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ITコンサルタント

ITコンサルタントになるには 他業種からでも転職できる?

この記事をご覧の方はITコンサルタントへの転職を考えている方が多いと思います。ITエンジニアとしてITコンサルタントへのキャリアアップを考えている方や、全くITとは関係のない仕事をしていてITコンサルタントになりたいと考えている方もいると思います。 ITコンサルタントは全体的に人手不足に陥っており、どの職種においても人が必要とされています。それは近年ITを用いたビジネス開発や業務改善など、ITを用いることができる範囲の拡大や、ITによるビジネス機会の創出など様々な分野でITが必要とされています。そのため、ITコンサルタントが近年注目されています。 その中で様々な分野のIT化を担っていく存在がITエンジニアやITコンサルタントです。 今回はITコンサルタントについて、ITエンジニアからITコンサルタントへキャリアアップするにはどうしたら良いのか、ITに全く関係ない職種からITコンサルタントになるにはどうしたら良いのかということを中心に見ていきます。 ITエンジニアとしてITコンサルタントへのキャリアアップを考えている方や、全くITとは関係のない仕事をしていてITコンサルタントになりたいと考えている方には必読の記事です。 ITコンサルタントとは? まず、ITコンサルタントとはどのような仕事をしているのか、どのような仕事の進め方をしているか等見ていきます。 ITコンサルタントは、IT戦略の立案やITの活用によって、クライアント企業の経営課題の解決、ITに関わる問題の解決を支援することが主な仕事内容となっています。 例えば、システム導入の案件があった場合にはITコンサルタントはどのようなシステムを用いてどう経営課題の解決をしていくのかということや、システムの要件定義や設計、実際に開発からテストまで行う場合もあります。 ITコンサルタントとして必要な能力は経営課題の解決に必要な論理的思考力や、経営課題の解決に対してどうITシステムに落とし込んでいくか、どのような技術を使うか選定できるIT技術に関する理解、ITエンジニアと共にプロジェクトを推進していく推進力や協調性が必要です。 ITコンサルタントは業務内容が多岐に渡り、プロジェクトを進める上で様々な能力が必要とされるので、仕事の難易度は高いと言えるでしょう。 エンジニアからITコンサルタントになるには? まず、ITエンジニアからITコンサルタントになるにはどうしたら良いのかということから見ていきます。 まず、ITエンジニアとITコンサルタントの仕事内容の違いからお伝えしていきます。ITエンジニアやITコンサルタントが参加するプロジェクトは、実際のシステムを開発する仕事の流れでいうと、「要求分析→要件定義→基本設計→詳細設計→テスト」の流れで進んでいきます。 このときに、ITエンジニアは主に「要件定義→基本設計→詳細設計→テスト」といった流れを主に担当し、ITコンサルタントは要求分析を主に担当したり、ITエンジニアのマネジメントをしたりといった立場として仕事をします。 そのため、ITコンサルタントはITエンジニアよりもプロジェクトにおいてより上流を担当することが多くなっています。もちろん企業によってはITエンジニアやITコンサルタントがこの仕事の流れすべてを担当して仕事を進めていく場合もあります。 続いて、ITエンジニアがITコンサルタントになるにはどうしたら良いかということについてです。ITエンジニアがITコンサルタントの求人に応募した場合、面接時に見られることはITエンジニアとしてクライアントの課題を解決した経験や、マネジメント経験です。 これはITの専門的知識を用いて開発を行ってきただけでは十分では無く、クライアントとコミュニケーションを取り、どう課題を解決するか話合った経験や、チームメンバーをマネジメントした経験が大事です。 ITコンサルタントはITエンジニアよりもよりもクライアントに近い位置で仕事をすることになり、クライアントとの話し合いの機会が増え、またITエンジニアをマネジメントしてプロジェクトを推進していく必要があります。 そのため、問題解決能力・コミュニケーション能力・マネジメント能力がITエンジニア以上に必要となるので、ITコンサルタントになるにはこれらの能力が必要と言えます。 一般営業職や他業種からITコンサルタントになるには? 続いて一般営業職や他業種からITコンサルタントになるにはどうしたら良いのかということです。 ITコンサルタントは近年重要が増加しており、未経験でもITコンサルタントとして募集を出している求人が増えています。 そのため、ITコンサルタントと全く関係のないような一般営業職や他業種からの転職もしやすくなっていると言えます。 しかし、未経験からITコンサルタントに転職しやすい職種や業界は限られています。 職種でいうと、事業会社のIT部門で働いている方や事業企画部門で働いている方は実務経験を活かしやすいので採用されやすいです。 また、業界でいうとITコンサルティングファームのクライアントとして多い金融、製造業、官公庁などの業界での勤務経験があれば、クライアント企業の内情を素早くキャッチアップできるだろうということで採用されやすいです。 それら以外では、ポテンシャル採用がされやすい第二新卒や、クライアント企業との協業経験がある方などが採用されやすいです。 ポテンシャル採用では、エンジニアからITコンサルタントになるには? で言及した通り、問題解決能力・コミュニケーション能力・マネジメント能力が大事になってきます。 ITコンサルタントの将来性は? 続いてITコンサルタントの将来性についてです。結論から言うと、ITコンサルタントの将来性は非常に高いと言えるでしょう。 多くの企業ではデジタルトランスフォーメーションを行うことが重要視されています。デジタルトランスフォーメーションとは、データやデジタル技術を用いてビジネスに関わることを変革していくといったものです。 具体的には、既存ビジネスの時間短縮、生産性向上、コスト削減などの効率化をデータやデジタル技術を用いて実現する、既存の技術では困難であった新しいビジネスモデルやサービスをデータやデジタル技術を用いて実現するといったものです。 AIやブロックチェーンを用いてのビジネス展開やビジネス改善、短時間での開発を可能にするアジャイル開発などもデジタルトランスフォーメーションの一種です。 政府としても国家予算を割いて、ビジネスに関わるシステムの刷新を2025年までに行うことを宣言しています。これだけデジタルトランスフォーメーションを重視されており、多くのITコンサルタントやITエンジニアが必要となっています。 そのため、IT戦略の立案やシステム導入を専門としているITコンサルタントは多くの企業で求められており、特にポテンシャルのある20代のITコンサルタントやエンジニアは多く求められています。そのため、ITコンサルタントの将来性は高いと考えて良いでしょう。 まとめ:仕事の難易度は高い ITコンサルタントになるには 異業種からの挑戦! というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。 ITコンサルタントは業務内容が多岐に渡り、プロジェクトを進める上で様々な能力が必要とされるので、仕事の難易度は高いと言える 問題解決能力・コミュニケーション能力・マネジメント能力がITエンジニア以上に必要となるので、ITコンサルタントになるにはこれらの能力が必要と言える ITコンサルタントと全く関係のないような一般営業職や他業種からの転職もしやすくなっていると言える ITエンジニアとしてITコンサルタントへのキャリアアップを考えている方や、全くITとは関係のない仕事をしていてITコンサルタントになりたいと考えている方も今回の記事を参考にして是非転職を検討してみてください。
フロントエンドエンジニア

フリーランス フロントエンドエンジニアの年収 平均や相場

フリーランス フロントエンドエンジニアの平均年収・年収相場 Webサイトの見た目、フロントエンドの処理を担当するフロントエンドエンジニアの平均年収をみてみましょう。Indeed(※1)の最新調査によると平均年収は523万円です。 正社員からフリーランスまで全ての雇用形態を対象に、過去12ヶ月間に従業員やユーザーから提供された情報とIndeed に掲載された求人広告に基づいています。他に案件数の表記はないのですが、給与の幅は下限で149万円、上限が1174万円となっています。 引用データ:フロントエンドエンジニアの日本での給与(indeed) 2020/2/25時点 フロントエンドエンジニアの平均年収・年収相場(フリーランス) 続いてはフリーランスのフロントエンドエンジニアの平均年収・年収相場をみてみましょう。弊社調べによると平均年収は879万円です。すべての雇用形態を対象とした平均年収(563万円)の1.6倍です。 案件数から見ると一番多い230件では960万円、続く190件の840万円です。フリーランスの案件がいかに高額か分かると思います。さらに案件数は4件ですが1440万円の超高額案件もあります。 これからフリーランスになるかどうか迷っているなら、なるべく早めに決断を下してスキルアップに励むことが賢明といえます。 テクフリ調べ(2020年2月15日) フロントエンドエンジニアのスキル別平均年収相場 それではスキル別で平均年収相場をみてみましょう。一番高額なプログラム言語は902万円(月収75万円)でReact.jsです。React.jsはユーザインターフェスを構築するJavaScriptライブラリの1つです。FacebookやYahooなど大企業で採用されています。 続くVue.jsの平均年収は900万円(月収75万円)です。JavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワークで、比較的新しいフレームワークであること、導入のしやすさ、開発効率の良さから多くの企業で導入されています。またAngular.jsやReact.jsに比べると、フレームワークの規模が小さく、習得は比較的容易です。 3番目のJavaScriptの平均年収は881万円(月収73万円)です。JavaScriptは動的Webページを作成する際に使われるプログラミング言語です。習得の難易度は低くPHPやHTMLなどの言語と一緒に学習することで、スキルアップが望めます。 その他の言語についても、これらの平均年収相場を一つの参考に技術習得に励んでみてはいかがでしょうか。 言語別 スキル JavaScript HTML5 CSS3 平均年収 881.5 828.9 804.6 平均月収 73.5 69.1 67.1 フレームワーク別 スキル React.js Vue.js Angular 平均年収 902.1 900.0 845.5 平均月収 75.2 75.0 70.5
フロントエンドエンジニア

