一躍存在感を増した出来事が起きました。2005年2月のことです。 JavaScript(ジャバスクリプト)の技術を活用した『Ajax』の登場でした。『Ajax』とは『Asynchronous JavaScript + XML』の略です。Asynchronousは日本語に訳すと『非同期』です。JavaScript(ジャバスクリプト)とXMLを使って、非同期にサーバとの通信を行うという意味になります。そのAjaxの技術を活用したサービスが、いわずと知れたGoogle Mapだったのです。 普段Google Mapのスマホアプリお使いの方はお分かりかと思いますが、Google Mapは歩けば、リアルタイムに位置情報や周辺の地図が変化します。しかしながらWebサイトの更新ボタンを押した時のように、画面全体を真っ白にして情報が更新されることはありません。これはまさにAjaxだからこそ、実現できている機能です。そんなAjaxの技術を支えるものこそ、JavaScript(ジャバスクリプト)なのです。 益々利便性が向上するJavaScript(ジャバスクリプト) それ以外にも、JavaScript(ジャバスクリプト)の存在感を増した要因を挙げるとすれば、ライブラリ・フレームワークの拡充でしょう。当初のJavaScript(ジャバスクリプト)の致命的な問題は、moduleが使えないことでした。moduleとは、特定の処理を行う部品のようなものです。「このモジュールを使います」と一行、コードを書けば、そのモジュールに書かれた様々な処理を利用することができます。そうすると、毎回イチから開発する必要がなくなり、開発効率も高くなります。 CommonJSというJavaScript(ジャバスクリプト)の仕様ができて以来、その仕様に従って『Node.js』という、サーバサイドで使うJavaScript(ジャバスクリプト)環境ができました。そのほかjQueryといったライブラリや、ReactというFacebook社製のフレームワークができたりと、開発効率を上げる様々なものが開発されました。 今となってはブラウザだけでなく、サーバーサイドの開発も一手に担えるようになったJavaScript(ジャバスクリプト)。その言語が活用される領域は広く、JavaScript(ジャバスクリプト)プログラマの需要は衰えることを知りません。数あるプログラミング言語の中でも、JavaScript(ジャバスクリプト)の求人数は、常にトップ10にランクインしています。 まとめ:JavaScriptは誕生から多くの人に利用されている 我々が普段からよく利用するインターネットなだけに、身近なところでJavaScript(ジャバスクリプト)は多く利用されています。例えば、削除ボタンを押した後に「本当に削除しますか」といったポップアップウィンドウが表示されたり、プルダウンを選択すると自動的にソートがかけられるのも、JavaScript(ジャバスクリプト)が存在しているおかげ。 書いたコードが、視覚的にわかりやすい結果につながることから、いざ学習するとその面白さに魅了される人も多いはず。気になる方はチェックしてみてはいかがですか?
Javascript

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第2位:JavaScript

JavaScriptとは JavaScriptは今日ほとんどすべてのWebサイトで使われているプログラミング言語です。JavaScriptはWebページを便利にしようという目的で開発され、サイト内の動的な動きを表現してくれるプログラミング言語です。 たとえば、メールアドレス入力画面においてユーザーがちゃんとした形式で入力しているか確認する、ホームページのロード中にロード中の表示を出す、ユーザーがある程度スクロールしたら広告やお知らせを出す、といった機能をJavaScriptによって実装できます。 スマートフォンやパソコンでホームページを閲覧している皆さんは、一日に何度もJavaScriptによって動作している機能を目にしていますし、テレビや車などにも使われています。 ▼ JavaScriptとJavaは別物 JavaScriptという名前からJavaと同種かと思われることが多いですが、JavaScriptとJavaはまったく別物です。JavaScriptはWebサイトの画面に動きをつけるものですが、Javaはアプリケーション開発・サーバー立ち上げなどに使います。名前が似てるからといって間違えないように注意しましょう。 最近ではJavaScriptがHTML5と連携し、世界的にJavaScriptに注目が集まっています。 大人気の言語、JavaScriptはどれくらい使われている? GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているか公開しています。JavaScriptは2位となり、他のプログラミング言語全体に比べてプルリクエストの比率が高くなっています。 その割合は14.270%となっており、1位であるPythonの16.689%と近い値です。また、JavaScriptの後釜とも言われているTypeScriptは9.105%となっており、4位に位置付けています。 また、トレンドとしては上昇しているわけでも下降しているわけでもなく、一定の人気を保っています。JavaScriptは比較的汎用性の高いプログラミング言語であり、将来性も高いと言われているため、多くの企業の開発に採用されている言語です。 