Reactの単価相場は? 6つのフロントエンド言語/FWで比較

フロントエンドエンジニアのフリーランス案件の単価・相場 弊社調べのフロントエンドエンジニアの平均単価は73万円です。単価の幅は下限で40万円、上限が110万円となっています。共に案件数が5以下です。一方、案件数が最多で230件の単価は80万円です。フロントエンドエンジニアの案件数はトップクラスのため、仕事に困ることも少ないでしょう。 テクフリ調べ(2020年2月15日) フロントエンドエンジニアの案件数推移 続いてはフロントエンドエンジニアの求人掲載数の推移をみてみましょう。2017年7月の案件数235件からスタートし2年半後の2020年1月には累積で847件に達しています。なんと増加率は3.6倍です。今後も案件数の増加が期待されます。 テクフリ調べ(2020年2月15日) フロントエンドエンジニアのスキル別求人数と平均単価 それではスキル別で平均単価と求人数をみてみましょう。一番高額なのは月収75.2万円でReact.jsです。React.jsはユーザインターフェスを構築するJavaScriptライブラリの1つです。案件数は57件ですが、FacebookやYahooなど大企業で採用されています。 続くVue.jsの平均単価は75.0万円です。Vue.jsはJavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワークです。求人数は36求人ですが、導入のしやすさ、開発効率の良さから今後多くの企業で導入されると期待されています。さらにAngular.jsやReact.jsに比べると、フレームワークの規模が小さく、習得しやすいといえるでしょう。 3番目の JavaScriptはプログラミング言語で月収76.1万円です。動的Webページを作成する際に使われます。求人数は最多の120件です。習得の難易度は低くCSSやHTMLなどの言語と一緒に学習することで、スキルアップが望めます。 これらのスキル別求人数と平均単価を一つの参考に技術習得に励んでみてはいかがでしょうか。 言語別 スキル JavaScript HTML5 CSS3 求人数 120 38 37 平均月収 73.5 69.1 67.1 フレームワーク別 スキル React.js Vue.js Angular 求人数 57 36 11 平均月収 75.2 75.0 70.5
Javascript

jqueryの将来性は? 現役エンジニアが教えます

ここ一年で一番びっくりした質問が、あるプログラミング初学者から、ぶつけられた「JavaScriptとjQueryの違いって、なんですか?」です。 自分の感覚だと、“プログラミング言語のJavaScript”と“ライブラリーのjQuery”は、“自転車”と“自転車のサドル”くらいの違いがあるため、そのような質問が出てくることを、まったく想定していませんでした。 しかし、jQueryがあまりに流行しているため、JavaScriptとjQueryの違いが曖昧になっている初学者さんも多いのかもしれません。この両者の違いを理解していないまま、学習を進めるのは、大変、危険なことです。 そこで、今回は、JavaScriptとjQueryの違いについて、見ていきたいと思います。 JavaScriptとは まず、JavaScriptについて見ていきましょう。 上でも触れましたが、JavaScriptはプログラミング言語です。人間が使う言葉にも、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、中国語と様々な言語があるように、システム開発に使われるプログラミング言語にも様々な種類があります。その一つが、JavaScriptです。 プログラミング言語である、JavaScriptの特徴は、JavaScriptが生まれた歴史的背景を知れば、理解できます。 JavaScriptは1995年に登場したのですが、当時、多くのWebサイトがHTMLとCSSのみで構成されており、Webサーバーから一方的に送り付けられたデータが、Webブラウザ上に表示するだけでした。 今のように、ECサイトで、買い物をしていて、「この商品をショッピングカードに入れる」ボタンを押すと、右上のショッピングカードマークのところに、商品が入ったことを知らせるアイコンが表示されるような仕組みを持っているサイトは、まずありませんでした。 このような、Webブラウザを見ている人の操作に合わせて、Webブラウザ上の表示を変える仕組みを持つページのことを動的ページと言いますが、動的ページを作るために生み出されたのがJavaScriptなのです。 JavaScriptの実装例として有名なのが、Googleマップです。 ところで、Googleマップで「地図」を表示したあと、経路情報を検索して、そのルートを地図上に表示させる、という使い方を行う人も多いと思いますが、その過程でページの更新は起きないですよね? これ、実はすごいことで、本来、Webブラウザ上の表示を変える際は、サーバーとクライアント(Webブラウザ)は同期通信、つまりページの更新が必要です。 なぜ、Googleマップではページの更新が起きないかというと、ページの更新が不要になる特別な技術が取り入れられているからです。その技術の名前をAjax(Asynchronous JavaScript + XML)と言い、JavaScriptの利用が前提になっています。 このAjaxの技術が大変に注目を集め、JavaScript はWebコンテンツ開発で主要なプログラミング言語となりました。さらに、Webコンテンツ開発の技術を応用した、スマートフォン向けアプリ開発でもJavaScriptを利用することが多いです。 また、JavaScriptを扱えるエンジニアが増えたことで、本来の得意領域である、Webコンテンツ開発以外のところでも、JavaScriptを使いたい、というニーズも生まれました。その結果、サーバーで動くJavaScript開発環境のNode.jsが登場しました。あるいは、JavaScriptで人工知能開発を行いたい人向けのライブラリーTensorFlow.jsも登場しています。 もともとは、動的なWebコンテンツを作りためのプログラミング言語でしたが、利用シーンは多岐に渡るようになっています。 JavaScriptの案件を見る > jQueryとは JavaScriptについて、理解できたところで、続いてjQueryについて見ていきましょう。 jQueryはライブラリーです。ライブラリーというのは“あるプログラミング言語でシステム開発するのに、役立つプログラム(メソッド)を集めたツール”です。つまり、「JavaScriptというプログラミング言語で開発作業を進める際に用いられる便利ツールがjQueryというライブラリー」なのです。 JavaScriptはプログラミング言語で、jQueryはライブラリーと、まったくの別物であることは、ご理解できたでしょうか? ではなぜ、JavaScriptとjQueryを混乱する方が多いかというと、jQueryには「write less, do more」というスローガンがあります。和訳すると、「書くのは少なく、できることは多く」といったくらいの意味でしょうか。 このスローガンの通り、jQueryを使うと、jQueryを使わないで記述するより、はるかに少ないソースコードで同じか、それ以上のことができることもあります。そのため、JavaScriptプログラマー側も「jQueryを使って開発」するのと「jQueryを使わずに開発」するのでは、“別のプログラミング言語を扱っている”ように感じている方が、少なからず存在します。 そして、“別のプログラミング言語を扱っている”ように捉えている方たちは、ついつい、jQueryを“一つのプログラミング言語”のように扱って、正確には「jQueryライブラリーを使って、JavaScriptで開発しましょう!」と表現するべきところを、「jQueryで開発しましょう!」と表現しがちです。 ある程度、プログラミング経験のある方であれば、「jQueryで開発しましょう!」だけでも、“ああ、プログラミング言語としてはJavaScriptを使うのね”と分かるのですが、初学者の方が、そこまで思い至るのは難しいでしょう。結果、「JavaScriptとjQueryって、なにが違うの?」という疑問になってしまっていると感じます。 jQueryの案件を見る > jQuery のメリットとデメリット さて、JavaScriptとjQueryの違いについて分かってきたところで、ライブラリーjQueryについて、今から学ぶ、メリット・デメリットをご紹介いたします。 「jQueryで開発しましょう!」と書いただけで、“プログラミング言語はJavaScriptを使うのか” と、ある程度のプログラミング経験者であれば誰でも分かる、というのは、“ITエンジニアたちの間で、jQueryがどれだけ有名なJavaScriptライブラリーなのか”を証明している、とも言えます。 jQueryにはJavaScriptを用いてWebコンテンツ開発するのに非常に便利なメソッドが収録されており、JavaScriptの標準ツールではないのですが、高い確率でJavaScript開発でjQueryが利用されてきました。 日本はやはり保守的で、IT業界においても、既存の信頼性が高い技術から新しい技術への乗り換えを躊躇する傾向が強く、jQueryの利用率が高くなっています。 デメリットとしては、メリットの書き方で気が付いた方もいらっしゃるかと思いますが、世界的にはjQueryの採用率が緩やかですが、確実に低下している、という点です。 jQueryは2006年にリリースされて以来、ほぼ毎年、バージョンアップを重ねているのですが、最新のモダンなWebコンテンツ環境開発には時代遅れという評価を下す方も多く、新規開発時に、敢えて採用しないという状況がみられるようになってきました。 世界的には2018年頃に、Facebookが作ったJavaScriptライブラリーである、React(React.jsまたはReactJSとも)に利用率1位の座を譲ったという資料もインターネット上で出回っており、今後も、じわじわとシェアを低下させていくと見られています。 まとめ:プログラミング言語? ライブラリー? 正しく理解しよう! 繰り返しになりますが、JavaScriptはプログラミング言語であり、jQueryはライブラリーとまったく別物です。関連性が深いので、分かりにくいかもしれませんが、それぞれの本質を、しっかりと理解しましょう。 また、jQueryは利用率を減らし、他のライブラリーに注目度が高まっていることをお伝えしましたが、盛者必衰という言葉もある通り、また数年すれば、別のライブラリーが人気を集める、ということも十分に考えられます。 これは、ライブラリーだけでなく、プログラミング言語にも言えることです。現在、様々な分野で使われているJavaScriptも、数年後には、他の言語にとって代わられている可能性は、あまり考えられないけれど、否定もできません。 IT業界で戦い続けるには、技術動向にも興味・関心を持ってウォッチし、自分のスキルをブラシュアップしていく姿勢が重要です。
インフラエンジニア