JavaScriptは企業人気も高く転職に強い JavaScriptについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でJavaScriptは転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、JavaScriptは転職に強いと言えます。なぜならJavaScriptを利用している企業が多いかです。 JavaScriptを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。パーソルキャリアが発表した「【保存版ハンドブック】スキル年収マップ」では、JavaScriptの平均年収は561万円となっています。 JavaScriptが使えるエンジニアを募集している企業は非常に多く、インターネット・Web業界ではほとんどの企業がフロントエンジニアを中心に募集しています。 そのため求人数が非常に多いので転職もしやすく、高待遇になりやすいJavaScriptエンジニアとしてキャリアアップを目指すことは、非常におすすめできる選択肢です。ただ、フロントエンジニアを目指す場合はHTML, CSSといったコーディングの技術もないと転職がしづらいです。 それでも、コーディングの技術は他のRuby, Pythonといったプログラミングの技術よりも学習コストが低いので比較的習得がしやすいです。 また、JavaScriptやHTML, CSSを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」これらが身に付いていれば、転職しやすいでしよう。 ▼ JavaScriptの将来性 続いて転職の将来性についてですが、Node.jsやAngularJSなどのJavaScriptの技術を応用した技術が次々と出てきており、特にNode.jsはGoogleのV8 JavaScriptエンジンを使って開発がなされたサーバーサイドのJavaScriptのライブラリであり、サーバーサイドの処理を主に行います。 NetflixやPayPalなどの世界を代表するIT企業が採用していて、今後ますますNode.jsを採用する企業は増えるでしょう。 次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では、大企業やベンチャー企業を問わず、JavaScriptやそれを応用した技術を採用していくでしょう。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでJavaScriptエンジニアとして活動することはオススメです。 JavaScriptエンジニアが活躍できる業界と年収 これまではJavaScriptの概要と、JavaScriptは転職に強いのかについて見てきました。ただ、JavaScriptを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについて、ここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類されます。JavaScriptを使えると主にインターネット・Web業界で活躍することができるでしょう。 インターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界の案件が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などがあります。 中でも、Webアプリケーションエンジニア・フロントエンドエンジニアとしての募集が多くなっています。 実際に今話題の仮想通貨やAI関連の求人もあり、実際に最先端の部分の開発に携われることも大きな魅力です。 JavaScriptの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人がほとんどとなっています。 まとめ:人気言語のJavaScriptを使えると転職に強い 今回はJavaScriptに関して転職を絡めて見てきました。 JavaScriptはホームページに動きをつけてくれるプログラミング言語JavaScriptの求人数は多く、その技術が派生することで進化しているので、転職に強いJavaScriptの案件は年収1000万以上も可能 JavaScriptはかなり多くのアプリケーションの開発に使われており、今後ますますその傾向は強くなり、多くの場所で使われるでしょう。JavaScriptの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。
TypeScript

TypeScript:人気のプログラミング言語4位【2022】