インフラエンジニアの将来性は? 年収1,000万円って本当?

techcareerで独自に調査しただけでも、「エンジニア」と名のつく職種は21種類もあります。これだけ数があると、自分がどんな分野で活躍したいのか、どの職種が自分に合っているのかを見極めるのは非常に困難なものとなるでしょう。 そこでこの記事では、エンジニア系職種の中でも「インフラエンジニア」にフォーカスを当て、その仕事内容や転職するにあたって身に付けておくべきスキルなどをご紹介していきます。 インフラエンジニアとは 水道・電気・ガスといったライフラインや、街中にある道路や信号のことを、それぞれ業界ではインフラと呼びます。日本語で「土台」「基礎構造」を意味する言葉で、IT業界に限っていえば、コンピューターやサーバー、通信回線などをインフラと呼びます。 つまりメールやSMS、ゲームアプリなどのITサービスの土台を形作るハードウェア・ソフトウェアのことですね。私たちが水道や電気がなければ生きていけないようにインフラエンジニアの存在なくしては、ITサービスは実現なし得ません。 IT業界の根幹を支えるポジションでもあることからどんな会社に入っても重宝される存在といえます。 具体的な仕事内容としては。主に3つのジャンルに分類されます。 まず1つ目に「設計」の段階です。ITインフラの構築には、多くのスタッフが協力してチームの力を活用することが不可欠。1人のエンジニアの手では完成せず、必ず多くのメンバーとプロジェクトを共有する必要があるわけです。 そのプロジェクトメンバーと方向性を共有し、円滑な業務を実現するために「設計書」を作成する必要があるのです。この設計書の作成がインフラエンジニアの会社の仕事です。 インフラエンジニアの2つ目の仕事は、実際の「構築」作業です。あなたが新しいスマホやパソコンを購入した後は、必ず初期設定を行う必要がありますよね。この初期設定が、インフラエンジニアにとっての構築作業とイメージするとよいでしょう。 Wi-Fiルーターやキーボードを用意したり、電源コードやLANケーブルの配線を考えたりした経験がある人は多いと思いますが、そうした作業の規模を大きくしたものがインフラエンジニアの業務内容です。 そしてインフラエンジニアの最後の仕事が、構築したITインフラの「運用」作業です。基本的に24時間365日、休まず稼働するのがITインフラの特徴ですので、適切なメンテナンスを行って障害が起こらないように保守する必要があります。 具体的には、ハードウェアの故障や操作ミスなどのヒューマンエラー、アクセスの過集中など、トラブルが起こりうる原因はさまざまです。その100%を防止することは現実的ではありませんので、トラブルが発生した際、即座に原因の特定と復旧作業に取り組む責任が課されます。 気になる年収は? インフラエンジニアの年収は他のエンジニア系職種よりも若干高めの水準となるようです。20代でもおよそ400万円の報酬が得られ、30代になれば約500万円、技術と経験を兼ね備えた40代になると600万円以上の年収が期待できます。 インフラエンジニア全体の年収としては、500万円弱となりそうです。インフラエンジニアはIT業界に属する会社にとって必要な存在であるため、業界内でも特に慢性的な人手不足にあります。 これを背景として年収水準は年々上昇傾向にありますので、これ以上の年収を手にする人も少なくありません。プロジェクトのマネジメントスキルやコミニュケーション能力を兼ね備えた人材であれば、年収1,000万円の大台を目指すことも十分可能と考えられます。 必要な技術/資格 インフラエンジニアにまず不可欠なのは、チームメンバーと円滑な意思疎通を図るためのコミニケーション能力です。基本的にチームでの作業となるインフラエンジニアは、周囲のスタッフとの連携を取り、チームワークを重視して仕事を進めることが欠かせません。 加えて、海外のハードウェアやソフトウェアを扱う機会が多くなることから、IT系の専門用語を読み解けるだけの英語力を身に付けておくとよいでしょう。トラブルシューティングの際に英語を使った検索能力を発揮することで、迅速な復旧作業にも役立ちます。 米国Cisco Systems社による認定資格「CCIE」や、Oracle社による「Oracle Master」、といったIT関連の資格を入手しておくと、転職に有利となるでしょう。「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」に挑戦することも、インフラエンジニアとして働くにあたってプラスに働くはずです。 インフラエンジニアになるにあたって特定のプログラミング言語は特に必要とされませんが、インフラエンジニアと密接な関係を持つサーバーエンジニアが用いる言語については、一定レベルまで習得しておくと、社内でのコミニケーションが円滑になると予想できます。 具体的には、「Java」「PHP」「Ruby」といった言語の知見を持っているとよいでしょう。もちろん、インフラエンジニアとして不可欠な、ネットワークやサーバーに関する基礎知識の習得を優先してもらって構いません。 活躍できる業界は? ITインフラの土台を支えるという意味では、インフラエンジニアが活躍できる場はIT業界全般といえます。ゲーム会社やアプリ制作会社、Webサービスに携わる会社など非常に多くの会社から需要が見込まれます。 とはいえ、今やITの力なくして企業活動を行える会社はほとんどないと言えることから、IT業界以外の場でも実力を発揮できると予想できます。例えば物流企業や保険会社、電気メーターといった企業でもインフラエンジニアの求人募集があるようです。 インフラエンジニアとしてまたなく続ける限り、それまでに培った技術や経験は必ずどこかで活かすことができます。IT以外の業界で働いたことがある人であれば、特に重宝される人材となることも可能でしょう。 今後の需要がなくなることがない分野でもあることから、一生の仕事として選ぶことも難しくありません。 将来性は? 現在も高い需要を記録しているインフラエンジニアですが、そのニーズは今後さらに高まることはあっても、低くなることは考えにくい職種です。ITの導入が比較的進んでいない中小企業でもインフラエンジニアの必要性が認知されてくれば、爆発的に需要が増えることも予想できます。 土台を支えるという重要な役割を担っているだけに、エンジニア系の職種の中でも特に安定性を見込めるポジションです。 一方でインフラエンジニアの先行きについて悲観的に考える意見もあります。というのもクラウド化や仮想化が普及し、自社内に物理的なITインフラを構築する必要性が下がってきているという見方ができるからです。 確かに、昨今のクラウドサービスの急速な発展は特筆すべきものがありますが、だからといってインフラエンジニアの需要が減るとは限りません。なぜなら、病院や金融機関、官公庁といったインターネットに接続されない環境で用いるIT機器も数多くあるからです。 それでも、インフラエンジニアとして長く活躍したいと心から願う場合には、日進月歩の勢いで発展するIT業界の最新動向を常にチェックし、自身のスキルアップを怠らない姿勢が必要となるでしょう。 まとめ この記事では数あるエンジニア系職種の中でも、インフラエンジニアという種類について仕事内容や年収情報などをご紹介してきました。この分野に興味がある人であれば知っておいて損はない情報だと思います。 ここで紹介したようなスキルを身に付けて、ニーズのある業界に履歴書を送ることで、あなたの理想のポジションを勝ち取りましょう。
ヘルプデスク