新しくプログラミング言語を習得するなら、シェアが低いマイナーなものよりも、需要が多く高年収を狙える言語を身に付けたいですよね。しかし自分の知っている言語以外では、どんな言語が人気なのかを調べるのは簡単ではありません。 そこで参考にしたいのが、Githubで公開されているプルリクエスト比率です。この数字が高ければ高いほど、人気が高く使用される頻度も高いものと判断できます。今回取り上げる「TypeScript」は、全体で第4位に位置する人気言語の1つ。 このTypeScriptの特徴や需要・供給比率、期待できる年収などを取り上げていきます。 TypeScriptとは TypeScriptは、「静的型付け言語」と「クラスベースオブジェクト指向言語」という2つの言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語です。2012年にマイクロソフト社に開発されたという、比較的若い言語に分類されます。 オープンソース型のTypeScriptは、「JavaScript」とよく名前が似ていることに気づくと思います。実はTypeScriptは、JavaScriptを大規模開発で使用する上での欠点をカバーする言語となっている性質を持ちます。JavaScriptは動的型付け言語である一方、TypeScriptは静的型付け言語とされます。 動的形付け言語というのは、変数やサブルーチンの引数、返り値といった値に型が決まっていないものを指します。静的型付け言語は、これらの型が決まっています。するとエディターやIDE(統合開発環境)のサポートを受けやすく、コンパイル時にはエラーを見つけやすくなるという側面も持っています。 TypeScriptはクラスベースオブジェクト指向言語でもあることから、「クラス」という概念を持つことも特徴の1つです。プログラム内でクラスを定義できることから、同じコードを繰り返しプログラム内で利用できるというメリットが生まれます。 また、JavaScriptとの高い互換性を持つこともTypeScriptの特徴です。基本的な文法や構文はJavaScriptとほぼ同じで、これまでJavaScriptを使ってきた方にとって習得しやすい言語になります。実際の処理では、TypeScriptで書かれたコードをJavaScriptに変換後、実行されます。 JavaやC#といった静的型付け言語をこれまで使ってきた方であれば、JavaScriptよりもTypeScriptのほうが扱いやすくなるでしょう。JavaScriptの欠点を補う便利なものですので、ぜひ習得しておきたい言語といえます。 昨年の順位と比較して考察 Githubのプルリクエスト比率では、TypeScriptの2022年の順位は第4位です(9.105%)。2019年から2022年にかけてランキングは第7位から第4位へランクイン。プルリクエスト比率も増加しており、着実にシェアを伸ばしている言語であることがわかります。 2021年は17.926%を占めるPythonが第1位でしたが、2022年も16.689%を記録して順位はそのまま。第2位のJavaScriptは14.270%とGithubでは接戦であることがわかります。 TypeScriptは比較的新しいプログラミング言語であり、多くの企業の開発でも採用され始めています。したがって緩やかな増加傾向にありますが、圧倒的にシェアを伸ばしているというほどではありません。 2017年にはGoogleでTypeScriptが社内標準言語に定められたと報道され、大きな話題を集めました。社内標準言語として承認されるまでには、約2年の社内審査を経たという背景もあります。 TypeScriptを開発したマイクロソフト社では、マルチプラットフォームで動作するフリーのIDE「Visual Studio Code」を提供しています。このVisual Studio CodeでもTypeScriptがサポートされています。 Googleを含めた世界中のエンジニアに愛用されているVisual Studio CodeでTypeScriptが使えるようになったことが、Google社内でTypeScriptが標準言語となった理由と考えられます。 このニュースを皮切りに、国内外でTypeScriptを採用する企業が増加し始めました。2018年から2019年のゆるやかなプルリクエスト比率上昇も、こうした動きを反映してのものだったのでしょう。 前身であるJavaScriptのシェア率は業界でもトップクラスですので、その後継であるTypeScriptが今後普及する可能性は極めて高く、今から学ぶべき言語としても上位にランクインすることは間違いないでしょう。 TypeScriptは転職に強いのか 現時点で判断すると、TypeScriptは転職に強いスキルであると言えます。 2018年では、まだまだ発展途上の言語であり、採用する企業も限られていました。 しかし、現在ではシェア率も順調に伸びていることがわかります TypeScriptはJavaScriptに置き換わる可能性を持った将来性ある言語ですので、これから採用し始める企業が増え始めることは確実です。日本語の初心者向けブログや記事も増えてきていますので、これからも人気は高まり続けることでしょう。 数年後にはTypeScriptがさらに普及し、TypeScriptを使えるエンジニアの需要も飛躍的に高まる未来も予想できます。その意味では今のうちから勉強を始めておいて、いつでもアピールできるよう備えておくというのも1つの戦略となるでしょう。 活躍できる業種と年収 IT業界に属する企業は、Web系・ソフトウェア系・ハードウェア系といった種類で分類することができます。TypeScriptに限ってみれば、活躍しやすいのはWeb系と呼ばれる企業となるでしょう。 Web系の企業では、WebメディアやECサイトの構築・運営、Webアプリの開発やWebデザインなどを手掛けることが多くなります。これらの企業ではJavaScriptを使用している企業が多く、その後継であるTypeScriptを使うエンジニアが活躍しやすいと予想できます。 