ヘルプデスクなら勉強してスキルアップ! おすすめ資格4選

ヘルプデスクとは? へプルデスクとはソフトウェアやハードウェアなどIT機器を利用するエンジニアが利用する問い合わせ窓口。 ソフトウェアには個人だけでなく法人向けのものも存在しますが、基本的には製品や技術に関する問い合わせを受け付けます。 そのためヘルプデスクは一般的なコールセンターよりも求められるITスキルが高く、転職へのハードルは高くなりがちです。 しかし転職することができれば、スキルと実績次第で昇進や昇給も狙えるため専門性が高い職種でもあるといえるでしょう。 ヘルプデスクに求められるスキルは? ヘルプデスク業務における問い合わせへの対応手段は電話やメールがメインですが、プロジェクトによってはリモートで顧客のパソコン操作をサポートすることも珍しくありません。 そのため転職するためにはコミュニケーションスキルや文書作成能力だけでなく、一定以上のパソコン操作スキルなどITリテラシーが求められます。 実際に入社の際にはIT関連の知識を問う入社試験を実施して一定以上の点数を合格ラインとしているケースも少なくありません。 ヘルプデスクは手を動かしてプログラミングすることは業務の中ではほとんどありません。 しかし製品の仕様を理解するために、フォルダ構造や製品にインストールされたファイルの理解は必要です。 また製品の障害対応をする場合は、顧客からヒアリングした情報を元に解決策の提示をしなければいけません。 ヘルプデスク業務では基本的なITへの理解を前提として、状況を客観的に分析できる論理的思考力や提案力も求められるケースが少なくありません。 資格取得でスキルアップしよう ヘルプデスク業務では製品に関する理解だけでなく、ネットワークや通信、プログラミング、セキュリティなどITに関する知識が必要です。 もちろん参加するプロジェクトによって求められる知識は異なりますが、障害対応が前提であれば問題解決力を養うためにも、ITに関する知識は欠かせません。 しかし知識の有無は転職活動における入社試験や面接だけで証明できるものではありません。 そこでヘルプデスクを目指す場合、有用な対策があります。 それは資格取得です。 IT系の資格を取得していれば面接で有利になるだけでなく、社内で評価される可能性も高いからです。 ではどのような資格取得がヘルプデスク業務では有利になるのでしょうか。 ここからは順番に、ヘルプデスク業務で評価されやすい資格について見ていきましょう。 資格①ITパスポート ITパスポートはIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が提供する国家試験の一つ。 情報処理技術者試験の区分としては一つ目のものであり、ITを利用する者に取得が推奨されている基礎的な資格です。 大手IT企業でも取得が推奨されていることが多く、ヘルプデスク業務の担当者として取得するなら最も初歩的な資格になるといえるでしょう。 資格試験の実施は公開されているスケジュールの通りですが、試験の実施回数が他の国家試験と比べても多いため取得しやすい資格でもあります。 またITパスポートの合格率は60.3%(2021年1月現在)です。 勉強せずに取得できるほど簡単な資格ではありませんが、参考書を購入して一定期間過去問題を繰り返し勉強すれば合格率を高めることができます。 資格②情報セキュリティマネジメント試験 情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関する知識や基本的なスキルが認定される国家試験。 ITパスポートと同じくIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施しています。 国家試験の実施回数は4月と10月の年に2回。 セキュリティはどんなソフトウェアにも必要な概念となるため、取得することでヘルプデスク担当としてもスキルアップできる可能性は高いといえるでしょう。 資格③基本情報処理技術者試験 基本情報処理技術者試験は、IPAが実施している国家試験の一つ。 ITエンジニアとしてキャリアをスタートする際に、取得を推奨されている資格でもあります。 ネットワークやセキュリティ、プログラミングやデータベース、システム開発など様々な内容を網羅した試験です。 そのためヘルプデスク担当にとってはどのような製品であったとしても、業務に役立つ可能性が高くなります。 また基本情報処理技術者試験に合格すれば、さらに上位試験である応用情報技術者試験や「高度な知識・技術」に区分されるネットワークスペシャリスト試験や情報処理安全確保支援しなどを目指すこともできます。 資格④応用情報技術者試験 応用情報技術者試験は基本情報処理技術者試験の上位にあたる資格であり、技術だけでなく管理や経営までの幅広い知識を有することに役立ちます。 高度IT人材となるために必要な知識を有していることの証明にもなるため、ヘルプデスクとしても取得することで評価される可能性が高くなります。 応用情報技術者試験は情報システムやネットワークなどの保守や開発において自ら技術的問題を解決できることが前提となっている資格でもあります。 ヘルプデスクとしてある程度知識と経験を蓄積することができれば、取得できる可能性も高くなるといえるでしょう。 技術を身につけてヘルプデスクとしてスキルアップ ヘルプデスクとしてのスキルアップは資格を身につける以外に技術を身につけることも大切です。 ではどのようなスキルがヘルプデスク業務で有用なのか、いくつかのスキルがあるので順番に見ていきましょう。 技術①ExcelやWordなどOfficeソフトに関する操作スキル ヘルプデスク業務では様々な情報を整理して問い合わせに対する的確な回答をしなければいけません。 ExcelやWordなどのOfficeソフトの操作スキルを身につけていれば、情報を整理しやすくすることができます。 また製品に関するURLも社内のみで公開されているものと、外部公開用の両方が用意されているケースが少なくありません。 そういった情報を見つけやすくするために、独自に情報が整理できればヘルプデスクとしてのパフォーマンスも上がりやすくなるといえるでしょう。 技術②ブラインドタッチ(タイピングスキル) ヘルプデスク業務では、迅速にログを残して対応の記録を残すことが求められます。 またメール作成やチャット対応が業務に含まれている場合、ブラインドタッチができなければ1件の問い合わせへの対応時間が長くなってしまいがちです。 そのためブラインドタッチなどのタイピングスキルはヘルプデスクにとっては欠かせないスキルだといえるでしょう。 ヘルプデスク業務は入社試験でタイピングが用意されていることが少なくないため、ヘルプデスクを目指すなら、転職活動の前にブラインドタッチは身につけておきたいところです。 技術③コマンドプロンプト操作スキル コマンドプロンプトの操作スキルは、OSの情報チェックや設定だけでなくソフトウェアの設定や変更にも役立ちます。 実際にコマンドプロンプトの操作によってインストール、アンインストールや設定変更ができるソフトウェアは少なくありません。 ヘルプデスク担当として、ユーザに操作を説明する際はコマンドプロンプトの操作を案内するケースもあるため、コマンドプロンプトの基本操作は身につけるメリットが大きいと^いえるでしょう。 まとめ:ヘルプデスクは資格勉強をして技術を身につければスキルアップできる! ここまで紹介してきたように、ヘルプデスクのスキルアップ方法はシンプルです。 もちろん担当するプロジェクトによって具体的に求められる内容は異なりますが、やるべきことは二つしかありません。 それは資格取得と技術を身につけることです。 資格取得による手当はそこまで大きな金額ではないことが多いですが、昇給や昇進など人事評価に与える影響を考えれば決して小さなことではありません。 また業務に関連するプログラム言語の習得など技術を身につけることができれば、ヘルプデスク担当としてパフォーマンスも良くなるため、結果的に良い評価となる可能性が高くなります。 ヘルプデスクとしてスキルアップするなら、まずは現場で求められる資格と技術を明確にすることから始めてみてはいかがでしょうか。 参考:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
Vue.js

Vue.jsでできることを解説 これから学ぶ人必見!