TypeScriptを応募要件に定める求人では、主に「Webアプリエンジニア」「フロントエンジニア」といった職種で募集をかけているところが多くなります。TypeScriptのスキルを活かして転職しようと考える場合、これらのポジションを狙い撃ちするといいかもしれません。 株式会社ビズリーチによる「プログラミング言語別年収ランキング2018」という調査では、TypeScriptは575万円の年収中央値を記録して第5位、最大で1,200万円の年収が提示されていることがわかります。ちなみに第7位のRubyは中央値550万円、最大1200万円の年収ですが、求人数は11,676と圧倒的に多くなります。 一方のTypeScriptは、求人数が667件。トップ10のプログラミング言語の中では、R言語に次いでワースト2位の求人数となっています。それだけ需要が少なく、採用したいと考える企業が少ない点には注意しましょう。 まとめ:将来性に期待 TypeScriptは、業界でトップシェアを誇るJavaScriptの欠点を補う新しい言語で、海外でも日本でもまだまだ開発事例が多くありません。したがって求人数も少なく需要が低いため、転職の武器として習得するには向きません。 しかし今後の将来性には期待できる言語ですので、趣味やプライベートで学んでおいて損はないでしょう。今後もTypeScriptに関するニュースをチェックし、動向を見守っていきたいものです。
C#

2022年3月版 人気のプログラミング言語ベスト20  第9位:C#

C#とは C#は2000年にマイクロソフト社が公開したプログラミング言語です。 C#はマルチパラダイムプログラミング言語であり、複数のスタイルを持ち合わせていますが、クラスとインスタンスで構成されているオブジェクト指向をメインのスタイルとして持った言語です。 C#と聞くとC言語やC++と似たようなプログラミング言語かなと思う方が多いと思いますが、まったく別物といってよいほど異なり、C言語やC++よりも多彩なアプリケーション開発ができます。 ただ、C#の文法がC言語やC++、Javaと似ているのでこれらの文法を一通り習得している方はC#にとっつきやすいでしょう。 実際にC#によってWebアプリケーション、スマートフォン向けアプリケーション、PC向けアプリケーションなどかなり幅広い領域での開発ができます。ただし、マイクロソフト社が開発しリリースしており、Windows向けに作られているのでMacやLinuxでは開発がしにくいです。 しかし、Windowsでは非常に開発がしやすく、統合開発環境(IDE)の「Visual Studio」を使うことで開発のしやすさがグンと伸びることがC#の良さです。 C#のシェアはどのくらい? GitHubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかを公開しています。C#は9位です。 その割合は3.059%となっており、1位であるPythonの16.689%と比べるとかなり差があることがわかります。 ▼ 人気急上昇でシェアが高まるC# また、C#はトレンドとしては急上昇中です。C#は2000年に登場した比較的新しい言語であり、C言語系列のプログラミング言語としてC言語やC++よりも改良されたものなので、こちらを使う方が多く、C言語とC++よりも順位が上になっています。 実際に企業の方が開発にC#を使うことはかなり多く、海外だと皆さんもお馴染みのマイクロソフトの公式ホームページや、SKYPE公式ホームページなどがC#によって開発されました。多くの企業がこぞってC#に目をつけています。 また、ゲーム開発に使われるゲームエンジンであるUnityは、3つのプログラミング言語で開発が可能となっていますが、そのうちの1つがC#です。C#で開発がされているゲームはかなり多く、皆さんがプレイしたことあるゲームにもUnityが使われていることは頻繁にあるでしょう。 このようにC#はWebサイトやWebサービスのみならず、ゲーム開発にも使われています。iOSやAndroidなどのスマートフォンアプリにもC#が使われていることもありますが、KotlinやSwiftといったスマートフォンアプリ開発専門のプログラミング言語の台頭から、スマートフォンアプリ開発にC#はそこまで使われなくなってきています。 とはいえ、C#は比較的歴史の新しいプログラミング言語であり、年に1,2回ほどは新しいバージョンが出るので今後も多く使われていくものと思われます。 C#の将来性は? 転職に強いのか C#について見てきましたが、実際にキャリアを考える上でC#は転職に強いのかどうかは重要になってきます。 結論からいうと、C#は転職に強いと言えます。なぜなら、C#エンジニアを求めている企業が増えているおり、C#を使いこなせるエンジニアの希少価値が高くなっているからです。 そもそもC#を扱えると業務アプリケーションやAndroidアプリケーション、iOSアプリケーションなどの幅広い開発をできますが、最近だとゲームがC#によって開発されることが多いので需要が高まっています。 とくに今話題のVRはC#によって開発されることが多く、2016年がVR元年と言われていたため、VRの波は今後ますます加速していくものと思われます。ゲーム開発はかなり難易度が高いですが、今後の需要増加を見越すと美味しい選択肢かもしれません。 