JavaScriptフレームワークの1つとして、最近大きな注目を集めているVue.js(ビュージェイエス)。これから学んでみよう、習得してみようと考えている方は多いのではないでしょうか。 新たなプログラミング言語やフレームワークを学ぶ際には、実際のコードをチェックしながら学習を進めていくことが一番効率的です。そこでこの記事では、Vue.jsの実際の使い方について公式ドキュメントをもとに解説していきます。 Vue.jsの使い方 Vue.jsを使い始める方法は簡単で、HTMLで次のコードのうちどちらかを記載するだけ。 <!– 開発バージョン、便利なコンソールの警告が含まれています –> <script src=”https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue/dist/vue.js”></script> <!– 本番バージョン、サイズと速度のために最適化されています –> <script src=”https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue”></script> これでVue.jsを使う準備は完了。実際にコードを書いて動かしてみます。 <div id=”app”> {{ message }} </div> var app = new Vue({ el: ‘#app’, data: { message: ‘Hello Vue!’ } }) HTMLとJavaScriptでそれぞれ上記のように書くと、次のように表示されます。 Hello Vue! JavaScriptで定義した「el」はVue.jsを使う範囲を示し、「data」は変数の定義です。HTMLで{{ }}のカッコで囲った変数を、JavaScriptを使って「リアルタイムに」書き換えることができます。実際にapp.messageの値を変更してみると、表示される文字列も変化することがわかると思います。 ただ、なぜ「リアルタイムに」書き換えられるのかがイメージしづらいかもしれません。そのときには、HTMLを以下のように書き換えてみてください。 <div id=”app”> <p>{{ message }}</p> <input v-model=”message”> </div> こうすることでテキスト入力フォームを表示できます。この入力フォームの内容を削除したり、追加したりしてみてください。すると、「Hello Vue!」と表示されていた文字列がリアルタイムに変更されていくのがわかります。 というわけで、ここではVue.jsの基本的なプログラムについて紹介してきました。より詳しく知りたいなら、Vue.jsの公式ドキュメントを参照することをおすすめしています。こちらもぜひチェックしてみてください。 参考:はじめに — Vue.js Vue.jsが求められるシーン Vue.jsを使ってエンジニアとしての仕事をしていくためには、Vue.jsのフレームワーク単体だけを学んでも意味がありません。まずはフロントエンドエンジニアとしての基礎知識、HTMLとCSS、JavaScriptの習得が最優先です。 これらの基礎知識を一通り学んだ上でVue.jsをマスターすれば、高いスキルを持ったフロントエンドエンジニアとして活躍できる道が開けます。そうすれば企業に勤めながら開発に従事することも、フリーランスとして働くことも可能になるでしょう。 現在はJavaScriptフレームワークとしても大きな注目を集めているVue.jsは、今後も安定した需要が見込めるスキルです。JavaScriptフレームワークにはjQueryやAngular、Reactなどがありますが、今最も勢いがあるのはVue.jsと言えます。 手軽に導入できて学習コストが低く、今すぐにでも開発に導入できる…。そんなVue.jsを扱えるエンジニアがいれば、IT業界の企業ならさまざまなところから声がかかることでしょう。安定した案件があるスキルを習得したいと考えるなら、Vue.jsは間違いなく有力候補です。 フリーランスにおけるVue.jsの需要 フリーランス向け案件の中にも、Vue.jsを使えるエンジニアを募集するものは多くあります。具体的には、「JavaScript(Vue.js)」という条件を設定しているところが多いようです。 ただし、Vue.jsのスキルだけを求められる案件よりも、Reactなどのフレームワークも同時に求められるケースが多いため、Vue.jsをマスターしたらすぐに別のフレームワークについての学習も進めたほうがいいかもしれません。 フロントエンジニアとしての仕事だけではなく、RubyやPHPを使ったWEBシステム開発の一部としてVue.jsのスキルが求められることがあるようです。Vue.js単体では稼ぎやすいとまでは言えませんが、さまざまなプログラミング言語と組み合わせてアピールすることで高単価の案件も獲得できるようになるでしょう。 テクフリを活用しよう 「でも、Vue.jsを使う開発案件ってどこで見つければいいのかわからない」 そんなふうに感じることがあるかもしれません。特にフリーランスエンジニアの場合は、開発業務で忙しくて新たな案件を探してきたり、営業に行ったりする時間が取れないケースもよくあります。交渉や折衝が苦手で、コミュニケーション力にも自信がない方は多いでしょう。 そんなときには、フリーランス向けの「エージェント」を活用するという方法もおすすめです。エージェントはあなたの代わりに案件を探し、あなたの希望にマッチした仕事を紹介してくれる点が大きな特徴。 techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テクフリ」を運営しています。 テックキャリアフリーランスでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニアやデザイナーの一人ひとりをご支援しています。 現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスになりたいと考えている方、フリーランスから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。 もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテクフリをチェックしてみてください。 Vue.jsの案件はこちら まとめ ここでは今から学ぼうとしている人向けに、Vue.jsについて基本的な知識を解説してきました。HTMLとCSS、JavaScriptの知識とともにVue.jsを覚えることで、フリーランスとしての大きな成果につながります。 これからフロントエンドエンジニアを目指すなら、JavaScriptのフレームワーク学習の手始めとして、Vue.jsを選択してみてはいかがでしょうか。
Ruby

Rubyエンジニアの平均年収・年収相場

Rubyの平均年収・年収相場 求人検索エンジン「スタンバイ」の「プログラミング言語別 平均年収」(2017年)によると平均年収は562万円で順位は4位です。正社員の求人情報約250万件のうち、各プログラミング言語名が含まれる求人情報の給与金額の平均値を集計しています。 また同サイトに掲載されている正社員の求人情報約324万件を対象に、各プログラミング言語名が含まれる求人情報の提示年収の中央値を集計した「プログラミング言語別年収ランキング2018」(提示年収の中央値ベスト10)では550万円で順位を落としていますが7位となっています。 引用:「スタンバイ(https://jp.stanby.com/)調べ」 Rubyの平均年収・年収相場(フリーランス) 弊社調べのRubyを使用するサーバーサイド案件の平均年収です。まずは一番高額な平均年収をみてみましょう。案件数が3件と少ないですが、かなり高額で1200万円です。 中央値でみると案件数が一番多いのは960万円で案件数が26件となっています。続く17件と案件数が多いの900万円です。これら960万円と900万円を基準に案件選びを進めても良いと思います。案件数はトップクラスのため、仕事に困ることも少ないでしょう。 テクフリ調べ(2020年2月15日)
PHP