このように、転職のしやすさからC#エンジニアをキャリアアップを目指すことは、非常にオススメできる選択肢です。 また、C#を使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。 転職の際はC#を用いた開発経験があるとベストですが、もし無い場合は文法が似ているJavaやC++のサーバーサイド開発経験があると、有利に転職を進められます。 また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。 C#は学習コストが高いので学習が大変と言われていますが、今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンの大きさが大きな魅力となっています。 言語、転職のどちらの将来性も高いのでC#エンジニアとして活動することはオススメです。 C#エンジニアが活躍できる業界と年収 今まではC#についてとC#は転職に強いのかについて見てきました。ただ、C#を使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。 IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類できます。C#を使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つであればどこでも活躍できます。 ▼ C#エンジニアが活躍できる業界1:インターネット・Web業界 まずインターネット・Web業界は、Webメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではインターネット・Web業界の案件が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などがあります。 ▼ C#エンジニアが活躍できる業界2:情報処理サービス業界 また、情報処理サービス業界では、セールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。 ▼ C#エンジニアが活躍できる業界3:ソフトウェア業界 ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。 C#の求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。VRやゲーム開発の求人が昔よりも増えており、この傾向は今後も続くでしょう。特にVR開発をしている企業は先見の明があり、会社として様々な事に挑戦していく気概のある企業が多いので働いていて楽しいでしょう。 年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。 まとめ:C#は汎用性の高いプログラミング言語 今回はC#に関して転職を絡めて見てきましたが、いかがでしたか? ・C#は多彩な開発ができ、汎用性の高いプログラミング言語・C#の求人数は多く、今後も需要が高まるため、転職に強い・C#の案件は年収1000万以上も可能 C#はVR、スマートフォンアプリケーション、業務系アプリケーションなど多種多様な目的に使われています。さまざまな用途に使える便利さから今後も使われ続けていくことが予想されるので、将来性も高いです。C#の求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみてください。
UI/UXデザイナー

UI/UXデザイナー フリーランスの案件単価や費用相場を徹底調査

弊社調べのUI/UXデザイナーの平均単価は64万円です。単価の幅は下限で40万円、上限が80万円となっています。案件数が28件で最多の単価は60万円です。UI/UXデザイナーの案件数はトップクラスのため、仕事に困ることも少ないでしょう。 テクフリ調べ(2020年2月15日) UI/UXデザイナーの案件数推移 続いてはUI/UXデザイナーの求人掲載数の推移をみてみましょう。2017年7月の案件数44件からスタートし2年半後の2020年1月には累積で127件に達しています。なんと増加率は約2.8倍です。今後も案件数の増加が期待されます。 テクフリ調べ(2020年2月15日) UI/UXデザイナーのスキル別求人数と平均単価 それではスキル別で平均単価と求人数をみてみましょう。一番高額なのは月収70万円でSketchです。Sketch はUIデザインツールです。案件数も最多で17件。Sketch は企業で一番求められているスキルでしょう。 続くCSSの月収は62万円で、案件数も11件と多くSketchに続く2番目です。CSS はHTMLで構造を整えたテキストをさらにスタイリッシュにする機能を持ち、操作性とデザイン性を求められるweb制作だけでなくスマホ向けアプリ開発にも活躍の場が広がっています。 3番目のHTMLの月収は61万円です。習得の難易度は低くCSSと合わせて学習することをオススメします。その他の言語についても、これらの平均年収相場を一つの参考に技術習得に励んでみてはいかがでしょうか。 (単位:万円) スキル JavaScript HTML5 CSS3 Sketch 求人数 13 11 10 17 平均単価 60.0 61.8 62.5 70.3
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