PHPエンジニア向けの資格 初級から上級まで徹底調査

2020年春の情報処理技術者試験が新型コロナウィルスの影響を受けて中止になる、という衝撃発表がありましたが、情報処理技術者試験以外にも様々なIT業界関係者、ITエンジニア向け資格試験が存在します。 今回は、ブログ・コンテンツ管理システム(CMS)としてよく使われるWordpressの開発言語としても知られる『PHP』のスキルを認定するPHP技術者認定試験について、見ていきたいと思います。 PHP技術者認定試験とは? 冒頭でも書いた通り、PHP技術者認定試験とはWeb開発を得意とするプログラミング言語であるPHPの知識・スキルを試される資格試験です。実施団体は2011年に設立されたPHP技術者認定機構という日本の社団法人です。 社団法人というと、少し胡散臭さを感じる方もいるかもしれません。しかし、協賛には、技術解説書で有名なオライリーメディアの日本法人である、オライリー・ジャパン、インターネットサービスプロバイダー(ISP)のニフティ、日本マイクロソフト、そしてNTTコミュニケーションズといった大手企業が名前を並べています。まっとうな団体だと言えるでしょう。 PHP技術者認定試験の中身を見ていくと、2020年3月現在、「初級試験」「上級試験/準上級試験」の二つの試験が行われています。いずれも、CBT(Computer Based Testing)方式のため、基本的には、年中いつでも受験可能です。 ※CBT方式とは、指定された試験会場のパソコンを使って試験を受ける方式です。情報処理技術者試験のITパスポートと同じ受験方法というと、イメージが湧きやすい方もいるかもしれません。 「上級試験/準上級試験」は7割以上の得点で上級、5割以上7割未満の得点で準上級という風に点数に応じて、認定される方式です。 さらにいうと、9割以上得点したうえで、所定の文章(論文)を添えて、PHP技術者認定機構に申請すると、「PHP 技術者認定ウィザード」の選考対象になります。提出された論文は、他の上級試験/準上級試験合格者に展開・有効性に関する投票が行われ、肯定的な投票結果が一定数を超えると、ウィザードの資格を取得することができるようになります。 PHP技術者認定試験 難易度を調査 試験の難易度ですが、初級試験から順番に見ていきましょう。 ①初級試験 初級試験は学生やWebデザイナー、新人プログラマーなど、初学者を主な対象としており、それほど難しくありません。認定教材である、オライリー社の『はじめてのPHP』からの素直な出題も多く、運営団体である、PHP技術者認定機構も、独学者の合格率は75%、認定スクール受講生の合格率は85%、という数値を一つの目安としています。 ②上級試験/準上級試験 上級試験/準上級試験は3年以上の実務経験のある、一人前のPHPプログラマーを対象にしています。そのため、初級試験から、一気に難易度が上がります。 実は準上級試験という区分が生まれたのは、2015年からで、それまでは上級試験と初級試験しかありませんでした。この二つの試験のレベル差があまりに大きかったため、準上級試験という“ギャップを埋める区分”ができたと言われています。 ③ウィザード ウィザード取得者は年に2、3人しかいません。論文の内容がウィザードと認定する水準に満たしていないという理由で合格者がいない年度、さらに、そもそも、応募者0人という年度すらあります。 PHPというプログラミング言語でソースコードが書ける、ということだけでなく『PHPの発展に貢献できる知識と発想力を持つこと』(PHP技術者認定機構HPから引用)が求められるのです。 PHP技術者認定試験 勉強方法を調査 基本的には初級試験であっても上級試験/準上級試験であっても、主教材を読み込んで、記載されているスキル・テクニックを理解し頭に入れたうえで、実際に自分でコーディングして、身に着ける流れとなります。 なお、主教材は初級試験の場合はオライリー社の『はじめてのPHP』、上級試験/準上級試験は『プログラミングPHP』(どちらもオライリー社の出版物)となります。 ちなみに、どちらも定価がそれなりにするため、ブックオフなどで中古本を買っても良いですが、“版”には気を付けてください。例えば、『プログラミングPHP』は2020年時点の最新版は2014年リリースの第三版です。2007年に発売された第二版から、いくつか記載が変わっています。 なお、学習時間ですが、初級試験はまったくの初学者の場合1~3か月、3年程度の経験者の場合、1日~1週間程度の学習を行って受験する方が多いようです。やはり、初学者の場合、最初から、ソースコードを書く感覚がつかめる人と、そうでない人で、学習時間に差がついてしまいます。 上級試験/準上級試験は上でもご紹介した通り、一気に難易度が上がるため、3年程度の経験者でも、1~3か月程度、時間数にすると、50時間~150時間程度の学習を行っている方が多いようです。 PHP技術者認定試験 転職で有利なのか? メリットは? 転職活動時、履歴書の資格欄が埋まっていないより、埋まっている方が良いに決まっています。 繰り返しになりますが、特にPHP技術者認定試験の上級・ウィザードは難関資格です。PHPの利用頻度が高い会社・現場への応募の際は、非常に効果のある資格だと言えます。 また、PHP自体、Webサイト開発案件で非常にニーズの高いプログラミング言語の一つです。求人件数も安定しています。 初級試験についても、IT業界で働きたいと考えている方が、自己アピールのために取得するのに“丁度良い資格”だと思います。 初学者の自己研鑽という意味でも、良い資格です。情報処理技術者試験と比較して、ITパスポートより難しく、基本情報処理技術者試験よりも簡単で、しかも、今後のITエンジニア人生で必須となるコーディングスキルを身に着けられる資格試験です。 そうしたことを勘案すると、PHP技術者認定試験は、転職で有利となる資格試験の一つと言って、間違いありません。 PHP技術者認定試験 そもそも必要なのか? 上記の通り、PHP技術者認定試験の取得にはメリットがありますが、正直ベースでいえば、必須の資格という訳ではありません。 もっというと、PHP技術者認定試験を取得していないからと言って、困る場面、不利になる場面はあまりない、というのが現実です。 PHP技術者認定試験を持っていなくても、PHPを巧みに操れるプログラマーはたくさんいます。そもそも、PHP技術者認定試験は2012年開始と歴史が浅いです。受験者数も限られています。「他の応募者はPHP技術者認定試験を取得していたのに、自分だけ取得しておらず、書類落ちになった」という状況は、まずあり得ません。 PHP技術者認定機構は怪しい社団法人ではないことは、すでにご紹介しましたが、やはり、国家試験である情報処理技術者試験や、MicrosoftやAWS、ORACLEなどの大手ベンダーが実施する各種ベンダー資格や、海外でも実施されている、LPIC やPMPなどよりも、転職市場で“格の低い資格”なのも事実です。 まとめ:PHPに関わっているなら一度は受験してみよう! PHP技術者認定試験に限らずですが、資格試験に合格するために学習した過程は一生の財産になります。また、自分でどれだけ「私は優秀なPHPプログラマーだ」と言ったところで、見せられる成果がなければ、意味がありません。 すでにお伝えした通り、PHP技術者認定試験は必須という訳ではありません。しかし、PHPに関わっているエンジニア、これから関わりたいと考えている人たちは、一度、受験しておいた方が良い資格試験なのは間違いありません。
データベースエンジニア

データベースエンジニアの需要は?平均年収1,000万? 徹底調査

データベースエンジニアとは データベースエンジニアとはデータベースのエンジニアです。 データベースとは辞書的には“検索や蓄積が容易にできるよう整理された情報の集まり”のことをいいます。 住所録や電話帳も原義ではデータベースですが、システムの世界でデータベースと言うと、データベース管理システム(DBMS)によって作成・整理された情報群のことを指します。 そして、データベース管理システムに精通した、あるいは特化したシステムエンジニアのことを特にデータベースエンジニアと呼びます。 ちなみに、情報処理技術者試験というITエンジニア向けの国家試験の中に、データベースエンジニアを対象にした「データベーススペシャリスト」という科目があり、その試験の受験者像、つまりデータベースエンジニアの姿は以下のように定義されています。 「データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者」 非IT業界の方には少々分かりにくい表現なので、もう少しかみ砕いて説明すると、そもそもとしてシステム開発は①企画・設計、②構築、③保守・運用の3STEPで分かれていますが、データベース管理システムの専門家として、①企画・設計ではどんなデータベースにするか考え、②構築では、実際に考えたデータベースを作り上げ、③保守・運用では使いながらデータベースを改善・改良できることができる人がデータベーススペシャリストだよ、ということをいっています。 「なんとなく、データベースエンジニアという人たちについて分かったけれど、彼らが操る、データベース管理システムって、結局、どういうものなの?」という方も多いと思うので、図書館の書籍検索・貸し出しシステムで具体的なご説明をします。 図書館の書籍検索端末でタイトルや作者の情報を入れたら、ヒットした本の一覧が出てくるわけですが、これは、図書館の全蔵書のタイトルや作者など、“どの本か見分けることができる情報”つまりは“キーワード”が記録された“図書館の蔵書リスト”を作っておく必要があります。 システム的な言い方をすれば“図書館の蔵書リスト”がデータベース(の一部)となり、登録された一冊一冊の本の情報が“レコード”、“どの本か見分けることができる情報”のことを“キー”と言います。 データベース管理システムの一つ目の仕事は、“図書館の蔵書リスト”に“本の情報レコードを追加・削除して、最新の状態に保つことです。 二つ目の仕事は、“どの本か見分けることができる情報”つまりは“キー”を使って、検索した利用者に対して、検索結果を返却することです。 データベース管理システムの三つ目の仕事として、すでにあるリストを組み合わせて新たなリストを作る、という仕事もあります。 図書館の書籍検索・貸し出しシステムで考えると、データベースには“図書館の蔵書リスト”以外にも“利用者リスト”というのも収録されているはずです。 そして、この二つのリストを組み合わせることで、“Aさんの貸し出しリスト”という、新たなリストが生まれるはずです。 ちなみに、システムエンジニアの分類の仕方として、基盤(ハードウェアなど周辺環境)を端とするエンジニアとアプリケーション(ソフトウェア)を担当するエンジニアに分けて、前者をインフラ系エンジニア、後者をアプリ系エンジニアに分類する方法がありますが、データベースエンジニアは、インフラ系エンジニアに分類されます。 データベースはそれ自体がソフトウェアではありませんが、ネットワークのようにソフトウェアが動くためには非常に大切なインフラの一つです。 平均年収はどのくらい? データベースエンジニアという呼び方は、システムエンジニアの中でもある役割を持つ方々に付けた通称のようなものであって、統計上の正式な肩書ではないので、公的機関の資料などから平均年収を割り出すのは不可能です。 また、なにを持ってデータベースエンジニアと名乗らせるかは、雇用企業の匙加減でもあるので、間違いなくデータベースエンジニアと言える「データベーススペシャリスト」の有資格者の年収を調べてみると、500~1000万円のレンジに収まっているようです。 ちなみに「データベーススペシャリスト」合格者の平均年齢は30代前半です。 有資格者として特別な手当てを受け取っていたり、昇格・昇進で恵まれていることもあると思いますが、高年収を期待できることがわかります。 そもそも需要はあるのか 今更ですが、データベースが必要なシステムってなにがあると思いますか? 図書館の書籍検索・貸し出しシステム以外にも、ネットバンキングやショッピングサイトなどでもデータベースが重要な役割を果たしています。 例えば、ログイン画面でユーザーIDとパスワードを打ち込むと思いますが、入力された値が正しいかどうか“データベースに問い合わせ”ユーザーIDとパスワードの組み合わせリスト“と突き合わせる、という作業をシステムは行っています。 あるいは、ショッピングサイトの【カートに入れる】はシステム的には、図書館の書籍検索・貸し出しシステムの“Aさんの貸し出しリスト”を作る、と基本的には同じ動きです。 銀行のATMからお金を引き出す際も、ATMが口座情報のデータベースに引き出せるか問い合わせを行うだけでなく、実際にお金が引き出されたら、データベースの更新も行っています。 このように、ありとあらゆるシステムでデータベースが必要であるため、データベースに強いエンジニアの需要はなくならないと言われています。 更に、近年はビッグデータ、そしてビッグデータを活用して新たな知見を発掘するAI(人工知能)の登場により、データベースの担う役割は重みを増しており、需要は上昇傾向にあるといえるでしょう。 ただし一点注意が必要で、“データベースエンジニア”としての採用は減り、募集職種としては“インフラ系エンジニア”で、特にデータベース周りお任せします、という形での採用が増えているように思います。 システム開発にデータベースを使うのが当たり前となり、インフラ系エンジニア・アプリ系エンジニアを問わず、多くのシステムエンジニアがそれなりにデータベースを扱える時代になったため、データベースしか分からないエンジニアには需要がなくなった、とも言えるかもしれません。 どの業界・業種で活躍できるか データベースエンジニアが活躍する業界としては、まずはIT業界です。 Webシステムなどの小中規模システムはもちろん、POSシステムなどのエンタープライズ向けの大規模システムでもデータベースが必要なので、それらを構築するシステムインテグレーターやベンダーなどで活躍することも十分に可能です。 また、納品されたPOSシステムなどのエンタープライズシステムを利用する非IT企業においても、保守・運用要員としてデータベースエンジニアが必要になるため、社内システムエンジニアとして活躍する可能性もあります。 また、ビッグデータやAI(人工知能)でもデータベースが必要なため、それらの利用や調査研究を行っている企業からも一定の需要があります。 これらデータベースエンジニアの活躍の範囲はIT業界に限られません。 まとめ:非常に可能性のある職種の一つ 今回は、データベースエンジニアについてご紹介いたしました。 近年、ビッグデータやAIなどの登場でデータベースを取り巻く環境が変わってきましたが、それに対応するようにNoSQLデータベースがシェアを拡大するなど、データベース自身も変化してきています。 非常に可能性のある職種の一つだと思いますので、習得するべき知識は多いですが、興味を持った方は、ぜひ目指していただきたいと思います。
データベースエンジニア

DBエンジニアの仕事とは? 年収や必要な資格などを徹底解説

「エンジニア」と呼ばれる仕事の種類の多さに、うんざりしてしまうことはありませんか?ほとんど経験を持たない側からすれば、「どのエンジニアが自分に向いてるんだ?」「このエンジニアはどんな仕事をするんだ?」と不思議に思うことも多いかもしれません。 そこでtechcareerでは、「エンジニア」と名前のつく仕事の種類を21個に分類し、それぞれの仕事内容や必須資格などについて解説しています。この記事で取り上げるのは、『データベースエンジニア』。 どんな仕事を担当していて、どのくらいの年収がもらえるのか、チェックしてみましょう。 データベースエンジニアとは 「ビッグデータ」と呼ばれるような、膨大な数のデータを整理・構築し、検索すればすぐにヒットする状態を整えるのが、データベースエンジニアが携わる仕事のイメージです。SQLという言語を用いて、データベース(DB)の設計・開発から、その活用方法までを担当するエンジニアといえます。 他に情報を蓄積するだけでは、後から検索したり統計グラフを作ったりするのに非常に使い勝手が悪いことはイメージできるでしょう。そこで、データベースエンジニアがスキルを発揮し、まるで本の目次のようにインデックスをつけたり、ジャンルごとに本を並び替えたりといった、図書館司書のような役割を担っているともいえるでしょう。 データベースエンジニアの数は決して多いわけではないため、高い専門性を持ったデータベースエンジニアは、あらゆる業界で重宝される存在となります。唯一無二のスキルを身につけたいと考える場合には、データベースエンジニアというキャリアを目指すことも有効な手段です。 具体的な業務内容 データベースエンジニアの仕事内容は、大きく分けると3つ。 1つは、データベースの「設計・開発」です。ソフトウェア開発を中心に、クライアントが求めるデータベースの構築をサポートする業務です。どんなデータを扱うかによって、その企業にとっての最適なデータベースというのは異なってきます。 したがって、クライアントとの打ち合わせを重ねてヒアリングを進め、クライアントが本当に求めるデータベースを構築する必要があるのです。会社の事業全体に関わることもしばしばありますので、時にはIT担当者のみならず、役員や事業責任者、マネージャーなどと意見交換する機会も増えてきます。 扱うアプリケーションとしては、MySQL、SQL Server、Oracle Databaseなどがあげられます。こうしたツールの扱いに慣れておくことが、データベースエンジニアの第一ステップといえるでしょう。 データベースエンジニアが果たす2つ目の仕事内容は、データベースの「管理」です。円滑なデータベース運営のためには、適切な方法でデータの管理を行なう必要があります。具体的には、データを保管しているサーバーを最適化したり、効率化を図ることにより、データベースの管理を担います。 また企業が持つ資産ともいえるデータベースが、万が一にも消失してしまわないようにバックアップを取り、サイバー攻撃などの脅威から守るセキュリティ対策を施すこともデータベースエンジニアの職掌の範囲内です。 最後に、データベースの「運用」も、データベースエンジニアが担当します。日頃からデータベースを監視し、トラブルが起こった際にはすぐに復旧対応を行ないます。企業によってはデータベースにアクセスできなくなることで、事業が完全にストップしてしまうことも考えられますので、迅速かつ正確な運用が求められます。 気になる年収は データベースエンジニアはその絶対数が少ないことから希少性が高く、年収は高めに推移することが見込まれます。具体的な数字でいうと、他のエンジニア系職種に比べておよそ2割ほど高い年収レベルです。 20代から400万円ほどの年収を手にできるところもあり、30代なら500万円以上、40代になると600万円以上の年収がスタンダードとなってきます。できるだけ高い年収を得たいと考えている方にも、データベースエンジニアは最適と考えられます。 ただしこれらの数字はあくまでも平均の数字であり、その人自身のスキルや経験により左右されることも大きい点に注意しましょう。データベースエンジニアとしての技術を極め、高い専門性を活かしてITコンサルタントなどの上位職を目指すことにより、1,000万円以上の年収も見えてきます。 必要な技術/資格 データベースエンジニアに転職したいと考える場合には、まず「基本情報技術者試験」「OracleMaster」「MCP」といった資格を持っていると、面接時に有利に働く要素となるでしょう。 データベースに関する知識が欠かせませんので、MySQL、SQL Server、Oracle Databaseといったアプリケーションの扱いに精通し、世界で用いられているデータベースシステムに関する深い造詣も備えていることがベターです。 これはの知識は大学で学ぶこともできますし、参考書を用いて独学することも可能です。民間のスクールに通ったり、 IT系の資格の専門学校を利用することでスキルを磨いてもよいでしょう。 なお、新卒で入社する人が担当することの多い「システムエンジニア」「プログラマ」といった職種からのキャリアアップは、開発の内容がまったく異なることから、あまり推奨されるものではありません。もちろんITに関する知識が技術習得時に有利に働くことはあるものの、ゼロベースでデータベースに関する勉強に臨む姿勢が必要となります。 活躍できる業界 データベースエンジニアが活躍できる業界は、基本的にIT業界に限られます。データベースの構築を専門とする企業へ就職し、さまざまな業界のクライアントに対応しながら経験を積むことになるでしょう。 知識やスキルを磨くことで、 IT業界以外の会社のIT担当や、データベース担当として活躍できる可能性も高くなっていきます。また上位職種であるITコンサルタントなどにキャリアアップできれば、業界を問わず活躍できる可能性がさらに高まります。 IT業界以外でも活躍したいと願うなら、必ず身につけておきたいのがコミュニケーション能力や対人折衝能力です。立場が上であれば自然とクライアントとの打ち合わせやミーティングに参加する機会も増えてきます。 そこでクライアントのニーズをしっかりと汲み取り、最適なデータベース構築を実現できるエンジニアこそ、市場で高く評価される人材となれるのです、。 将来性は? データベースエンジニアの担当業務であるデータベースの構築・管理は、業界を問わずその重要性が認識されつつあります。ただし、データベースを専門としないアプリケーションエンジニアやサーバーエンジニアといったスタッフが、データベースの管理業務も兼ねることが増えてきており、データベースエンジニア単体での募集が減少傾向にあるとされています。 したがって、今後も活躍できるデータベースエンジニアになるためには、データベースという得意分野だけを磨くのではなく、アプリ開発やITインフラに関する知識も備えた、マルチスキルな人材となることが望ましいです。 データベースは使えるうえ、ネットワークやサーバーにも精通し、アプリやWebサービスを開発できるエンジニアとなれば、どんなIT企業からも声がかかる人材へとランクアップすることができます。データベースを専門とするエンジニアの絶対数が少ないだけに、上記のような人材を目指すことで、より市場価値の高いエンジニアとなるでしょう。 まとめ:稀少性の高い人材 エンジニアと名のつく仕事の中でも、データベースエンジニアと呼ばれる種類の職業について、その仕事内容などを解説してきましたが、いかがだったでしょうか? 専門性の高いデータベースエンジニアの絶対数は少ないとはいえ、データベースを扱えるエンジニア人材は多くなっているため、決して将来が安泰というわけではありません。しかし、アプリやITインフラに関する知識を兼ね備えることで、稀少性の高い人材として高額な報酬や好待遇を手にできる可能性が高まるのです。 そんなデータベースエンジニアを、今後のキャリアビジョンの参考として考えてみてはいかがでしょうか?
Vue.js

Vue.jsのメリットデメリットは? できることって何?

「Vue.js」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?これは「ビュージェイエス」と読むJavaScriptのフレームワークの1つで、イメージとしてはjQueryのような存在です。 この記事では、近年増加しているJavaScriptフレームワークの一種であるVue.jsについて、初心者向けに丁寧に解説していきます。 Vue.jsとは? Vue.jsは、WEBサイトにおけるUI(ユーザーインターフェース)を構築できるJavaScriptフレームワークです。「フレームワーク」という言葉に耳慣れない響きを感じる方もいるかもしれませんが、フレームワークというのは開発に必要な機能をまとめてセットになっているソフトウェアのこと。 単にJavaScriptだけを使って開発を行うよりも、Vue.jsのようなフレームワークを活用しながらコードを書くほうが、効率を何倍にも高めることが可能です。また、Vue.jsの特徴の1つとして少ないコードで開発できるという点があるため、開発にかける時間や労力の短縮につながります。 ところで、そもそもJavaScriptというのはどんな言語か説明できますでしょうか?JavaScriptはフロントエンド開発で用いられるプログラミング言語の1つで、私たちが普段使っているブラウザのほぼすべてで動作するのが特徴。 ちなみにフレームワークと混同されがちな言葉として「ライブラリ」というものがありますが、こちらはフレームワークよりも小規模な開発支援ツールと理解しておくとよいでしょう。 JavaScriptのフレームワークとして一番有名なのは、jQueryですね。jQueryは導入コストが少なく多くの開発現場で使われていますが、自分でDOM操作を行う必要があるというデメリットが存在します。従来のようなWEBアプリではなく、1つのページだけで完結するSingle Page Applicationが主流となっている昨今では、jQueryは使いにくいと感じるシーンも多くなりました。 そこで注目を集めているのが、Vue.jsのようなDOM操作を自動化できるJavaScriptフレームワークです。Angular、Reactといったフレームワークと同様に、フロントエンド開発を効率的に進めることができるフレームワークとして使われる機会が増加しているのです。 そうした数あるフレームワークの中でもVue.jsは導入が比較的簡単で、気軽に使い始めることができるという特徴があります。今後も伸びていくJavaScriptフレームワークとして期待されており、初心者が新たに学ぶにも適したフレームワークと言えます。 使用するメリット・デメリットは? 次に、Vue.jsを開発で使用することで得られるメリット・デメリットについて解説していきましょう。 (1)学習コストが少ない まずVue.jsの大きなメリットとして、学習効率がいいという点があげられます。AngularやReactのようなフレームワークと比較すると規模が小さいため、学ぶべきことはそれほど多くありません。JavaScriptやjQueryを学んだことがある人なら、数時間学習するだけで開発に利用できるようになるでしょう。 そもそもVue.jsは構造が単純なつくりになっており、理解するのも容易。現在人気が高まっていることもあって、日本語のテキストやブログ記事なども充実しています。なにかわからないことがあってもリファレンスが数多くあるため、学習がしやすいメリットがあるんですね。 その意味では、HTMLとCSS、JavaScriptの基礎を学んだらすぐにVue.jsを学び始めるべきと言えます。もし必要があれば、ほかのフレームワークに関しても学んでいきましょう。 (2)開発を効率化することが可能 Vue.jsに独自搭載されているDirectiveのおかげで、DOM (Document Object Model)操作を自動化できるのも大きなメリットです。jQueryよりも簡潔なわかりやすいコードですむようになるため、全体のコード記述量を減らして開発スピードを高めることができるのです。 (3)シンプルで小規模開発に向いている jQueryと同じように、Vue.jsはコードを1行書くだけで簡単に使い始めることが可能です。シンプルで学習コストも低いことから、小規模な開発では大きな効果を発揮してくれるでしょう。 一方で、Vue.jsが得意なのはSingle Page Applicationの開発で、大規模な開発には向かないというデメリットもあります。規模が大きなサイトを開発するなら、AngularやReactのようなフレームワークを選択することがおすすめです。 Vue.jsの需要は? 今後伸びる? 学習コストが低く導入が容易で、シンプルなコードで使い始められるVue.jsは、今でも数多くの企業で使われています。たとえば国内でも、DeNAやLINE、GMOペパボなどIT大手で採用されている実績を持ちます。 Vue.jsの需要は今後も高まり続けると予想されますし、シェアもどんどん拡大していくと予想されます。今はJavaScriptフレームワークといえばjQueryが代表的ですが、近い将来「JavaScriptフレームワークといえばVue.jsだ」と認知される時代が来るかもしれません。 実際、Vue.jsを使う開発案件も増加傾向にあります。これから安定して稼げるフロントエンドエンジニアを目指したいと考えるなら、学習しておいて絶対に損はありません。 テクフリを活用しよう 「でも、Vue.jsを使う開発案件ってどこで見つければいいのかわからない」 そんなふうに感じることがあるかもしれません。特にフリーランスエンジニアの場合は、開発業務で忙しくて新たな案件を探してきたり、営業に行ったりする時間が取れないケースもよくあります。交渉や折衝が苦手で、コミュニケーション力にも自信がない方は多いでしょう。 そんなときには、フリーランス向けの「エージェント」を活用するという方法もおすすめです。エージェントはあなたの代わりに案件を探し、あなたの希望にマッチした仕事を紹介してくれる点が大きな特徴。 techcareer magazineでも、フリーランスエンジニア・クリエイターのための案件情報サイト「テクフリ」を運営しています。 テックキャリアフリーランスでは、10年以上の業界経験を活かし、ただのお仕事紹介ではなく『バリューアップ』をコンセプトにした手厚いサポートで、エンジニアやデザイナーの一人ひとりをご支援しています。 現在は正社員として働いているが、将来的にフリーランスになりたいと考えている方、フリーランスから正社員に戻りたいと考えている方、どちらにもエージェントが真摯に対応しています。 もちろん、単に情報収集目的で利用していただいてもOKです。登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひテクフリをチェックしてみてください。 まとめ Vue.jsは、学習コストが低く簡単に使い始めることができる、今大注目のJavaScriptフレームワークです。今から学習しておけば確実にあなたの力になりますので、まずは公式サイトのドキュメントをチェックしてみることからスタートしてみましょう。
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